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2018年12月 3日 (月)

すごい世界だなぁ

教室では算数を主にさせて頂いていますが、中には国語もしている子もいて、その中に中学受験をする予定の子もいます。
そういう場合は中学入試の国語の問題などにも目を通すことになるのですが、色々な中学の過去問などを見ていると、しみじみすごい世界だなぁと思います。

取り上げられる文章自体が公立に進む子であれば中学生以降で読むであろうものがほとんどで、大人である私が読んでも簡単だと感じるものはほとんどありません。(もちろん内容は理解できますが、一般的な小学生向けの本などだと読むことも内容自体も子どもに向けて書いていると感じますので。)

大人が読むのにも値するような文章をただ読むだけでなく、その内容を捉え、問題を解かなくてはならない。
漢字などは習ったものに限定したり、必要に応じてルビをふったりしてあるとしても、出てくる言葉の意味を理解、もしくは推測できなければならないわけですし、その一般の小学生には明らかに難しいであろうレベルの文章を読んで内容を理解した上で問題を解けなければ、中学受験の国語では点が取れないのかと思うと、なんだかため息が出ます。

もちろん、学校によって問題の難易度にも差があるでしょうし、どれだけ得点できればいいかもそれぞれでしょうから、国語が苦手なら受験は無理ということではないとは思いますが、これを読みこなせる子どもというのは、小さい頃から本に親しみ、簡単なものではなく、骨のある文学作品などへときちんと段階を踏んで、読む本のレベルを上げていき、それと共に精神面での成長もしているようなイメージです。

もちろん、無理なくそういう成長ができた子どもはいいでしょうけれど、ゆっくり成長していくべき子に無理をしてたくさん難しいものを読ませ、言葉をたくさん覚えさせて、無理矢理精神面での成長も求めるような状態になってしまうとしたら、悲しいことだなとも思います。

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