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2019年6月26日 (水)

気になること

自分の子どもの頃のことを思い返すと、今の子たちを見ていて、自分と同じだなと思うところや全く違うなと思うところなど、ひとりひとり色々ですが、国語を取っている子達の中に少なからず、なぜそれでOKにしてしまうんだろう?と少し不思議に思う子がいます。

自分にとってはその状態では話にならないと思っていることでも、言われなければそれに気づかないということもあるのだと思いますので、子ども自身が言っていることを自分のこととして受け止めてくれるまでは何度でも言おうとは思いますが、その気になることのひとつが「言葉の意味」に対する向き合い方です。

もちろん、最大の問題は国語が好きかどうか、興味が持てるかどうかにあるのはわかりますので、嫌々やる宿題などで手を抜くのはわからないでもないのですが、例えば、教室で私が見ている場でも平気な子は平気なので驚くことなのですが、例えば空欄に当てはまる言葉を選びなさいというような問題の選択肢の中に、自分が意味を知らない言葉が混じっていても、意味を調べることなく(尋ねてくることもなく)答えを書く子がいます。

また、ある言葉の意味を調べるようにとなっていて、辞書を使って目の前で調べてもらっているようなときでも、きっとその単語は意味を知らないのではないかなと思うような単語をそのまま書き写し、知らない単語、知らない言葉について更に調べるでもなく、私に尋ねるでもないという子も結構います。それが宿題であれば更にその割合は高まる印象です。

国語の選択肢の中に意味がわからない言葉があれば、正しい答えを選べる可能性が下がります。もちろん、知っている言葉の中に絶対の自信がある答えがあれば大丈夫かもしれませんが、選択問題の場合、大抵は紛らわしいものを混ぜてありますので、分からない言葉があるまま問題を解くというのは正しい取り組み方ではありません。

知らない言葉を調べるようにという意味調べなのに、その意味の中に知らない言葉があれば、結局は意味がきちんと分からないままの状態であるのに、それでも平気だというのはやはり問題です。

ただ、教室で一緒に学べる時間はごく限られていますので、やはりおうちで、子どもが知らないのではないかなと思うような言葉に出合ったときに意味を尋ねてみたり、答えられなければ一緒に調べたり、調べるように言ったりということを日頃から習慣づけて頂けたらなと思います。

そういう場面に出くわすたび、そんな仕方で自分の力になる?と尋ねます。知らない言葉があるのに調べもせず、私に尋ねもせず、どうして考えることができるの?などとも言います。
知らないことが問題なのではなく、知らないままで平気でいること、わからないまま適当に答えを書くことが問題なのだということを、たとえ相手が小学生でも何度でも伝えます。

 

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