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2019年7月31日 (水)

7月最終日

夏休みになって早10日余りが過ぎました。
夏休み中は連日イレギュラーがあるので、毎日予定表を確認しつつ、翌日の準備をし、レッスンをする状態が続きます。
レッスン時間も1時間の子もいれば75分、90分、105分、120分の子もおり、更には同じ子でも、振替などの加減で時間が長い日と通常の日があったりと、衰え行く記憶力ではとても覚えていられません。(汗)

ひとまず夏休みの4分の1ほどは予定の組間違いなどもなく、無事に終えられました。
一気に暑さも厳しくなりましたが、8月も元気に乗り切りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2019年7月30日 (火)

楽しみではあるけれど

先日から来てくれている4年生さんは、これまで数年間有名なプリント反復の教室に通っていたそうで、小5の内容の途中まで終わっていると伺っていました。
ただ、その教室では計算問題しかしないということは色々な方から聞いてもいましたので、まずは4年生の学習内容で既に知っているものと知らないものを確認し、今日のレッスンではまだ知らない内容のうち、夏休み明けに学校でしそうなところを少し一緒にしてみました。

ひと通りおさらいを兼ねて確認できるようにと思い、基本の教科書ワークもしてもらおうと用意したので、問題自体はそう難しいものではなく、ご親切なことにワークに既に線分図まで描かれているような問題から始まりました。

85ページの本を2日で読み、2日目の方が15ページ多い場合、1日目、2日目それぞれ何ページ読んだかというのが最初の問題だったのですが、その問題のところには線分図が2本。1本目より2本目の方が長く、その長さの差のところに15ページと書かれており、合わせて85ページということまで、つまり、書く必要のあることは全て書かれている状態でした。
体験レッスンやここ2回ほどのレッスンの印象では、そこまで書かれていればあっさり解いてしまうのでと思っていたのですが、全く予想に反して、とりあえず何か考えているようではあるものの、いつまで経っても答えに辿り着きません。合わせると85ページにならない答えであったり、差が15ページになっていない答えであったりと、答えを4、5回は書き直したでしょうか。

その姿を見て、これは思ったよりプリント反復に毒されている可能性があるなと思い、敢えてやり方は教えず、しばらく試行錯誤してもらいました。そのうち正解に辿り着いたので、似たような考え方でできる次の問題を考えてもらったところ、再び何度も何度も答えを書いては確かめ、数が合わないことが分かるとまた書き直しては確かめるということを繰り返していました。
その問題にも既に線分図が描いてあるにもかかわらず、その図が「見えて」いないのか、見る気がないのか、とにかく適当に当てはめては確かめるということをしているように見えました。

そこで、「もしかして、さっきの問題も適当に当てはめてたら数が合ったの?」と尋ねると、そうだと言います。当然今の問題も同じように適当に置いてみて合うかどうか確かめているのでしょう。

「図が描いてあるのに、それは見ないの?」というと、ようやく「見た」のでしょう。何か少し考えているような雰囲気になりました。そして、その後答えに辿り着きました。

この子の場合、多少の声掛けで図を見て何か考えたようでしたので、毒が抜けるまでにそう時間はかからないのではないかと思いますが、少なくともこれまで、じっくり考えて問題を解くという経験はあまりしていないのだろうなと思えるのは少し気の毒にも思いました。

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2019年7月29日 (月)

進路の話

今日はレッスンが3つ、うち1つは中2さんがひとりだったのですが、結構練習がきつい部活動をしていて、その影響なのか何なのか、ここ最近やたらとミスが目立ってきていました。
数学のテストでもミスがかなりあったようで、おうちの方が本人に話をしたところ、分かっているのにうっかりミスをしただけだからというような反応で、点数が伸びなかったことも気にしていないようだとのこと。
その反応自体は、その昔、私自身がそうだったので(テストの点が悪くても理解できていれば気にならないという)、気持ちは理解できるものの、私の場合、受験や高校の違いなどについてあまりにもわかっていなかったので、あのとき、担任が無理矢理進路を決めてくださらなければ、今の自分はないだろうと本気で思うほどですから、響くかどうかは分からないものの、中2の段階で話をしておいたほうがいいかもなとも思っていました。

そして、今日はマンツーマンのレッスン。真面目に取り組んでいるようには見えるものの、かなりの頻度で計算ミスなどをしていたので、いい機会だなと思い、進路についての話をしました。

昔の私のように、その子も特に行きたい高校があるわけではなく、テストの点が悪くても気にならないとのことでした。
ただ、恐らく今の時代は生徒本人の気持ちを尊重するという先生方も多いそうですから、仮に私が今の時代の生徒であれば、制服で選んだ第1志望の、偏差値でいえば上の下か中の上かというあたりの高校に進学し、高校でお膳立てされた勉強をそれなりに真面目にして、その結果、自分がいきたいと思った大学には行けなかった(もしくは浪人して予備校に通うなどする必要があった)かもしれません。

もちろん、中学時代にその話を聞かされていたとしても、自分の考えがどれだけ変わったかはわかりませんが、高校は義務教育でなくなるため、学校によって使う教科書も違えば、授業の進度、難易度も違う。いわゆる「偏差値が低い」といわれる高校に進めば、場合によっては中学校の勉強のおさらい、やり直しのようなことをする可能性もある。仮にそうであれば、自分で塾や予備校に行くなどしなくてはとてもではないけれど大学受験で国公立や広く名の知られた私立とかにはいけない。
そういうことを早くから聞かされていたら、自分が目指す方向によっては、少しでも偏差値が高い学校に行ったほうがよさそうだと思う子もいるのではないかと。

何より、知らずに受験をして、後から後悔するのと、知らされていたけれど、それでもいいと自分の意思を貫いて受験をするのとでは、やはり大きな違いがあるのではないかと思います。

今日その子にはなしたことがどれだけ響いたかはわかりませんが、何かのきっかけになったらいいなと思います。

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2019年7月28日 (日)

オフ

今週はお休みは今日だけ。
明日は結構ばっちりレッスンが入っています。

しかし持ち帰った仕事はやはりろくに進まず…。
明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2019年7月27日 (土)

再び迷う

これまで何度も迷ってきたことですが、宿題は必要なのかどうか、最近また迷っています。
もちろん、子ども自身が進んでやってくれる分にはよいのですが、もし嫌々やっている子がいるなら、その子にとっては宿題をしても身に着くものはごく僅かなのかもしれません。

脳科学では、楽しいなど、「快」の感情を伴ったことは記憶に残りやすい一方で、不快な感情を伴ったことは見に付きづらいと言われているようですし、実際、自分のことを振り返っても、好きな教科はやればすぐに覚えられる一方で、興味がない教科はやってもなかなか覚えられず、どうにか覚えてもすぐ忘れてしまうということもよくありました。

教室で宿題を出すのは、レッスンが週1回だけなので、やったことを忘れないようにという意味もあるのですが、例えばおうちの方がお尻を叩かなければやらないような子に、それでも宿題をさせる方がいいのかどうか、嫌々やっても結局大して身につかないのであれば、いっそ宿題はなしにした方が親子とも不必要なストレスを感じずに済むのかもしれません。

例えば、教室ではとても一所懸命頑張ってくれる子が、宿題はやってきてくれるものの、明らかに適当にやったんだなと思うほど間違いを連発していたりするのを見ると、家ではなかなか集中できないものなのかもしれないと(それは身をもって感じていますし)思うだけに、宿題どうしようかなぁと。
今日のレッスンの子のひとりも、教室ではかなりしっかりできるようになっているものが、宿題でやってくるとボロボロということがあり、教室で直しをしてもらえば助けなくてもほぼ直せるという状態がこのところ続いているもので、またちょっと迷い始めています。

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2019年7月26日 (金)

共感

私自身、子どもの頃は手のかからない子どもだったようですし、物心ついてからも、親に勉強しなさいと怒られた記憶がありません。
もしかすると多少は言われたのかもしれませんが、覚えているのは、4年生ぐらいの頃に、宿題したの?などと聞かれることが嫌で母に、宿題をしなくて学校で怒られるのも困るのも私だし、怒られるのは嫌だからやるので、勉強のことは何も言わないでと頼んだことぐらいです。

その後、今思えば母はよく我慢してくれたなと思いますが、勉強したの?とかしなさいとか言われた記憶はなく、中学にあがって試験で(特に地理・歴史の実力テストなどでは)普段あまり目にしないような点を取ることもあったものの、そんなときでも「次はがんばりなさい」というにとどめてくれていました。

塾などに行ったことのない私は、勉強といっても学校の宿題と通信教材をするぐらいで、その通信教材も中学では1,2年の分はほぼ全てため込んで、中3でまとめて片づけたような記憶もうっすらとあるぐらい、決してよく勉強する子どもではなかったと思います。

ですから、小さい頃から塾や教室に通ったり、おうちでたくさんの教材に取り組んだりしている子達を見ると、すごいなぁ、えらいなぁと思います。そんな小さいうちから学校以外の勉強をしていることだけで、私から見れば十分えらいと思うのです。

それでも、以前は上述のように「宿題をやらなくて怒られるのは嫌」だから、勉強が好きなわけではないけど宿題はする子どもだった私には、おうちで宿題をやらず、お母さまとバトルが勃発するというようなお話を伺うと、怒られるぐらいならやればいいのに、なんでだろうと思っていた時期もありました。

しかし、歳のせいなのかなんなのか、ここ数年、家では全くというほどがんばれなくなってきて、仕事を持ち帰っても結局そのまま次の日持っていくようなこともあり、少し子どもががんばれない気持ちがちょっと想像できるようになりました。
がんばれない自分にはしばしば自己嫌悪を感じますし、ちっとも嬉しくありませんが、子どもに対して共感できる範囲が広がったと思えば悪いことばかりではないのかもと思ったりもします。

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2019年7月25日 (木)

待ってあげてほしい

体験レッスンに来られたお父様やお母様には、初めてでお子さんが緊張するかもしれないので、お子さんがそのほうがよければすぐ傍に座って頂いてレッスンを見て頂くことがあります。

そんなときに、これまで何度も感じたことなのですが、熱心な保護者の方が、まだそのタイミングで声をかけたら早過ぎますよ~~~!!というタイミングでお子さんに声をかけてしまわれることがあります。その割合は決して少なくありません。

私が見ていると、まだ子どもが考え始めたところぐらいの感触であったり、ちゃんと考えていると思えるような段階なのですが、「どう考えたらいい?」とか「こことここを合わせるんだったでしょ?」などと、もちろん、お子さんにためによかれと思って、助け舟を出されるのです。

ですが、それはほとんどの場合、お子さんが考えようとしていることの邪魔をしています。
保護者の方によくお話しするのですが、特にまだ小さい子達は大人が想像している3倍とか5倍とか、お子さんによってはそれ以上に「考える時間」が必要です。それは私自身が教室を始めた頃に何度も子ども達に驚かされて、ようやく気づいたことでもありました。

たまたま数人の子がということではなく、小さい子達の大半が、初めは驚くほど時間をかけてようやく考えがまとまる、答えに辿り着くという状態でした。でも、それを邪魔せず、じっくり待って、きちんと最後まで考えさせてあげることを繰り返しているうちに、気づけば考えるのに必要な時間が短くなっているということも本当に何度も目の当たりにしました。

大人は待ってあげたつもりでも、子どもにとっては考えている途中で邪魔をされたという状態が何度も何度も繰り返されれば、当然子ども達はじっくり考えようとはしなくなるでしょうし、特に勉強を楽しいと思えていない段階の子であれば、適当に時間をやり過ごして、大人が助けてくれるのを待つようになるでしょう。

私は塾講師時代、子ども達にわかりやすく説明をすることに尽力したことが子ども達の足を引っ張っていたと気づいたとき、激しく後悔をしました。わかっていなさそうだと、よかれと思って助け舟を出していたタイミングも今思えば早過ぎたのだろうと、そのことも後悔しました。
大好きな子ども達に対して、よかれと思ってしたことが、結果的に足を引っ張っていた可能性が大きいと気づいたときは、過去に関わった子ども達みんなに謝っても謝り切れないと、本当に申し訳なく思いました。

親御さんたちにとって我が子は、私が教室の子ども達を大事だと思う気持ちとは比べ物にならないぐらい大事な存在なのだろうと思います。
だとすれば尚のこと、自分がよかれと思ってしていることが、結果的に愛する我が子の足を引っ張っているかもしれないということは、耐えがたいのではないかと思うのです。

親御さんたちは日々お忙しいことと思いますし、親子さんではなかなか勉強がうまく進まないというお話もよく伺います。
ですが、お子さんが大事であれば、アドバイスをしようと思ってから、最低でもその3倍ぐらいの時間は我慢してから声をかける。よかれと思っても安易にヒントは与えない。考えている邪魔をしない。
そういうことを意識して頂けたら、きっとご家庭での学習でもよりよい成果が得られるのではないかなと思います。

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2019年7月24日 (水)

パズルは組めたものの。

人数は決して多くないのですが、夏休みはご旅行その他での振替があったり、夏の間時間を延長のご希望を頂いたり、回数の追加をして頂いたりと、毎日来る子達が定まらず、時間帯もバラバラ、レッスン時間も1時間の子、75分の子、90分の子、2時間の子と、なかなかに複雑なスケジュールになっていて、今日も何度予定表を確認し、何度時計を確認したことか…。(苦笑)

そうこうしているうちに、短期のレッスンのご希望を頂いたり、お待ち頂いていた方にようやくこれから予定をお知らせしたりで、まだしばらくは予定が変動しそうなので、予定表記入の際、何度も何度も確認はしたものの、記入漏れやダブルブッキング、記入間違いなどをしていないか、それも不安です。

ご迷惑をおかけすることのないよう気を付けますが、連絡がないとかいうことがございましたら、ご遠慮なくお知らせください。
今日もバタバタのうちに23時近くなってしまったので、内容のない更新で失礼いたします。

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2019年7月23日 (火)

夏休みレッスンスタート

実際は土曜から夏休みが始まっていますが、レッスンの予定が大きくイレギュラーするのは今日からで、これから当分は予定表を何度も見ながら、予定を確認しながらの日々になりそうです。

短期でレッスンをご希望頂いている方がたにもなかなか予定をお知らせできず大変申し訳ありません。
今日でようやくほぼ予定が確定しましたので、順次ご連絡させて頂く予定です。(しかし、なぜかこのところやたらと眠く、家に帰ると仕事が進まない状況なのですが…。)

夏休みになると同時ぐらいに、本格的な暑さが訪れた感じですが、それでも去年に比べると今年はまだ随分過ごしやすいのかなとも思っています。
夏の間子ども達が元気にレッスンに来てくれるのを楽しみにしています。

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2019年7月22日 (月)

思いがけない出来事

先日のあるレッスンでのことでした。
中学受験のため、急遽今月いっぱいでお別れが決まった子は、当初思うように意思の疎通が図れず、お互い辛い時間を過ごし、その後いい状態でレッスンができるようになった経緯があったため、このタイミングでのお別れは全く想像していなかった分、寂しさもひとしおだったのですが、その子がレッスンの途中でおもむろに「先生の携帯番号教えて」と言ってきました。

小学生の男の子ですし、これまでお別れした子達にも携帯番号を聞かれた記憶はないだけに、余計にびっくりしたのですが、「なんで?電話くれるん?」と尋ねた私に「うん、別の塾行っても、また勉強見てくださいってなるかもしれんし」との答えが。
「だったら教室の番号でいいんじゃない?お母さんたち知ってるよ?教えた方がいい?」と聞くと「お願いします」と。

教室の電話は不在時には携帯に転送しているので、名刺をあげてその旨を伝えると「ありがとうございます!」と言って、電話番権号のところを四角で囲み、すぐにパスケースにしまっていました。
その子は感情表現が控えめなので、本当に思ってもみない言動だったのですが、寂しいのは私だけじゃないんだなと、とても嬉しく思いました。

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2019年7月21日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2019年7月20日 (土)

大変遅くなりましたが

本日夏休み中レッスンに変更がある方に全てメール差し上げました。
何度もチェックしたつもりではありますが、うっかり無理な日時に振替や追加レッスンを入れてしまっているといけませんので、メールが届きましたら至急ご確認頂けましたら幸いです。

既に夏休みになってしまい、大変申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2019年7月19日 (金)

遅れていて申し訳ありません。

夏休みのアンケート、お配りするのが遅くなりましたため、こちらの都合で決めた期限までにご回答が揃わず、揃わないことには決められないところもあり、ご連絡が遅れております。
大変申し訳ありません。

既に終業式になってしまいましたが、今日明日中には振替その他のご変更のある皆様にご連絡差し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2019年7月18日 (木)

先生孝行?

ある中学生さんのお話です。

小学5年の途中から、受験塾で算数が伸び悩んでいるということで、並行してきてくれることになった子が受験を終えても継続して通ってくれているのですが、前回、初めての中間テスト前テスト対策で幾何の範囲を一緒にしたとき、元々図形があまり得意な子ではないので、なかなか危険な状態で、内心不安を感じていました。更に、国語は一緒にしていないものの、文法のテストがあるけど全然わからないというので、ほんの10分か15分ほどざっと説明をし、翌日の試験に臨みました。
すると、幾何も高得点、文法の試験は満点に近い出来だったとのことで、びっくりしました。

そして、今回の期末前も、幾何の正多面体などのところを一緒にしながら、その時点ではかなり不安もあったのですが、試験明けに来たときの報告が、幾何のテストの最後の問題、できたのは自分一人で、ここで多面体のところをやったからわかったと。

もちろん同じ問題をやったわけではありませんし、何かコツを教えたというほどでもないのですが、こんなにもきちんと結果につなげてくれるこの子はなんて孝行者なのだろうと思ってしまいました。(笑)

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2019年7月17日 (水)

理屈ではわかるけど、ただ寂しい

3年前の夏頃、ある診断がついていて、お困りごとがある子が来てくれることになりました。
言葉に対する弱さもお困りごとのひとつで、当初は問題を考えられていないのが見てわかるので、助けようと声掛けをしても全くこちらの言葉を聞いてもらえず、今日もほとんど無力だった、今日も何も役に立てなかった…そう感じるレッスンがしばらく続き、これは本当に私では何も役に立たないのではないかと思い詰めたある日、まだ3年生だったその子と真剣に気持ちをぶつけあったことがありました。

もちろん、それが何か解決につながったとか、事態が好転すると感じられたなどということはなかったのですが、なぜかそれ以降「はい、聞いて!」というと、その子なりに聞こうとしてくれるようになり、それからはどんどん変化が見え始めました。
学校でも、おうちでも明らかに色々なことがよい方向へ変わったとおうちの方から伺ったときは本当に嬉しく、実際、苦手だった国語も、この程度の出来の子は学校に結構たくさんいるだろうと思うぐらい、少なくとも学校では困らなくもなったようです。

嬉しい変化はたくさんあり、元々優しい子だったので、よりその子の魅力が前面に出てきたような印象を受けていました。
それに伴い、おうちの方がその子の将来を考えて、地元の公立のマンモス校に進むより、手厚く見てもらえそうな中高一貫の中学に行く方がいいのではと思うとのことで、5年生の夏頃に突然、受験をするというお話を聞かされました。

本来はその時点でお別れを覚悟したのですが、うちを辞めるつもりはないとのことで、おうちでも色々ご協力頂く形で一緒に受験算数、受験国語をしてきました。
ただ、理科は私は見られないこともあり、理科は近所の塾に行き始めたと少し前に伺っていて、元々その子は市外から来てくれていたので、ここまで通うのに費やす時間なども勉強に向けるほうがいい(そのほかもっと色々お考えになられた上でのことですが)と思うとのことで、理科を受けている、受験指導ができる塾に一本化することを決めたとご報告を受けました。

理屈では全く持ってその通り、その子自身の負担を考えても、あっちこっちに通うより近くの塾に一本化できる方がいいのは間違いありませんし、受験指導の経験がほぼない私が見るより安心もできると思うので、全く反対する理由はありませんし、いわゆる「普通の」塾でやっていけそうだとおうちの方達が思えるぐらいになったことは喜ぶべきことだと思っているのですが、個性的で本当に可愛い子で、何より当初お互い半泣きになりながらレッスンをしたところから始まっているだけに、突然のお別れに今日は1日ちょっと落ち込んでいます。

でも、あと半年しかありませんから、何としてもその子が希望の進路に進めるよう、陰ながら祈ることにしようと思います。

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2019年7月16日 (火)

こんなに変わるんだな

1年生で来てくれた頃、積み木などをお手本に合うように置く課題には超苦戦。ハサミを使うのは嫌い。そのほかにも色々ちょっと気になる傾向が見られた子がいました。
早いうちから積極的に働きかけることで変わる部分もかなりあるように思っているので、おうちの方にもお話し、積み木などの課題におうちでも取り組んで頂いたり、折り紙や切り絵、工作なども、本人は初めはいやいやだったようですが、継続してもらうようにお願いしました。

それからしばらくすると、ハサミの使い方も随分変わり、工作も楽しく感じられるようになったそうです。それに伴って、あんなに苦手だった積み木を置く課題なども比較的スムーズにできるようになり始め、2年生の今ではそのほかの面でも、お世辞抜きに「よくできるね」ということが多くなりました。

答えを書いてはこちらの反応を見てくる姿はもうどこにもなく、1問ずつマルをもらえなくても、気にせず落ち着いて問題を解き進めてくれるようにもなり、何よりも、ああ、こんなに賢かったのか!と驚くほどの変化を目の当たりにし、本当に驚いています。

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2019年7月15日 (月)

海の日

今日は海の日でしたが、父の誕生日でもありました。
祝日に重なったことは長らくなかったような気もしますが、ささやかなプレゼントやケーキなどを持って実家に行ってきました。
両親とも元気にしてくれていて、本当にありがたいことです。

今週末にはもう夏休みに突入する子がほとんどではないかと思いますが、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2019年7月14日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2019年7月13日 (土)

気になる笑い方

今日はお休みの子がいたり、体験レッスンがあったりと、少しイレギュラーな日でした。

体験レッスンは1年生さんだったのですが、その子とレッスンをしているときにふと感じたことがありました。
その子は1年生としてはかなりしっかりしていて、恐らく賢いと言われるであろう子だったのですが、問題を考えているときに、うまく表現できないのですが、何かをごまかすような、取り繕うような、作り笑いをすることが何度かありました。

それはその子に限ったことではないので「ふと感じた」わけですが、記憶にある限りそういう笑い方をする子はみんな、答えを書いてはこちらの様子を伺ってくる、合っているか間違っているかしきりに尋ねてくる、そもそも自分でじっくり考えていない、そういう傾向がある子だった気がします。
ですので、私の中でそういう笑い方は危険信号のような印象でもあるのですが、今日のレッスンでそれを感じました。

そもそも、知らないことを学ぶのが学習なのだと思いますので、できないこと、知らないことは恥ずかしいことではないはずですし、考えることには時間がかかりますから、遅いことも本来は何も恥じる必要はないことなのだと思います。
それでも学校など集団の中で勉強をするとなると、速い子や生まれ持った能力に恵まれている子もいれば、その逆の子もいるわけで、遅いと恥ずかしいとか、間違えるとかっこ悪いとかいう感情を抱いてしまう子も少なくないのでしょう。
そういう環境に身を置いて、じっくり考える機会が持てない子の中に、実際には何も楽しくないはずなのに笑う子がいるのだとすれば、何らかの処世術のようなものなのかもしれません。

ですが、自分でしっかり考えることができている子達にその笑いをされた記憶はありませんし、当初そんな笑いをしていた子でも、自分で考えて自信をもって答えが出せるようになると、自然と無意味な笑いを見せなくなっていくようにも思います。
小さいうちから何かをごまかすように笑うことを覚えるのはなんだか寂しい気持ちになります。是非心からの笑顔が見せられるような学びをしてほしいなと思います。

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2019年7月12日 (金)

お父さんすごい!

年長さんの頃から来てくれていて、算数のセンスがあるように感じていた子が、3年生の頃から長期にわたって不振に見舞われていました。
もちろん、「あ、今日は本来の賢い状態だ!」と感じることも時々はありましたが、全体的に見るとその子であればできるであろうことの半分も力が発揮されないような、私としてもモヤモヤが続く状態でした。

しかし、つい先日、お迎えに来られたお父さんと少しお話していたところ、「多分もう大丈夫な気がします。勘ですけど。」とおっしゃって、そうなったらいいなと思っていました。
元々、調子が悪くなったきっかけも、その状態が続いている原因もはっきりせず、ただ、レッスンに来てくれたときの表情で、多分今日はダメな気がするとわかるぐらい、おかしい日は表情もおかしくて、そういう日はどんな声掛けをしてもどうにもならないというもどかしさを感じていました。

それが、お父さんの予言?以降2回連続本来の賢い状態が続いていて、ちょっと驚いています。
お父さんの予言通りこのまま好調が続いてくれることを祈るばかりです。

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2019年7月11日 (木)

急がせない

今日のあるレッスンでのこと。
レッスンでは、例えば13は5が2段と一番上の段が3個というように、タイルの数をきちんと思い浮かべてくれますし、ややゆっくりながらも20までのたし算もひき算もできている1年生さんなのですが、学校のまとめテストのようなもので10までのひき算で何問か間違ってしまったとのことで、少しおさらいをすることになりました。

ただ、感触としては理解があやふやで間違えたのではないのではと思っていたので、おさらいをする前にその子に大事な話をしました。
学校では周りに速い子がいるとついつい焦ってしまって、よく考えずに答えを書いてしまうような子もいるでしょうし、先生によってはタイムを測ったりして速く計算させようとすることもあるかもしれません。
ですが、これまで見てきた子ども達は、ごく一部の生まれつき算数の才能に恵まれているような子以外はほぼみんな、初めのうちは考えることにとても時間がかかり、そんなにも長くかかるものなのか!と驚くほどであっても、そうしてじっくり時間をかけて考えることを続けていくうちに、気付けばスピードが速くなっているという変化を見せてくれました。

初めから理解が速い子は別として、初めは時間がかかるもののたっぷり時間をかけて自分が分かるまで考え続けた子はいつの間にか速く考えられるようになることがほとんどですが、じっくり考えようとせず、速く答えなくてはと適当な答えを書くことを続けている子は、いつの間にか算数ができるようになっているというようなことは起こりません。

その子に、学校では速くしなくちゃいけないと思うかもしれないけど、頭に思い浮かべて考えるのはとても時間がかかることなので、急がなくていいということ、そうして時間をかけて考えていたら、いつの間にか私もびっくりするぐらい速くできるようになった子がたくさんいたことなどを話したところ、真剣に聞いてくれて、レッスンでは落ち着いて考えてくれていました。

学校だと速くできる子が自慢してきたり、遅いと恥ずかしいと思ったりするような状況も起こりがちなので難しいところではありますが、考えることには時間がかかるのだということを大人も、子ども自身にもわかっていてほしいなと思います。

 

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2019年7月10日 (水)

複雑な気持ち

中学受験の算数は公立育ちの私からすると、中学受験の算数の問題は、こんなものを小学生に解かせる、小学生が解けるようになるということの必要性が理解できないものも少なくありません。
もちろん、算数が得意な子、好きな子は難しい問題に挑戦していくこともいいことだと思いますし、いわゆる難関中学がそういう子どもを求めてるからそれに見合う問題を出すのだという考え方も理解はできます。

ですが、実際は中学受験というだけで、高校受験ならそこまで難しい学校ではないはずの学校でも中堅と言われたり、人気校で倍率が高いというようなことも珍しくなく、結局は難関校に比べれば簡単だとしても「難しい算数」が解けることを要求されることがほとんどなのだと思います。

今日、その子に合っているのではないかということである中学校を受験する予定の6年生と公立の中3の子が少しの時間一緒にレッスンすることになったのですが、公立の中3はほとんどの子がまだ相似を習っていないというのに、6年生の子は相似の考え方を使わなければ解けない問題を解いていて、改めてちょっと異常さを感じてしまいました。

何度も言うように、子ども自身が好きで進んで難しい問題に取り組みたいと思う場合や、好きなわけではないものの、どうしても進学したい学校があるような場合はともかく、そこまでの強い思いがない子達にとって、公立校の子達であれば中学の3年間で学習する内容の半分ぐらいは受験までに理解しておかねばならないというのは、ものすごい負担に違いありません。(半分ぐらいというのは正しいかどうかわかりませんが、方程式は習わない、使わないものの、結局は方程式の考え方も連立方程式の考え方も使えることが求められますし、図形などでは合同も相似も、更には面積比、体積比なども理解していなければなりません。そう考えていくと、平方根、因数分解、二次方程式、二次関数あたりを除くほぼ全てを解いているに近いのかもしれません。)

小学生の段階でどうしてそこまで求められるのか、やはり私にはよくわからぬままです。
大学入試改革などといって、理想を掲げている割には、次々におかしな話が聞こえてきていますが、それ以前に中学受験を何とかする方が、子ども達が病んでしまったり、陰湿ないじめが起こったりする可能性が減りそうな気もするのですが…。

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2019年7月 9日 (火)

久々に…。

今日のレッスンである高学年の子がある話の流れで「女の先生きらいやねん!」と言いました。その子はすぐその後ハッとして「あ、先生のことちゃうで、先生のことは好きやから!」と言ってくれたのですが、このやりとりで懐かしい記憶が蘇りました。

まだ塾講師だった頃ですので、もしかすると20年ぐらい前なのかもしれませんが、そのときは中学生の男の子。勤めていた塾は元教員だった女性の個人塾で、講師も女性が多かったのですが、その中にかなり香水のきつい英語の先生がいました。話を聞いていると主にその先生のことを言っているようではありましたが、「俺、女の先生イヤやねん。」と本当に嫌そうに私に愚痴を言いました。でも、その子は何も気づいていない様子だったので(そして、私も今よりは随分若かったので、私も含まれているのかどうかちょっと心配にもなったので)「ふ~ん、女の先生イヤなんかぁ」と言うと、そこでようやくハッとして「あ、先生は別、先生はええねん。」と。

そのときも今回もその子達が言う「女の先生」に自分が含まれていないであろうことはわかっていましたが、それとは別に、私は子ども達にも女扱いされていないのか?という微かな切なさが…。(苦笑)
まあ、実際、自分でもおばちゃんというよりおっさん化している感が否めない今日この頃ですが、子ども達にもそれが伝わっているようです。

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2019年7月 8日 (月)

意味不明…。

結局、メールだけでなく、officeのソフト全てが使えないことがわかり、その後サポートに電話をしたものの、おかしくなった原因は全くわからず、とりあえず再インストールを勧められたのですが、まずは今あるものをアンインストールしてから再インストールするようにと言われたものの、なぜか既にパソコン内からアンインストールされている状態になっていました…。

当然そんなことしていませんし、更に、私しか使っておらず、立ち上げている状態で突然使えなくなったわけですから、何が起きたのか本当にわかりません。
ただ、とりあえず今のままでは全くお手上げ状態なのは間違いありませんでしたので、再インストールをしてみたところ、とりあえず元に戻りました。

使えるようになったものの、これは「解決した」とは言わない気がして、非常にモヤモヤしていますし、またおかしくなるのではという怖さもありますが、パソコンを使わずに仕事をするのはもう不可能ですので(メールやブログだけならスマホでもなんとかなりますが、プリント類を全て手書きするのはさすがに…。)なだめすかしながら使っていくしかないのかなと思っています…。

というわけで、結局夏期のアンケートを自宅で完成させられぬまま週がスタートします。明日からお配りしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2019年7月 7日 (日)

最悪の事態。

相変わらずパソコンは不調なのですが、普通に立ち上げていたパソコンのメールソフトが突然使えなくなりました。
というより、立ち上げていたのがいつの間にか消えていて、システムエラーで立ち上げられないという表示が…。
あれこれ検索してできそうなことをしてみたものの、全く解決せず…。
憂鬱な日曜です。
明日サポートに連絡して解決するのかどうか…。はぁ…。

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2019年7月 6日 (土)

どうにか終了

今日もイレギュラーのレッスンでしたが、どうにか無事1週間終了。
しかし、さすがに疲れているのか、どうしても事務仕事に手を付ける気になれず、持ち越し。
家でしようと思っていますが、果たしてできるかどうか…。自分の意志の問題のほかに、自宅のパソコンの問題が未だ解決していないので…。
それにしても、パソコンって本当に厄介ですよね…。新しいのに買い替えればいいというものでもなく、買い替えたら買い替えたで色々お引越しさせなくてはいけなかったり、当然設定なども色々あり、機械に弱い私は買い替えなくても買い替えても辛いという…。

無事仕事が捗ることを祈りつつ、今週はこれにて。

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2019年7月 5日 (金)

あとひと息

今日はまた13時からと15時半までは中学生のレッスン、それ以降は通常のレッスンで、更にはいつもはよくできる子が今日はかなりの不調だったりもしたため、レッスン終了後にはほかにもせねばならない仕事があるにもかかわらず、掃除と片付けの後は明日の準備と予習をするのが精一杯。
メールなどお送りせねばと思っているのに、至急の用件でない物は先延ばしさせて頂いています。申し訳ありません。

明日が終わればひと段落する予定です。
本当は今週のうちに夏期のアンケートを作ってお配りするつもりだったのですが、ずれ込んでいます。重ね重ね申し訳ありません。
まずは明日1日しっかりレッスンしたいと思います。

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2019年7月 4日 (木)

一体どうした?(笑)

先週あたりから、レッスンで眠くなったり、頭が働いていないなぁと感じる子が結構出てきていましたが、今日のある1年生さん達のレッスンではなぜか2人共妙にハイテンション。
特にひとりの子は普段はしゃいだり、大声を出したりする印象がないのですが、なぜか問題を解きながら突然叫びだしたりもしてびっくり!!
全く私語をしてはいけないなどとは思いませんし、ある程度楽しく取り組んでもらうのは構わないものの、教室に響き渡るボリュームで叫ばれたのでさすがにそれは注意を。
でも、その子にそんな注意をしたのは多分初めてで、その子のテンションにつられたのか、もうひとりの子も妙にテンション高く、「コワイ私」を発動しなくてはならなくなりかけました。(すぐに聞いてくれたのでセーフでしたが。)

それにしても、一体何があったんだろう…。

その2人以外は眠くなったり、頭回ってないなぁという状態の子も相変わらずちらほら。
そういう私も今週はイレギュラー続きの上にレッスンも通常よりかなり多目で(その分来週は子ども少な目になりそうですが)土曜までどうにか無事乗り切れるようがんばろうと思います。

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2019年7月 3日 (水)

超ハードスケジュール

今日は期末試験の中学生の振替なども重なって、13時から20時過ぎまで子ども達が全く途切れることなく、つまり休憩時間どころかトイレに立つことすらないままレッスンが続きました。
何とか最後まで持ってホッとしましたが、今日はこれにて失礼します。

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2019年7月 2日 (火)

久方ぶりのショック

教室の子達の多くは、私が怒ると半端なく怖いということを知っているのですが、特に女の子の場合、実際に怒られるようなことをしていたとしても、怒られたということに対して反発したり、そのことをいつまでも忘れずに覚えていたり、性格によっては委縮したりしてしまうこともあるので、きつく怒ると逆効果になるだろうと判断した場合はやんわり言うにとどめることもあり(もちろん、性格などによっては男の子に対してもそういう配慮はしますが)、中には私が怖いと感じていない子もいるようです。

それでも、この教室では私は真剣に子ども達に向き合っているつもりですし、それぞれの子にとってよいと思うことは、たとえ自分が嫌われようとも譲るつもりはないという気持ちでレッスンをしていますので、そのことは子ども達は感じてくれているものだと思っていました。

もちろん、過去には何人か、その思いが伝えられず(もちろん私の力不足なのですが)お別れすることになった子もいますが、ここ何年もそういう、思いが伝わっていなかったのか…というショックは幸い受けずに来られていたように思います。

しかし、今日は久方ぶりにかなりの打撃が。(苦笑)
多分怒るとへそを曲げてやる気をなくすタイプだというのは、普段の学校の話その他を聞いていたり、態度を見ていて感じていたので、これまでやんわりとしか注意してこなかった子がいます。それでも私はいつもその子にとってよいと思うことを言葉にして伝え、真剣に向き合っているつもりだったのですが、実は私は「怒らないから怖くない」という位置づけをされて、だから何度注意しても言うことを聞かずにいたのだということがわかりました。私はその子がそんな基準で人を判断する子とは思っていなかったので、かなり驚きました。

小さい子ではないので、ついうっかりそれを言ってしまい、私がいつもとは違う空気を醸し出したことに気づいたその子は必死で言い訳をしていましたが、そうか、何にも伝わってなかったのか…ととても悲しい気持ちになりました。
怒って従わせるのは簡単ですが、それは全く知的ではありませんし、信頼関係が築けるはずもありません。私は教室の子ども達を支配したいわけではありませんから、特に話が通じる高学年や中学生の子に対して、何かをさせるために怒るのは無意味だと思っています。

でも、その子には怒るべきときには手加減なしで怒るべきなのだなと(それはもちろん全くしたいことではありませんが)、そんな悲しい気持ちになった日でした…。

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2019年7月 1日 (月)

7月スタート

今日は振替レッスンがあり出勤しました。
しかし、先週あたりから睡魔に教われる子、頭が回っていない子がちらほら出てきていましたが、今日の子も途中一瞬意識が遠のきかけていました。
暑さと雨のじめじめと、ここに学校ではプールも始まり、夏休みになるまではそんな子が増えるのが毎年恒例でもありますが、悩ましいところです。

今週はイレギュラーのレッスンがかなりあるので、ダブルブッキングや予定を忘れるようなことがないかちょっと不安ですが、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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