短期間でも。
昨年の春から一緒にレッスンしている1年生さんは、どうやらかなり不器用そうだということがあるとき判明し、そのお子さんは積み木をお手本に合うように置くような問題でも苦戦していたりしたので、指先がしっかり使えるようになることはとても大事なのだというお話を、お子さんにもおうちの方にもして、それ以降、意識的に(本人はしぶしぶでしたが)おうちで折り紙を折ってもらったり、ハサミで何かを切ったりして工作をしてもらったりして、それを持ってきて見せてもらうようにしました。
すると、まだ2ヶ月目ぐらいなのですが、ハサミの切り口であるとか、折り紙の折り重ねた端であるとかが、随分きれいになってきて、工作などで形にするのも、初めに比べると明らかに変化を感じるようになりました。
はじめはかなりしぶしぶだったようですが、最近は楽しそうに取り組んでいることもあるそうです。
恐らくうまくできるようになってきたことも関係しているのではないかと思いますが、心なしか問題に取り組んでいるときの安定感も増したように感じます。
小さい子であれば、変化が見えるのは結構早いことも多いので、働きかけるのであればお早目にということをお勧めしたいと思います。
といっても、それはあくまでも実際に手を動かし、ものを使って考える、何かを作るというようなことで、ペーパーやドリルなどでお勉強を先取りさせるという意味ではありませんので、その点は誤解のございませんよう。
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