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2019年1月18日 (金)

与える順番

今の子ども達にとってはスマホやゲーム機というのはあって当たり前のような感覚なのかもしれません。
親御さんは、できればゲーム機でのはあまりさせたくないと思っておられる方も少なくないようですが、ゲームを持っていないと仲間外れにされるのではないかなどの心配もあり、しぶしぶ与えているというようなお話もよく伺います。

先日、とても楽しそうにお勉強をする年長さんのおうちの方に、その子がゲームをしているかどうかお尋ねしたところ、おうちの方針として、やりたければ大人になってやりたいだけやりなさいということで、今はまだ与えていないとおっしゃいました。

もちろん、幼児さんであればまだ与えておられないご家庭も珍しくはないだろうと思いますが、ゲーム機に限らず、親御さんのスマホやタブレットなどでゲームをしたり、動画を見たりということも含めれば、それをほぼさせておられないご家庭は限られるのではないかなという気もします。

小さい子達に紙工作などをさせると、大人が見たらつまらないような簡単なものであっても、それで楽しそうに遊ぶ子はいいのですが、まだ小さい段階でそういうものに興味を示さず、工作も面倒だけどしぶしぶするような子は少し心配になります。
もちろん、子どもの好き嫌いはそれぞれですので、外からの働きかけは関係なく、そういうことが嫌いな子もいるかもしれませんが、小さい子で、自由に色を塗ったり、紙を折ったり切ったり、貼り付けたりというようなことが嫌いという子は少ないのではないかと思います。
そして、させてみたけれど最初から全く楽しそうではなかったというような場合は別として、そういう単純な遊びをするより先に、スマホやゲーム機などに触れてしまった子は、大人でもはまってしまうようなものですから、恐らく強烈に影響を受けるだろうと思います。

私達大人でも、例えばほんの数年前までは普通に見ていたアナログ映像を今見ると、ものすごく画像が荒く感じたり、色が暗く感じたり、かなりの違和感を感じるのではないかと思います。
一度すごいものを知ってしまうと、それに劣るものは楽しめなくなったとしても不思議ではないでしょう。

まだ小さな子ども達にゲーム機を与えることについてはマイナス面しかないかどうかはわかりませんし、今の時代は対戦ゲームなどを極めれば、それが職業として成立するようにもなっているようですから、とことんやるという選択肢もないとは言えないのかもしれません。

ですが、まだ脳が変わっていく段階の年齢の子ども達に対しては、手を使い、実際に触り、実際に形を作り…というような五感を刺激する経験をたくさんさせてあげるほうが、長い人生でプラスになることが多いのではないかと思います。(もちろん、いつも書いているように例外はあるでしょうけれど。)
そういう意味でも、早い段階でゲーム機などに触れさせてしまうと、本来楽しめたかもしれない素朴な遊びがつまらなくなる可能性があるとすれば、お子さんに与える順番や時期はよく吟味されるのがいいように思います。

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