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2019年1月31日 (木)

どうにかこうにか。

今日で1月もおしまい。
レッスン自体はみんながんばってくれて、比較的平穏に終了したのですが、パソコンのアップグレードは一筋縄では行きませんでした…。

ある程度覚悟はしていましたが、アップグレードが終わって、再起動し、指示に沿って作業をしても、気づけばこれまで使っていたメールソフトが見当たらなくなっており、またか…と絶望感に浸りつつも別のソフトで送受信できるように設定したところで、一体なぜ勝手に見当たらなくなるんだ?と思って検索したら無事発見。(全部見ても一覧にはなかったのです…。)
とりあえずメールはこれまで通り使えるようになりました。

次に、教材のプリントなどを印刷しようとしたらここでもまたトラブル。教材はB5で作っているのに、B5で印刷できなくなっていて、これまたグーグルで検索などしてどうにか解決。
しかし、次にまた…というように小さなトラップが次々と襲い掛かってきて、レッスン以外の事務作業などがほとんど進みませんでした。(泣)

でも、どうにかこうにか1月中にアップグレードできたはずなので、明日からは気持ちも新たに頑張りたいと思います。

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2019年1月30日 (水)

覚悟を決めて…。

私はこうしてブログを書いたり、保護者の方にメールをしたり、教材を作ったりと、パソコンを使うことはかなり多いのですが、実は機械にはとても疎く、パソコンも誰かに習ったことは一度もないため、これまでずっと手探り状態で使い続けています。

そのせいで、例えばパソコンを新しく買い替えるというだけで、新たな設定やこれまで使っていたパソコンからのお引越しなどいちいちかなり苦労します。

そんな状態ですので、教室のパソコンはXPのサポートが終了する直前にWindows8.1がOSのものを購入したのですが、数年前に自動アップグレードで、自分の意思に反してWindows10のOSにアップグレードされた結果、受信メールが消え、これまで使えていたもののうちいくつかが使えなくなりと、なんだかえらい目に遭って、必死の思いで8.1にダウングレードしたことがありました。

そのときの大変さが強く印象に残ったため、それ以降、怖くてずっとアップグレードできぬままに来ていたのですが、このところとにかくパソコンの動作が遅い…。ハードディスクはまだまだたっぷり空いているし、インターネットにつなぐ必要のない作業などでも遅いので、買い替えなくちゃいけないのかな…でも、買い換えとなったらまた設定がなぁ…と思いつつ、数ヶ月過ごしていました。

ですが、友人が、あまりにも動作が遅くなったので、壊れてもいいと覚悟を決めてアップグレードしたらかなり快適になったというのを聞き、さすがに私も覚悟を決めて再度アップグレードしてみることにしました。

レッスン中にバックアップを取り、終わってからアップグレードを開始したのですが、このペースだと日付が変わっても終わらないかもという感じになってきたので、今日はこのまま帰ることにします。

明日出勤してくるのが結構怖いです…。(汗)

もしメールが使えないなど不具合が起きた場合はご連絡が遅れるかもしれませんが、どうぞお許しください。

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2019年1月29日 (火)

1月も残り数日

年が明けてから、1月はなんだか少しゆっくり過ぎているような感覚があったのですが、気づけば途中からはいつも通り加速した感があり、気づけば間もなく1月もおしまい。
2月から新しく来てくれることになったお子さんや、2月から曜日や時間を移動されるお子さんがいたりして、また少しの間バタバタしそうです。

小6の受験生だった子達は無事志望校への入学が決まり、今年度は中3はいないので、気持ちは新年度に向かいつつありますが、まずは1日1日一所懸命子ども達を向き合いたいと思います。

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2019年1月28日 (月)

衝撃的だったこと

以前から書こうと思いながら随分日が経ってしまいました。
最近は、しようと思ったことをすぐに忘れてしまうことも日常茶飯事なのに、このことは時間が経っても頭から消えず、それだけインパクトがあったということなのだろうと思います。

冬休みのことでした。
ここに通ってくれているお子さんとつながりのある3年生さんに対して、スポットでレッスンをしてほしいとご依頼がありました。ちょっとお困りのようだったのと、冬休み期間で時間の余裕があったのとで来て頂くことになったのですが、某大手塾の超難関校コースの冬期講習を受けられることになったものの、初回の授業の内容がわからないといって困っているということでした。

そんな賢いお子さんが来るのかと思っていたのですが、おうちの方と一緒にやってきたその子は、挨拶しても目を合わしてくれず、教室内を落ち着きなくあちこち歩き回り、その辺のものを次々と触って、席につこうとしません。

うちの教室には発達上の困難を抱えている子達も通ってくれていたりするので、これまでにもADHDやアスペルガーの診断がついている子、発達遅滞の診断がついた子、はっきり診断はついていないもののグレーゾーンの子など、色々な個性を持つ子達ともレッスンをさせてもらってきました。

入ってきたその子の様子を見ると、これは何か気になるな…という印象を強く受けました。
席についてもらって、わからなかったというところのレッスンを始めても、こちらの言うことをろくに聞こうとせず、習ったらしきことをやろうとし、何度声をかけても目を合わせてくれません。

3年生にしては確かに難しいであろう、等差数列や等比数列などに関する問題を、なぜそうやって計算すればいいのか全く理解していない状態でやり方だけを覚えても、すぐに忘れて解けなくなるだろうと思ったので、どうしてそうすれば解けるのかを考えてもらおうと、何度も声掛けしたものの、全く聞く耳持たずの状態で、とにかく適当に計算をし続けようとするのです。

レッスンを始めて10分ほどの時点で、おうちの方に、この状態であれば私はお役に立てないかもしれないので、お役に立てなければレッスン代は頂きませんとお断りした上で、話を聞いてくれないのなら私は何もしてあげられることはない。解き方を教えればいいのなら教えられるけど、塾で教わってもわからなかったのに、解き方だけ覚えてもまたできなくなると思うし、それならする必要がないと思うなどと、自分の思いを精一杯伝え続けたところ、何かのきっかけで突然目が変わったのです。

あれ?と思ったのですが、目に力が宿ったというか、とにかく魂が戻ったような印象があり、その後ちゃんと目を合わせてくれるようになって、会話のキャッチボールも成立するようになりました。
そうなってからのその子は実際に3年生としてはかなり賢く、どうしてそうすれば解けるのかもほぼ理解できた印象を受けました。
自分の頭で落ち着いて考えられるようになると、さっきまでとは別人のように穏やかな顔になり、問題にすっと向き合っていく感じになりました。
そして、帰るときには来たときとは別の子のように穏やかで可愛らしい姿になっていました。

大袈裟に感じられるかもしれませんが、私自身心底びっくりしたので、ひと月ほど経ってもはっきりと覚えているのです。

発達障害の中でADHDなどは、ある説では糖分などを取り過ぎるとADHDのような症状が出ることがあるとも言いますが、その子のことを見ていると、全く理解できない状態で勉強を強いられるということが、大人には想像できないぐらいのストレスとなり、それが一種の発達障害のような状態を作り出していたということなのかもしれません。少なくとも、来たときのその子と途中からのその子は誰が見ても別人に思えるのではというほどの変化がありましたので…。

最近はお子さんの数も減っていて、幼い頃から熱心に学ばせるご家庭も少なくないだろうと思います。
学びには色々ありますし、その子の成長スピードや興味に合った学びであれば、どんどん進めていってもいいのかもしれませんが、算数や国語など、いわゆる「お勉強」を、子どもが意味を理解していない状態でやり方だけを覚えさせ、とにかく答えは出せるというようなさせ方で進めていくのは、ときに大きな悪影響を及ぼす可能性があるのかもしれないということを、多くの大人に心に留めておいて頂きたいなと思いました。

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2019年1月27日 (日)

新しい出会い

今日は日曜でしたが、体験レッスンをお受けしていたのでお昼から出ていました。
友人の紹介で来てくれた2人の子達はそれぞれに一所懸命がんばってくれて、見ていてなんだか幸せな気持ちになりました。

ひとりの子に関しては、また私自身も新しい経験をさせてもらえそうなので、気持ちも引き締まりますが、楽しみでもあります。
1月も残りわずかとなりましたが、今週もよろしくお願いいたします。

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2019年1月26日 (土)

慌ただしい1日でした。

土曜は変則的なレッスンの子がいたりして、みんなが1時間で切り替わっていくという感じではないため、レッスンが始まるとしばしば、最後の子を見送るまで全く休憩できず、トイレにも行けないということがあります。
今日はお昼に15分ほど子どもが教室にいない時間があったものの、11時半から17時前まで色々な子達とレッスンをしました。

今月から来てくれるようになった子は、2週目にインフルエンザになってお休みし、その後おうちの方も罹患されて2週続けてお休みだったので、今日は少し久しぶりで2回目のレッスンでした。
まだ緊張している様子でしたが、よくがんばってくれたなと思います。

インフルエンザは大流行中で、私も戦々恐々ですが、来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2019年1月25日 (金)

謎の現象

今日のレッスンでまた不思議な現象を目にしました。

ひとりの子は面積の学習をし始めて、方眼紙を使って6㎠の形を5つ、9㎠の形を5つ描くという問題をしていたときのことでした。
6㎠の形は長方形やL字、凸凹したものや三角と四角を組み合わせたものなど、色々な形で5つをすんなり描きました。9㎠のものも1つ目は普通に描いていたので、少しの間別の子を見ていると、次に目をやったところ、明らかにおかしな形が2つ混じっていました。
まだ3年生なので、消しゴムできれいに消せていないのかもと思い、どこで9㎠なのか尋ねてもなぜか会話がかみ合いません。
そこで、6㎠の図のひとつに斜線をして見せながら、「こんな風に、9㎠のところに斜線してくれる?」と言ったところ、なぜか1㎠分にだけ斜線をします。
それが9㎠なのか尋ねても表情はぼ~っとしたまま、何かおかしくなっていることだけはわかります。
その後、何度もやり取りをして、どうにかこうにか戻ってきてくれたのですが、あまりに突然おかしくなったのにはびっくりしました。

別の子も、とても順調に問題を進めていたのですが、1分に100m進むとすると、7000m進むのに何分かかるか考えてもらったところ、なぜか最初の答えが「56分」。びっくりして、なんで?というと、またしばらく考えたかと思えば「22分」と。
何かおかしいなと思い、「1分で100mだったら、2分で?」というと「200m」と普通に答えました。そこで、「じゃあ10分で?」というと、少し考えて「1000m」と答えたので、「うん、そう。じゃあ何分で7000m?」と尋ねたのに、どうしたことか頓珍漢な答えしか出てきません。
それも、どう考えたらその数字が出てくるのか推測できないような答えを連発され、何度もやり取りをした末、ようやく「ああ、70分?」と言ってくれました。

子ども達とレッスンをしていると、よくできる子であっても、そして、ほんの少し前までバッチリ問題を解きこなしていた子であっても、なぜか突然完全におかしくなってしまうことがあります。
疲れや眠気によるときもあるのですが、一時的におかしくなって、その後また順調に解き始めるということも少なくないので、本当に不思議だなぁと思います。

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2019年1月24日 (木)

気になる記事

友人がシェアしていた記事ですが、気になることが書かれていました。
そして、自分の感覚的にも、ここに書かれていることはほぼ事実だろうなとも感じます。(もちろん、何事にも例外はあるとは思っていますが。)

今の時代、ある程度成長すると、手書きをする機会が極端に減るということも珍しくないだろうと思います。
実際、私自身も、ブログはパソコン、保護者の方への連絡もメールかパソコンで打ったもの。手書きで手紙を書くことはプライベートでもほぼなくなりましたし、忘れてはいけないことのメモもスマホに打ち込んでしまいますから、ほんの数年前と比べても文字を書く機会は明らかに減っています。その結果、読むことはできても漢字をどんどん忘れて書けなくなっていることは実感していますし、手書きしたメモに比べて、スマホに打ち込んだメモは記憶に残りづらい。

より危機的状況になる前に、もっと積極的に字を書かなくてはと思わされる記事でした。(といっても、ブログを手書きはできそうにありませんが・・・。)
以下がその記事のリンクです。ご興味があればご一読ください。


「手書きの習慣」がないと危険な脳科学的理由。メモはやっぱり手書きに限る。

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2019年1月23日 (水)

どんどん広がっていますね…。

今日も学級閉鎖のお知らせや、学校から帰宅したら頭痛がするというのでお休みしますというお知らせなど、どんどんインフルエンザが広がっているのを実感します。
学校も大変だろうと思いますし、これだけ大勢が罹患するとついつい、罹患しても数日安静にしていれば大丈夫というぐらいの意識になりがちですが、老人介護施設や老人ホームなどでも大勢が罹患して亡くなられた方も複数おられるニュースなども目にしますと、甘く見てはいけないという気持ちにもなります。

関西の中学受験はそろそろひと段落ですが、次は高校受験、大学受験のシーズンですし、受験生が本番で無事に力を発揮できることを願うばかりですね。

今日のレッスンに来た中学生が、学級閉鎖が羨ましい、テストがあるから自分もかかりたいなんてことを言っていましたが、私としてはそうはならないことを祈るばかりです。
皆様どうぞくれぐれもお気をつけて。

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2019年1月22日 (火)

光陰矢の如し

教室を始める前に勤めていた塾で最後に送り出したある中3の子のお母さんとは、その後もご縁を繋いで頂いているのですが、今年頂いた年賀状に、中3だったその子の結婚が決まったと書かれていました。
そうか~、結婚か~、めでたい!と思い、久しぶりにその子のお母さんとランチに行くことになったのですが、彼はいくつになったんですか?とお尋ねしたところ(もちろん、ちゃんと計算すればわかることではありましたが、自分がいくつで教室を始めたか、今で何年目なのか、よくわからなくなる今日この頃なので…。)「31になりました。」と。

31!!!15歳だったのに!!!そうか、そういえば教室も16年目になったんだもんなと、改めて時の流れの速さに驚きました。
15歳だった子が倍の年齢になってますからね。

この教室を始めたときの1期生も2年生だった子は既に社会人、1年生だった子が今春就職などの年齢だったりしますから、それより上の学年だった子達の中には結婚している子もいるのかもしれません。
我が子には縁がなかった身ですが、一緒に勉強をした子達が結婚して、その子に子どもが生まれたと聞くと、なんとなくおばあちゃんになった気になります。
これまでご縁を頂いた子達みんなが、幸せな人生を歩んでくれますように。

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2019年1月21日 (月)

よかったよかった。

うちの教室は私が算数・数学と国語しか見られないので、受験指導にはほぼ縁がないのですが、今年度は受験塾に通いつつ6年生でうちにも通ってくれていた子が2人いました。
そのうち一人は昨日合格のお知らせのお電話を頂いたのですが、今日もう一人のお母様からも志望校合格のお知らせが届きました。
2人ともおめでとう!一足早い春が来ましたね。

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2019年1月20日 (日)

オフでしたが。

今日は高校時代の同級生が教室に尋ねてくることになっていたのでお昼から出勤していました。
そして、晩にはある6年生のお母さんからお電話を頂き、志望校に合格したとのお知らせが。
今日はとてもいい日になりました。

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2019年1月19日 (土)

心配

今月から変則の月2回2時間のレッスンに変わった低学年さんの今月2回目のレッスンがありました。
その子は通ってくれるようになってもう2年ぐらいになるのですが、算数が好きで、特に数に関して興味があるよう名印象を受けていました。
まだ低学年なので、月2回になると何か変化が出るかもしれないと気になっていましたが、送迎などのご事情なので、まずはその形で様子を見せて頂くということになったのです。

大抵はニコニコ入ってきてくれるのですが、今日はマスクをしていて、笑顔がありません。
体調が悪いのかなと思ったのですが、レッスンをしていても多くの時間、どうもいやいややっているような雰囲気で、普段のその子とはかなり違います。
それでもどうにかレッスンは最後までがんばってはくれたものの、笑顔が見られたのはごくごく限られた時間で、レッスン後、おうちの方からは、宿題がなかなか捗らず、わかっていないのではないかと心配しているというお話を伺いました。

これまでのその子からすれば、宿題に出していたものをそこまで嫌がるとは思えず、わからないものもほとんどないはずなのですが、恐らくおうちでも集中できていなかったり、楽しいと思えない状態で取り組んでいたのではないかと心配になりました。

たまたま体調が悪くて集中できていなかったのであればよいのですが、これまで週1回1時間で比較的調子よく進んできていた子だけに、気になるところです。

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2019年1月18日 (金)

与える順番

今の子ども達にとってはスマホやゲーム機というのはあって当たり前のような感覚なのかもしれません。
親御さんは、できればゲーム機でのはあまりさせたくないと思っておられる方も少なくないようですが、ゲームを持っていないと仲間外れにされるのではないかなどの心配もあり、しぶしぶ与えているというようなお話もよく伺います。

先日、とても楽しそうにお勉強をする年長さんのおうちの方に、その子がゲームをしているかどうかお尋ねしたところ、おうちの方針として、やりたければ大人になってやりたいだけやりなさいということで、今はまだ与えていないとおっしゃいました。

もちろん、幼児さんであればまだ与えておられないご家庭も珍しくはないだろうと思いますが、ゲーム機に限らず、親御さんのスマホやタブレットなどでゲームをしたり、動画を見たりということも含めれば、それをほぼさせておられないご家庭は限られるのではないかなという気もします。

小さい子達に紙工作などをさせると、大人が見たらつまらないような簡単なものであっても、それで楽しそうに遊ぶ子はいいのですが、まだ小さい段階でそういうものに興味を示さず、工作も面倒だけどしぶしぶするような子は少し心配になります。
もちろん、子どもの好き嫌いはそれぞれですので、外からの働きかけは関係なく、そういうことが嫌いな子もいるかもしれませんが、小さい子で、自由に色を塗ったり、紙を折ったり切ったり、貼り付けたりというようなことが嫌いという子は少ないのではないかと思います。
そして、させてみたけれど最初から全く楽しそうではなかったというような場合は別として、そういう単純な遊びをするより先に、スマホやゲーム機などに触れてしまった子は、大人でもはまってしまうようなものですから、恐らく強烈に影響を受けるだろうと思います。

私達大人でも、例えばほんの数年前までは普通に見ていたアナログ映像を今見ると、ものすごく画像が荒く感じたり、色が暗く感じたり、かなりの違和感を感じるのではないかと思います。
一度すごいものを知ってしまうと、それに劣るものは楽しめなくなったとしても不思議ではないでしょう。

まだ小さな子ども達にゲーム機を与えることについてはマイナス面しかないかどうかはわかりませんし、今の時代は対戦ゲームなどを極めれば、それが職業として成立するようにもなっているようですから、とことんやるという選択肢もないとは言えないのかもしれません。

ですが、まだ脳が変わっていく段階の年齢の子ども達に対しては、手を使い、実際に触り、実際に形を作り…というような五感を刺激する経験をたくさんさせてあげるほうが、長い人生でプラスになることが多いのではないかと思います。(もちろん、いつも書いているように例外はあるでしょうけれど。)
そういう意味でも、早い段階でゲーム機などに触れさせてしまうと、本来楽しめたかもしれない素朴な遊びがつまらなくなる可能性があるとすれば、お子さんに与える順番や時期はよく吟味されるのがいいように思います。

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2019年1月17日 (木)

些細なことだけど

先日も少し書きましたが、小学校に上がるまでに自分の名前ぐらいは書けるようになっておいた方がいいかと思うとのご希望を頂いたので、ある年長さんと少しずつ平仮名の練習をしています。

初めはその子自身の苗字。次にその子の名前。その次はその子のおうちの方の名前。どれを見せたときも、「わあ!」と嬉しそうな顔をして、「やりたい!」と自分から書きたがってくれました。
今回のレッスンでは、以前聞いておいたその子の兄弟の名前を練習するよう用意しておいたところ、またとても嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

その子の名前には平仮名の中ではやや難しいものも含まれているのですが、自分の名前なのでがんばって書こうとしてくれて、随分上手に書けるようになりました。
平仮名は一文字一文字には意味がないので、小さい子どもには漢字より覚えにくいという先生もおられ、それはあり得なくはないなと思ったのですが、自分や家族の名前という、意味のあるものにすることで、印象にも残りやすくなるのではないかなと思います。

今のワクワクが続いてくれたら、家族の名前の次はその子に関係ある場所の名前や兄弟の通っている学校の名前など、少しずつ広げていって、結果的に平仮名のほとんどが書けるようになるといいなと思います。

私の名前やうちの教室の名前もそのうち書いてもらえるかなぁ。

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2019年1月16日 (水)

人と人

私は古い人間なのだろうとは思いますが、今ではかなり一般的になっている映像授業のような、映像を見ながら学ぶ仕組みに違和感を持っています。
もちろん、ああいう方法が合っている子どもや学生というのもいるのだろうとは思いますが、映像授業で成績を上げられる子は、何かはっきりした目標があったり、その学習内容自体に興味があったり、何らかのモチベーションがあるのではないかなという気もします。

少なくとも私は、その教科を指導してくれる先生が好きかどうか、その先生がいい先生、熱心な先生かどうかで、それを学ぶモチベーションに影響が出る人間でした。
もちろん、元々教科自体の好き嫌いはありましたので、どれだけいい先生であっても好きになれなかった教科はありますが、それでも好きな先生の教科、お世話になっている先生の教科は、仮に嫌いな教科であってもある程度努力はしたように思います。

昨年末から来てくれているある中学生は、現在私との勉強が楽しいらしく、本当にがんばってくれているのがわかります。今週のレッスンでは、私が数学以外の教科も教えてくれたらもっとがんばれるんやけどなぁなどと言って、国語の文法が全くわからないのだとも話しました。

英語は結構好きだというので、文法もルールを覚えたらそこまで難しいものではないよという話をしながら、少しだけ文法について説明をしたのですが、興味津々。
少なくともこの子も、誰が教えてくれているかという部分が大きく影響していそうだなと感じました。

私が元々は目指していた学校の先生を断念した理由のひとつは、生徒は先生を選べないということでした。
人間ですから、好き嫌いは理屈ではありませんし、合う合わないはほぼ確実にあるだろうと思います。私自身、好きな人に対しては色々してあげたいと思いますが、嫌いな人のためにはがんばれないので、もしも受け持った子どもの中に好きになれない子、嫌いな子がいたらどうしようと思ったのです。

その点、塾や教室であれば、子どもも先生を選ぶことができますから、私のことが嫌いだとか、合わないとか思えば、通わない選択をすればいいわけで、気持ちが楽ではあります。

ここに来てくれる子達とは、映像授業では感じることができない気持ちを少しでもたくさん感じてもらえたらと思ってレッスンをしています。

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2019年1月15日 (火)

インフルエンザ流行中

今日もまたインフルエンザ罹患のお知らせが入ってきました。
学級閉鎖、学年閉鎖などの話も聞くようになってきましたので、皆さまどうぞお気をつけて。

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2019年1月14日 (月)

お正月もひと区切り

今日は成人の日でした。
よいお天気だったので、成人式に出られた新成人の方達はよい日和でしたね。

私は子どももいないので成人式には無縁。
今日はこのところ毎年恒例になりつつある、教室の近所の六甲八幡神社にお正月のしめ飾りを焼いて頂くため、夕方からとんどに行ってきました。

これでお正月もひと区切り。(まあ、とっくにお正月気分は抜けていますが。)
その一方で、友人や知人、教室の子ども達からもインフルエンザ罹患の話を聞く機会が増えてきました。
予防にも限界がありそうですが、皆様どうぞお気をつけて。

今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2019年1月13日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2019年1月12日 (土)

割合

少し前から一緒にレッスンをしている5年生さんがこちらでやるより先に割合の授業が始まってしまい、ちんぷんかんぷんだとの連絡を受けました。
年末年始を挟んだことなど諸事情により、先に進んでおくことができなかったのですが、申し訳ないことをしたなと思いながら、レッスンをしました。

しかし、いつも思うのは、小学生にとって割合というのは難しいものだろうなということです。
特に、割合の学習の際、最初に割合を小数で表すところからスタートするので、尚更ハードルを上げているような気がします。

例えば、大半の子ども達は、授業で習っていなくても果汁100%のジュースは全部が果汁だということを知っていますし、その流れで果汁3%だったら全体のどのぐらいが果汁なのか尋ねると、やはりほとんどの子が答えることができます。

ですから、百分率を使う割合から学習を進め、帯グラフや円グラフの問題をして、後から、例えば3%は100のうちの3にあたるので100分の3。小数なら0.03になるということを考えさせる方がハードルが下がるのでないかなと思ったりします。

特に、単位がないものというのは抽象的でイメージがしづらいので、難しく感じるのだろうと思うのです。
例えば、10mをもとにした場合の3mの割合であれば、小学校の算数では小数で「0.3」と答えるわけですが、例えば、「0.3倍」と言ったり、「30%」と言えば、少し簡単に感じられる子がいるのではないかと思います。
単位を付けなくても、「0.3」と答えるよりは「3/10」と分数で答えた方が、10mのうちの3m分というイメージがしやすくなるように思います。

また、そのイメージしづらさをクリアしたとしても、割合の定番的問題である、原価、定価、売価、利益などの問題は、小学生のほとんどはまだ経験が少ない(もしくは全くない)ことですから、本当に難しいだろうなと。
それがまた、割合が苦手だと感じる子を増やしているような気がしてなりません。

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2019年1月11日 (金)

手先の器用さ

これまでにも何度も書いてきたことですが、手先がしっかり使えることは頭がしっかり働くことと関連が深いそうで、特に小さいうちに積極的に指先を使わせることは大事だそうです。

今日のレッスンでそのお話をした保護者の方が、ゲーム機のボタンなどを指先で押してもダメですか?というようなことをおっしゃったのですが、多分それではあまり効果がなくて、指先の調整能力のようなものがより大事なのだろうと思います。

もちろん、生まれつき器用だったり不器用だったりというようなことはあるのだと思いますので、同じようにすればみんな同じようにできるようになるということはないでしょうし、どんなことにも例外はあるものですから、ゲームのコントローラーなどを巧みに操れれば、頭もしっかり働かせられるというような子もいるかもしれません。

ですが、簡単な例でいえば、ハサミで何かを切らせてみると上手に切れるとか、お箸で豆などをつまませてみると上手につまめるとか、折り紙を折らせたら角をきちんと合わせてきれいに折ることができるとか、塗り絵をさせると線からはみ出さずに上手に塗れるとか、そういう「調整能力」が関係してくるようなことがうまくできるかどうかというところを見て頂けばいいかなと思います。

これも例外はあると思いますが、手先がとても不器用で算数の能力が高いという子は滅多にいないのではないかと思います。(少なくとも私は出会った記憶がありません。)
特に図形など空間認知に関わる能力に影響があるのではないかなとも感じています。

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2019年1月10日 (木)

興味を持っているか

ある年長さんとのレッスンでのこと。
普段は算数や思考力系の問題や指先を使う課題などが中心なのですが、入学までに自分の名前ぐらいは書けた方がいいのではとのご希望で、少しだけ平仮名の練習をさせてもらうことになった子がいます。

その子とレッスンを始めた頃、難しく感じるものに対してはかなり強く抵抗感を示すことがあり、最初に嫌だと強く印象付けてしまうと、それがその後の妨げになってしまうこともあるため、普段取り組んでもらう課題も、表情や反応などを見ながら慎重に提示するようにしています。
ひらがなは読むのはほぼ読めると伺っていたのですが、数字を書くのもやや苦労していた時期があり、平仮名になるとどんな反応をするか少し心配していました。

少しでも興味を持ってもらえるよう、ひらがな練習帳のようなものではなく、いきなり苗字をひらがなで書いたもの、その子の名前をひらがなで書いたものなどを用意して、初めはなぞり、その下に真似をして書くというプリントを用意しました。

初回、自分の苗字が書かれているプリントを見て、「わあ!」と明るい表情になり、「書きたい!」と言ってくれました。次の回は自分の名前ですから、前回以上にニコニコ。
そして、年明けの今回はお母さんのお名前にしたところ、やはりとても嬉しそうで、時間が迫ってきていて、ほかにしたいこともあったので、それはおうちで書いてきてもらおうかと思ったのですが、本人が「やりたい!」というので、その気持ちを尊重して書いてもらいました。

楽しい!やりたい!という気持ちを持って取り組むのと、ただ与えられたからやるのとでは、恐らく身につく度合いがかなり違うだろうと思います。
この調子で、入学までに自分の名前や家族の名前などがきちんと書けるようになればいいなと思います。

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2019年1月 9日 (水)

お正月気分は抜けたものの。

私個人としてはとっくにお正月気分は抜け、レッスンも通常に戻ったつもりなのですが、まだ今日のレッスンも明日のレッスンも、今年初めてのレッスンということで、ご挨拶が「明けましておめでとうございます」なのかどうか躊躇いつつ、控えめに挨拶をしています。

子ども達はしっかり休んでリフレッシュしたのかなという感じで好調の子もいれば、お休みに遊び過ぎたのかなという頭が今ひとつ働いていない感じの子もいる感じです。

年明けから好調の子のひとりが、12月から来てくれるようになった中学生ですが、その子は冬休み期間に追加できるなら追加したいというご希望を頂いていたため、既に今年2回目のレッスン。
元々は2学期末の数学のテストがかなり悲惨な状態だったということで来てくれるようになり、家では宿題ができないということは親御さんだけでなく本人の自己申告もあったのですが、蓋を開けてみれば毎回ほぼきちんと宿題をして来てくれており、今回は土曜に出した宿題もその子なりにしっかり取り組み、1ページは付箋が貼ってあることを見落としていたそうで、「うわ~、ここ見落としとった~。しくった~。」などと言いつつ「すいません!」と謝罪まで。
自ら「家では宿題ができない」と力説していた子とは思えない状態が続いています。

私がどれだけ役に立てるかはわかりませんが、少なくともその子にとっては、今は数学に対してやる気が溢れている状態なのは確かですので、なんとかその状態が少しでも長く続き、学年末テストで結果が出ることを祈るばかりです。

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2019年1月 8日 (火)

お正月ボケ?

少し前から一緒にレッスンしている、控えめで真面目な高学年さん。
算数に強い苦手意識があるということで来てくれたので、おさらいから始めて、どこか理解できていないところがあるのか確かめてきましたが、それほどでもなく、なぜそこまで苦手と思ってしまったのかな?という印象を受けています。
真面目なので、宿題もきちんとやってきてくれるのですが、今回何枚か出したプリントのうち、あるプリントの最後の問題を解いていなかったので、どうしたのかなと尋ねました。
同じような問題であれば、できると思えば飛ばしてもいいということは、どの子に対しても言うことはあるので、それでしなかったのかなと思って尋ねたところ、わからなかったのだと。
でも、そのプリントの他の問題は全部できており、最後の問題が難しいようには思えませんでした。

どこがわからなかったのか、問題を読みながら確認したところ、家からバス停までと家からポストまでの距離が、前者が後者の11倍だと書かれている文章なのに、その子は逆に受け取っていることがわかりました。

家からバス停までが682m。これは家からポストまでの11倍です。

このような表現で書かれており、「これ」が指すのは682mだということも理解できるのに、家からポストまでの方が長いと答えます。

「これ」のところに682m、「は」のところに=、「家からポスト」のところに「□」、少し離して「11」を書き、その間は何算になるか尋ねると掛け算と答えたので「×」を書いて、これを見れば「ああ!」と言ってくれると思ったのに顔は曇ったまま…。

そこで、その子のことに置き換えてお年玉を例に尋ねたり、私と母の年賀状の枚数を簡単な数になるように礼を作って尋ねたりしたものの、どうしてもピンとこない様子でした。

元々算数に苦手意識がある子なので、少しずつ表情が悲しげになり始めたため、また今度にしようといって別の問題に移りましたが、とにかくその問題以外はほぼ問題なし。

お正月ボケで何かおかしなスイッチが入っていただけならよいのですが、次回もう一度問題を見てもらって、それでも同じ状態になったら、どうすれば納得してもらえるか、もっと考えておかなくては。

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2019年1月 7日 (月)

七草粥

今日はレッスンはお休み。
七草粥を食べる日ということで、お正月も一区切り。
ちょうど今日から学校が始まった子達も多かったのではないかと思います。
私は土曜から通常に戻っていますので、既にお正月気分は抜けていますが、明日から子ども達はどうでしょう?
明日からまた子ども達の元気な顔が見られることを楽しみにしています。

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2019年1月 6日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2019年1月 5日 (土)

新年初レッスン

お休み明けで頭が回るかどうか不安でしたが、子ども達はお休みの間に英気を養ったのか、みんな結構いい感じにレッスンに取り組んでくれて、お蔭でどうにか無事に新年初レッスンを乗り切ることができました。

今日からレッスンをさせてもらうことになった子は、体験とは違ってほかの子もいる状態だったので、一層緊張していそうではありましたが、それでも一所懸命に取り組んでくれていました。

先月からレッスンをさせてもらっている子は、体験のときに伺ったお話では、お母さまだけでなく本人も、家では宿題をしない、できないとのことだったのですが、一緒にレッスンをするようになって以降一度も宿題を真っ白で持ってきたことはなく、今日のレッスンではお休みを挟むので多めに出していた宿題をその子がわかるところは全てやってきてくれていて、そのことにもちょっと感動しました。

新しい年のスタートはいい感じに切れたのではないかと思います。
今年1年、多くの子のいい表情が見られるよう、私もがんばります。

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2019年1月 4日 (金)

仕事始め

レッスンは明日からですが、今日は明日のレッスンの準備などをしに出勤しました。
28日までは仕事でしたので、休んだのは6日なのですが、なんだかもう1か月ぐらいレッスンしていないんじゃないかというような気分で、明日からまたちゃんと頭が回るかどうか些か不安です。

しかし、レッスン再開が土曜からになってしまったため、お昼前から夕方までびっしりレッスンがあり、明日からレッスンがスタートするお子さんもいて、徐々に調子を戻すなどという余裕はなさそうです。
明日からまたよろしくお願いいたします。

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2019年1月 3日 (木)

三が日

新年3日目。
今日は特にこれといった予定もなく、のんびり(というかぐーたら)過ごしてしまいました。
レッスンは土曜からですが、明日は出勤してレッスンの準備をするなど、ウォーミングアップしておかないと、頭が回らないのではないかという不安が…。

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2019年1月 2日 (水)

初詣

今日は毎年恒例の幼馴染達との初詣に。
ここ数年は末吉や小吉や、2年連続全く同じおみくじを引いてしまったりやと、まあ、あくまでもおみくじですからそう気にはしないものの、新年の初めにちょっと嬉しい気持ちになることがなかったのですが、今年は多分初めてではないかと思う「一」を引きました。
流石に「一」で凶とかはないはず…と思いましたが、開くまでは少しドキドキ。

今年は良い年になるでしょうか。


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2019年1月 1日 (火)

新年明けましておめでとうございます

新しい年が始まりました。
平成もあと4ヶ月なのですね。

個人情報保護などの関係から、随分以前から名簿に保護者の方などの年齢はご記入頂いていないので確かめられませんが、小さい子のお母様の中には平成生まれの方がいる可能性もあるのだなと。

新しい元号、新しい時代はどんな時代になるでしょう。
平和で、未来への希望が持てる時代になりますように。

皆さま今年もどうぞよろしくお願い致します。

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