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2019年7月27日 (土)

再び迷う

これまで何度も迷ってきたことですが、宿題は必要なのかどうか、最近また迷っています。
もちろん、子ども自身が進んでやってくれる分にはよいのですが、もし嫌々やっている子がいるなら、その子にとっては宿題をしても身に着くものはごく僅かなのかもしれません。

脳科学では、楽しいなど、「快」の感情を伴ったことは記憶に残りやすい一方で、不快な感情を伴ったことは見に付きづらいと言われているようですし、実際、自分のことを振り返っても、好きな教科はやればすぐに覚えられる一方で、興味がない教科はやってもなかなか覚えられず、どうにか覚えてもすぐ忘れてしまうということもよくありました。

教室で宿題を出すのは、レッスンが週1回だけなので、やったことを忘れないようにという意味もあるのですが、例えばおうちの方がお尻を叩かなければやらないような子に、それでも宿題をさせる方がいいのかどうか、嫌々やっても結局大して身につかないのであれば、いっそ宿題はなしにした方が親子とも不必要なストレスを感じずに済むのかもしれません。

例えば、教室ではとても一所懸命頑張ってくれる子が、宿題はやってきてくれるものの、明らかに適当にやったんだなと思うほど間違いを連発していたりするのを見ると、家ではなかなか集中できないものなのかもしれないと(それは身をもって感じていますし)思うだけに、宿題どうしようかなぁと。
今日のレッスンの子のひとりも、教室ではかなりしっかりできるようになっているものが、宿題でやってくるとボロボロということがあり、教室で直しをしてもらえば助けなくてもほぼ直せるという状態がこのところ続いているもので、またちょっと迷い始めています。

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