« よく考えないと損をする | トップページ | 面白い発見 »

2019年2月19日 (火)

難しい。

教室では、一般的な学年配当はある程度参考にはしますが、必ずしも順番通りにするわけではありませんし、普通は別々に分けられている単元でも一緒に学習したり、先に学習する予定の内容に前もって少し触れてみたりというようなこともします。

時計と時刻、時間については、一般的な進度では1年生では時計が読める、2年生では簡単な時間計算ができる…というように段階を経ていくと思いますが、教室ではそれぞれの子の理解度を見ながら、できそうであれば一気に少し難しい時間計算までしてしまうこともあります。

もちろん、せっかく前倒しで学習するのですから、やり方を説明するのではなく、実際に時計を使って確かめたり、時間のおびに色を塗ったりしながら、子ども自身が気づくことを期待するのですが、例えば「午前8時41分から午後3時15分まで」というような、大人でも少し面倒なものになると、それまで順調だった子でも途端に拒否反応を示したり、適当に計算し始めたり、ボロボロに間違えたりということが起こることがあります。

その場合、時計を使うか時間の帯を使うかして一緒に考えてみますが、それでも抵抗が大きい場合は保留にして時期を見て改めて進めることにしたりもします。

今日のレッスンで、これまで割とすんなり問題をクリアしてきていた子と、まずは「午前7時20分から午前11時20分」のように分が同じ場合の問題をし、次に「午後2時15分から午後9時38分」のように分が増えている場合の問題をしました。
そこまではこれまで通り割とすんなりできたのですが、一番面倒な分の数が減る場合の問題になったとき、途端におかしくなりました。

その問題を計算で考えるまでに、帯に何本も色を塗ったりして問題は解いたのですが、その子の中でそれら諸々がまだ全くつながっていなかったのでしょう。問題をする前にやりとりをしながら確認もしたのですが、それも恐らく耳に入っていなかったのだと思います。
時間は右から左を引き、分は左から右を引いて答えを書いたので、引ける方から引けばいいの?と尋ねたものの、一旦消して今度はどう考えたのかわからない答えになり、意味も分からず適当に計算するのなら今無理にしなくていいからと言ったものの、既に全く何も聞こえない状態だったようで、なぜか再び最初の間違えた答えに戻りました。

「どうして20分になったの?」と尋ねると(これは本当に怒っていたわけではなく、極めて普通の口調で尋ねたのですが)、突如として半分キレながら、「40から20引いた」と言ったかと思えば泣きべそ。
突然のことだったので私もびっくりしたのですが、それまでスラスラできていたのに、突然意味がわからなくなって、軽いパニックになっていたのかもしれないなと、後で思いました。

それでも、もう一度落ち着いてプリントに書いてあることを自分できちんと見てもらい、しばらく待っていると、意味がわかったらしく、表情が穏やかになったかと思えば、きちんと連続正解してくれました。

そこまで十分にスイスイ来ていたもので、見極められなかったのは申し訳なかったなと思いますが、子どもにとってどこまではOKでどこから急に難しく感じるようになるのかは、本当に個人差やその日のコンディションさなどが大きいので、いつまで経っても難しく感じています。

|

« よく考えないと損をする | トップページ | 面白い発見 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 難しい。:

« よく考えないと損をする | トップページ | 面白い発見 »