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2019年2月15日 (金)

子どもの頃を思い出す

今日はある子と体積・容積の学習をしていました。
その子とは少し前からその単元をしているので、もうほぼ終わりの段階だったのですが、自分が子どもの頃どうもぴんと来なかったことをきちんと理解できているかどうか確かめておく必要があるなと思い、ある問題を用意していました。

お父さんが一杯までお湯を入れたお風呂にもぐると70Lのお湯が溢れ、同じぐらいの大きさの空気を入れたビニールの人形を同じようにお風呂にしずめても70Lのお湯が溢れたとすると、お父さんと人形の体重は同じといえるかどうかというものと、全く同じ体重の2人が同じように一杯までお湯を入れたお風呂にもぐったのに、溢れたお湯の量が違うということはあるかというもの。
あとひとつは、同じ直径の木の球と鉄の球を同じ条件で容器にしずめると、水面の高さが同じになるかどうかというものでした。

自分が子どもの頃は、体重と体積とは別に考えなくてはならないものという感覚が持てず、どうもモヤモヤした記憶が残っていたので、それらの問題を考えてもらったところ、やはりお父さんとビニールの人形の体重は同じだと思うと答え、鉄の球と木の球は大きさが同じでも鉄の球の方が重いから、鉄の球の方が水面が高くなると。
そして、その考え方でいくと、全く体重が同じ2人は同じようにお湯が溢れるはずということになります。

そこで、別の例を話して、その場合それが木でできている場合と鉄でできている場合とではどうなるか考えてもらったところ、同じように空っぽになると考えることができたので、「ということは、重さは関係ないってことよね?大きさが同じかどうかで比べればいいんやんね?」と確認して、先ほど全問間違えた問題を直してもらいました。

子どもの頃モヤモヤしたところ、難しく感じたところなど、自分の記憶に残っていると、子どもが困っているときに役に立つことも少なくありません。
この仕事をしていると、自分ができなかったこと、苦手だったことも案外役に立つこともあるなぁと感じます。

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