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2019年3月 2日 (土)

微笑ましい

教室では、算数でとても困っておられるなどのご事情がなければ、学年配当は頭の隅に少しは置いてはいるものの、その学年では習わないことをすることも少なくありません。
それは単に、ペースが速い子がその学年のことを全て終えて、次の学年に進んだということではなく、例えば、掛け算の学習を、まずは九九の範囲で終えれば、引き続き2桁×1桁や3桁×1桁を学習したりというようなことをします。

少し前に、九九の学習で躓き、苦手意識を持ってしまいかけているということで来てくれ始めた2年生さんがいるのですが、大人しい上に緊張もしているようで、こちらが何か問いかけても、声を発するまでに数秒かかるようなぐらい、なかなか答えてくれなかったりもして、1時間が終わった後、さぞ疲れるだろうなと思っていました。

それは今回のレッスンでもやはりそうで、途中眠そうにしていたので、立ち上がってもいいよと言っても静かに首を振るだけ。それでも2桁×1桁の問題を、頭の中で考えて、1問、また1問と解いていきました。
計算用紙も渡していましたし、何か書いてもいいよとも伝えたのですが、じっと頭の中で考えて答えを書いていきます。
ゆっくりのペースではあるものの、きちんと考えられているので、そのまま見守っていたのですが、レッスンが済んでおうちの方が迎えに来られたら、「今日、めっちゃ難しいことした。」と報告し、プリントを「ほら」と見せていました。

緊張なのか遠慮なのか、私にはそんなそぶりは全く見せなかったのですが、難しい問題ができたことを、その子なりに嬉しく思っていたんだなと、なんだかとても微笑ましく思いました。
この調子で、算数が好きになってくれたらいいなと思います。

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