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2019年5月23日 (木)

辛いけど

小さい子達とレッスンをしていると、問題がほんの少し難しいだけでも泣き出してしまうことがあります。
過去には年長さんで、問題を見た瞬間に泣きのスイッチが入り、レッスン時間の半分ぐらい泣きっぱなしという状態が何回も続き、おうちの方にも側にいて頂いたものの、それでもダメで、さすがにこれはしばらくお休みされますか?とご相談したほどだった子などもいましたが、どの子も不思議なもので、ある時期を過ぎるとそれまで泣いていたのを忘れたかのように全く泣かなくなるということを何度も経験しました。

性格だけでなく、成長段階なども関係するのだろうとは思っていますが、こちらは大人ですので、子どもが泣きそうだなということは見ていてわかる場合が大半です。(稀に全く予想していない段階で突如泣き出す子もいましたが。)
しかし、泣かれるのが嫌だからやり方を教えてしまうと、その子は少なくともその問題に関しては自分で考える機会を失うことになります。また、小さい子達であれば、それが初めてそれを学ぶときということもあり、最初に教えられてしまった場合、その学習に関しては自分で気づいて理解したという経験ができなかったことになる可能性もあります。

また、泣き出した子でも、少し落ち着いて自分で問題が解けたら、泣いたことは忘れたような反応になることも珍しくないので、本当は泣かせたくない、泣かれたくないと思いつつも、ぐっとこらえて黙って見ていることも少なくありません。
泣いたらダメというつもりはなく、泣きだしたらそっとティッシュを差し出したりはしますが(声をかけると一層泣き出す子もいますので)、様子を見て声掛けをし、おさまらない場合はその問題は後日に回したりし、その場を収めるためにやり方を教えてやったことにはしないよう気を付けます。

今日のレッスンでも、普段とてもよくできるものの、ほんの少しでもわからないと不安になるのかやたらと「わかんない」と連発する子がいて、教えればすぐ理解するであろうことも予想できるのですが、それはしたくなかったため、気づいてくれるよう声掛けをしつつ、これ、泣かれそうな気がする…と思いながらもぐっと堪え、結局ぽろっと涙がこぼれてしまいました。
ああ…泣かれてしまった…と思いつつ、ティッシュの箱を差し出して、その後なんとかどういうことなのか気づいてもらえて、問題を解くうちだんだんと復活してくれました。

何人の子に泣かれても、やはり泣かれるのは辛いものですね…。

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