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2019年2月 6日 (水)

色々考えさせられる

今月から縁あって、幼い頃に脳の一部にダメージを受けたというお子さんとレッスンをさせてもらうことになりました。
ダメージを受けた部分が運動機能などには影響がなかったのか、事前に聞いていなければ全く気付かないほど、動作やおしゃべりなどは普通にできるのですが、学習面ではかなりスローペースで進んでいるとのことで、算数に関しては、その子の学年からすると5年ぐらい遅れている内容を今学習しているとのこと。
果たして私にどれだけのことができるかわからないものの、本人が通いたいと言ってくれたので、一緒にレッスンが始まりました。

とても穏やかで可愛らしい子で、一緒にレッスンをする3年生さんがしていることを見て、「難しそうなこと教えてもらってるなぁ」と感心したりもしていました。
その姿を見ながら、日本の学校制度についてまた少し考えてしまいました。

現在の日本ではほとんどすべての子どもが決められた歳になったら小学校に入学し、1年生で習うことは何で2年生では何、3年生では…と学年配当が決まっており、公立の中学校に行けば更に中1では何、中2では…と決まっていますし、私立の中学であれば、そのペースが更に速かったりするわけです。

ですが、子どもの成長ペースや得意不得意は本当にバラバラですし、例えば、ある子が1年生で算数を始めて大苦戦したとしても、それはたまたま成長段階的にタイミングが合っていなくて、例えば半年ずらしてスタートすれば、あっという間に理解できるというようなこともあり得るだろうと思うのです。

海外などでは、例えば小学生の間に学ばなければいけないことが決まっていて、それをどんな順に学んでもいいというような仕組みがあるところもあるようです。
そんな仕組みがあれば、先に得意な教科をどんどん進めながら、苦手な教科は少しずつ…とか、苦手なものを先に終わらせて、後は好きなものを思う存分とか、子どもの個性に合わせて長期スパンで計画することもできるでしょうし、少なくとも、一方的に決められたカリキュラムで学ぶよりは遥かに能動的な学びができるのではないかと思います。

今回ご縁を頂いたその子は、今ゆっくりながらも前進していて、まだまだ力を秘めていそうにも感じますので、長い人生で考えれば、社会に出る頃にはもっともっと可能性が広がっているかもしれません。
その子は障がいを持ったことで、スローペースでも周囲がそのまま受け止めているわけですが、それって、障がいを持っていなくても、それぞれの子のペースを受け止めてくれる仕組み(学校制度)があれば、学びはもっともっと楽しくなるんじゃないかなぁと、そんなことを考えてしまいました。

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