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2018年12月31日 (月)

大晦日

今年も1年、色々な子達とレッスンさせて頂き、レッスンを通して感動させてもらったり、驚かされたり、長年やっていても未だに新しい発見をしたりと、多くの喜びをもらいました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆さまどうぞよいお年をお迎えください。

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2018年12月30日 (日)

恒例の忘年会

オフですので、仕事に全く関係ない話題で失礼致します。

結局、大掃除は予定の半分ぐらいしか進まず、晩は毎年恒例の幼馴染達との忘年会へ。
一番長い子とは3歳からの友人ですが、その幼馴染がつい先日、長年おつきあいしていた方と入籍したというビッグニュースが!
私達は集まるたびその子に、結婚しないの?と聞いたりしていたのですが、それぞれに独立して仕事をしていたり、この歳になってくると親御さんのことなどもそれぞれにあって、歳とったらいつかね〜みたいな反応だったので、みんなびっくり!
ただ、そのきっかけは、ご主人となった彼が健康診断で余命宣告に近いことを言われ、病院に行っても「家族」でないことで色々思うところがあったということのようでした。
しかし、彼女もしきりに不思議がっていましたが、初めの検査で写った沢山の大きな影で、2つの病院で手の施しようが…という見解だったというのに、改めて画像を取り直したら何も映らなかったのだと。
色々検査したもののとりあえず特に問題なしとのことで、ひと安心。
彼女の背中を押すための神様のちょっと心臓に悪い計らいだったのでしょうか。

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2018年12月29日 (土)

電池切れ

昨日、レッスン後大掃除をして帰宅した時点で、既に腕が筋肉痛になりかけていましたが、今日は完全にやる気が出ず、家の大掃除はバルコニーとお風呂以外全く進まず、ダラダラ過ごしてしまいました。
明日はがんばれるだろうか…。

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2018年12月28日 (金)

仕事納め

今日は年内最後のレッスン。
振替などもあり、お昼前からレッスンを始め、夕方には終了。
その後、片目つぶって、色々手抜きしたというのに、大掃除に5時間。
きっちりやってたら8時間ぐらいかかったのかも…と思いつつ、なんとか無事に仕事を納めました。
年内にもう一度教室には行きますが、レッスンは今日でおしまい。
さすがにくたくたになったので、明日自宅の大掃除ができるかどうかかなり不安です。(苦笑)

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2018年12月27日 (木)

今日明日は大忙しです。

今日は13時半レッスン開始で、その後、子どもが予定の時刻より早く到着したり、キリが悪くて時間が延びたりというようなことが重なり、ノンストップで20時前までレッスンでした。
終わった後は翌日の準備や掃除、片付けなどをし、あっという間に今日も22時前…。

明日はレッスン開始をお昼前まで早めたので、終わってから大掃除をと思っているものの、寒波襲来との予報もあり、さてどうなりますやら。

数日前から書こうと思っていることがあるのですが、書くと長くなることが予想されるため、気持ちと時間に余裕があるときに改めて。

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2018年12月26日 (水)

違いが分からない…。

子ども達とレッスンをしていると、え?なんで??と思うような場面に出くわすことも珍しくありません。
今日のレッスンでも、え?なんで??と思う出来事が。

折り紙を三角折りにして一部を切りとり、開いたらどうなるかを描くというものだったのですが、最近は折り紙で切り絵遊びなどをした経験がない子も珍しくなく、最初は全くわからなかったり、頓珍漢な答えを描く子もいます。
それでも、三角ではなく、長方形になるように半分折りにして開く問題はある程度答えられる子でも、三角折りになると途端にできなくなる子も少なからずいるのです。

今日の子にもやってもらった問題は下のようなものでした。



この問題に普通に答えてもらうと、かなりの割合の子が1問目を間違えるため、3問目から考えてもらうようにしています。
で、その子は3問目も初めは間違えたため、折り目の線を描いてもらい、上半分を図と同じように描いてもらってからもう一度考えてもらったところ、無事正解。次に4問目を解いてもらうと、自分で同じ手順を踏んで正解できたので、6問目に進んでもらい、それも正解。
苦手な子であっても、その流れで来ると、5問目も正解できて、1問目、2問目ももう助けなくてもできるというのがこれまでのパターンでした。

しかし、その子は4問目も6問目も助けなくても正解できたのですが、5問目がたてに半分折りした状態の絵を描いたのです。それだと折り目がここじゃないと重ならないよね?と縦の線を示したところ、一旦消したものの、何度考えてもらっても、どれだけ考える手がかりを伝えても、全く正解に辿り着きませんでした。

レッスン終盤で疲れているとかであればまだわかるのですが、それが今日の最初の課題でもあり、私には6番と5番の難しさの違いが想像できず、こうなると、見せる以外には無理そうだったので、教室ではせず、家で折り紙を使って確かめてもらうことにしました。

まだまだ私の想像できない範囲があって、いつまで経っても力不足を感じさせられます…。

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2018年12月25日 (火)

もう25日。

今日はレッスンは振替のお子さんがいたのでひっそりと。
ただ、そのひっそりのレッスンでは、普段何か尋ねてもなかなか声を出してくれない子が、レッスン終盤にいつになく質問に答えてくれて、たくさん声を聞けたのがとっても嬉しかったです。(算数の問題を解くのに必要なことを尋ねても、なかなか声に出してくれない子なので。)

帰宅後は昨日に引き続き今日も、クリスマス要素はほぼ0のまま、昨日終えられなかった年賀状作業をしようとしたのですが、今度はプリンタがおかしくなり、全く進まぬままにかなりの時間が経過…。
元旦に確実に配達するなら25日までに投函をと言っていたのに、間に合いませんでした…。(汗)

年末に向けてすべきことは全く手つかずのまま、25日が終わりました…。

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2018年12月24日 (月)

悲しいイヴになりました。

今日は振替休日でお休みでした。
元々クリスマスは何の予定もなかったのですが、昨日の晩遅くに関東に住む高校の同級生の訃報を知り、同じく悲しい気持ちの同級生と、献杯をしました。

一部の人にしか話していなかったそうで、私は全く知らなかったのですが、5年にわたって闘病していたそうです。
まだお子さん達も成人しておらず、心が痛みます。

自分で見た記憶はないのですが、かつて「 お前が無駄に過ごした“今日”は、昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった“明日”なんだ」というCMがあったそうです。
きっとこれは、だから1日1日を大事に生きろということなのだと思いますが、子どものいない私にとっては、その無駄に過ごす日々をせめて10年分でも、亡くなった友人に譲ることができていたらよかったのにと思えてなりません。

高校時代に親しかったわけではないので、闘病のことも知らぬままだったのですが、多くの同級生達をつなぎ、そのほかの面でも多くの人に愛された人でした。
私にとっては悲しいイヴになりましたが、皆さまにとって楽しいクリスマスが訪れますように。

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2018年12月23日 (日)

オフ

今日は平成最後の天皇誕生日でした。
平成も30年、平成生まれの子達が既に子どもを産んでいる。教室の子のお母様にも平成生まれの方がいてもおかしくないのだなと、今頃気づきました。

明日は振替休日ですね。月曜のイヴがお休みになるのは子ども達にとっては嬉しいことでしょうか。
本日はこれにて。

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2018年12月22日 (土)

土曜のレッスンは年内最後でした。

塾によっては(というか、塾は多くが)冬期講習をするので、年末30日や31日まで授業をするところもあるようですが、うちは小さい子が多いことなどもあり、毎年28日前後に年内のレッスンが終わります。
ですので、今日は土曜のレッスンの子達とは年内最後のレッスンでした。

来週はレッスンは28日までの4日間ですが、時間や曜日変更がかなりあるので、間違えないよう気を付けます。
子ども達がみんな、年内最後のレッスンに元気な顔を見せてくれますように。

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2018年12月21日 (金)

「わからん」と軽くいうとき

子ども達とレッスンをしていると時々、軽いノリで「あ~、わからん」などという子がいます。
恐らく、そういえば周りの大人が助けてくれるのを知っているのでしょう。

ですが、軽いノリで口にするときは、ほぼ間違いなく、まだ大して考えてはいません。そんな段階で助け舟を出せば、考えなくても教えてもらえるということを覚えさせてしまいますから、面倒なときにはとりあえずわからんと言っておこうというような術を覚えてしまうかもしれません。
考える必要がないことであれば、それでも構わないのですが、しっかり頭を使って考えるべきこと、考えた方がその子のプラスになるはずのことを、ろくに考えていない段階で助けてしまって、それが癖になってしまったら、それはその子にとって大きなマイナスになります。

これまで何度か書いていますが、子ども達は真剣に考えているときはほぼ例外なく静かです。普段落ち着きのない子であっても、問題に入り込んでいるときはかなり静かになることが多いです。
見ているとぼーっとしているように見えることもありますが、とにかくガチャガチャしていることはありませんし、大抵はとても穏やかないい表情をしています。

もちろん、そうやって集中して考えても分からない場合もありますから、そういう場合はどこかで集中が途切れ、表情が曇ったり、そこでようやく「わかりません」と言ったりしますから、そうなったら、必要に応じて助けを出します。
でも、助けるのはあくまでも、その子が問題に真剣に向き合ったと感じ取れてからです。そして、そのためにはその子の表情の変化などを見ておく必要があるのです。

おうちで宿題などをしているときに、お子さんが「あ~、わからん」などと口走ることがあるかもしれませんが、すぐに助けを出すのではなく、まずはお子さんの表情を見るなどしてみて頂けたら幸いです。

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2018年12月20日 (木)

興味

ある年長さんのおうちの方から、小学校入学までに名前ぐらいは書けるようになっておく方がいいと思うのだけれど、おうちで取り組むより教室でする方がやる気になるのではというようなご相談を頂き、どうしようか考えました。

ひらがな練習のドリルのようなものは色々ありますし、それを1冊、順に取り組んでいってもいいとは思いましたし、そういうドリルでは、まずは線1本で書けるような「つ」や「く」などの簡単なものから徐々に複雑なものへと進む場合が多いのですが、興味がある子であればともかく、そうでないのであれば興味を持てる文字から始めた方がいいのではないかと考えました。

それに、以前読んだ漢字学習の本で、幼児に文字を教える際、まずはひらがなからと考えられているが、実際には具体物と結びつけやすい漢字の方が子どもは覚えやすいというようなことも書かれていて、そういう可能性はあるだろうなとも思いました。(例えば、ひらがなは1文字ではほぼ意味がありませんが、「鳥」は漢字とイメージを結び付けられる。更に言えば、鳥という漢字より烏や鳩など、特定の鳥を指す漢字の方がより記憶に残りやすいというような内容でした。)

そこで、ひらがな練習のドリルから、マス目の紙にその子の苗字のひらがなを書き写して、「今日はこれを一緒にしようかなと思うんだけど。」と見せたところ、ぱっと表情が明るくなり、「え?これどうしたの?先生が書いたの?」と興味津々に尋ねてきました。
時間が限られていたので、1回は一緒に書いて、残りはおうちで書いて持ってきて見せてねと伝えてその日のレッスンを終えました。

すると、次のレッスンのとき、これまではそんなことをしたことがなかったのに、プリントの端に書かれていたひらがなを鉛筆でなぞりながら声に出して読んでいました。
興味を持てば、大人がやらせようとしなくても、子どもがすすんでやるということも珍しくありません。前回苗字をなぞり、その後自分で書く練習をしたことで、その子の文字への興味が高まったのであれば何よりだなと思います。

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2018年12月19日 (水)

あまりにも大きな差

中学入試の問題を見て特に感じるのは、国語に関して、小学生の子どもに求めるレベルがあまりにも高い学校が多すぎるのではないかということです。

もちろん、算数に関しても公立の小学校などの授業で考えると遥かに難しいものだらけですし、そのまま公立に進学する場合であれば、中学校の3年間で習うことの5~7割を中学受験の算数で学習してしまっているのではないかと思うほどですが、それは国語とはまた違う難しさとも言えるように思います。

というのも、超難関校などは別として、中堅校などであれば、算数に関してはあくまでも「算数」ですから、実際に確かめることができる範囲のものだけれども難易度が上がっているという感じで、何をどう努力すれば得点につながるかなどがある程度わかるように思う一方で、国語に関しては中学生以上、時には大人が読んでも十分読みごたえがあるような文章を取り上げて、その文章について問題に答えさせるのがほとんどです。

文章についてはもちろん、学校によって説明文や物語文のどちらかを重視しているとか、詩や俳句なども出すとか、大まかな傾向などはあるとしても、説明文に区分される文章の中からどんな文章が取り上げられるかは全くわかりませんし、少なくとも過去10年間の間に取り上げたような文章を同じ学校が取り上げる可能性は低いでしょう。
つまり、どれだけ多くの文章を読み、読解問題を練習したとしても、かなりの確率で初見の文章を試験の場で読み、それについて考えなければならないのだろうと思います。

もちろん、新聞や話題の本などを日頃からたくさん読んでいれば、読んだことがある文章に出合う確率は上がるかもしれませんが、中学受験で準備しなければならないことは国語だけではありませんから、物理的に難しいところもあるでしょう。

今、教室に来てくれている子の中に、少し発達上の困難があり、言葉について弱いという子がいます。それでも教室に来てくれるようになってから、国語も相当力を伸ばし、少なくとも学校の授業では平均的な子、もしくはそれよりもう少し国語ができる子という評価がもらえるのではないかというぐらいになりました。
先日は学校のテストで連続で100点や90点を取り、それも教科書でやったことがない文章が取り上げられたテストでも満点を取るなど、以前のその子からすれば考えられないぐらい素晴らしい結果を出したのですが、入試問題集の基本問題を1問解いてもらったところ8割以上不正解でした。

もちろん、中には精神的な成長が早かったり、読むことが大好きだったりで、国語が苦にならない子もいるだろうと思いますが、受験をする子の中にそんな子がどのぐらいの割合でいるのだろうと思うと、特に男の子では相当限られているのではないかと思います。
にも関わらず、中学生以上が読むような文章を読ませて、その学校は子どもの何を測りたいのか、私にはどうにもよくわかりません。(もちろん、一部の難関校などでは、精神的にも既に成長した子どもがほしいとか、本物の読解力を身に着けている子どもがほしいとかいうことで出題しているということはあるだろうと思いますので、私が言いたいのはあくまでも中堅やそれより入りやすいと思われるような学校についてのことですが。)

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2018年12月18日 (火)

また今日も

出勤前に自宅で教室宛のメールをチェックしたところ、今日のレッスンもお二人からお休みの連絡が入っていました。
例年、こんなにお休みが重なることはあったかなというほどで、特にお母様方が体調を崩されていることが多いのが心配です。
気温の上がり下がりが激しいせいもあるのでしょうか。
でも、お母様方はなかなかゆっくり休むことも難しいのではと思いますし、皆さんが早く回復されることを祈るばかりです。

というわけで、元々火曜はレッスンに来てくれる子が少ないのに2人お休みで、ちょっと寂しい1日でした。
打って変わって明日は忙しい1日になる予定ですが、明日はみんな元気に来てくれるかなぁ。

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2018年12月17日 (月)

気ばかり急いて

この時期は毎年同じようなことを言い、同じように時間を過ごしてしまっている気がしますが、12月に入ると気ぜわしくなり、あれもしなくてはこれもしなくては…としなくてはいけないことは頭をよぎるものの、気ばかりが急いて結局は何も捗らぬまま時間が過ぎてしまう日々です。

そして気づけば今年も残り2週間…。
結局今日も全く有効に時間を使えずに終わってしまいました…。

先週から体調不良でのお休みの連絡が続いていますが、今週はみんな元気に来てくれることを願うばかりです。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2018年12月16日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2018年12月15日 (土)

皆様どうぞお大事に。

今週に入り、お子さんや保護者の方が体調を崩されたとの連絡が一気に増えてきました。
今日は保護者の方が体調不良で送迎できないというご連絡と、お子さん自身が発熱でお休みというご連絡、ほかにも、お子さんは来てくださったものの、保護者の方が風邪で休んでおられたとも伺いました。

風邪、インフルエンザのほか、学校によっては水疱瘡、ノロ、胃腸炎など、色々流行っているようです。
気をつけると言ってもなかなか難しいところもあるかと思いますが、皆様どうぞご自愛ください。

師走もあっという間に半分が終わりました。
今年も残すところあと半月余りです。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2018年12月14日 (金)

申し訳ありませんでした…。

今年の冬は妙に暖かい日が続いたりしたこともあり、暖房を付け始めるのも遅かったのですが、子ども達が寒いと言わなければ、温度設定も低めにしていました。
というのも、人は少し肌寒いぐらいの方が暖かいより頭が働くというようなことを読んだことがあるのと、実際、暖かくなり過ぎると子どもが見るからにぼーっとのぼせたような顔になって、頭の働きが鈍くなるということで、寒くない程度にしか暖めていませんでした。

しかし、教室でお待ち頂いている保護者の方が時々寒そうにしておられることがあり、女性なので寒さを強く感じられるのかなぐらいに思っていたのですが、今日お話した保護者の方の寒がりようが相当だったので、気になってレッスン後に普段お待ち頂いているところに座ってみました。
すると、室内にもかかわらず、どこかから風が入ってきているような感じで特に足元がすーすーすることに気づきました。気づくのが遅くなり、寒い思いをさせてしまっていた保護者の皆さまにお詫び申し上げます。

先に書きました理由で室内全体の温度を上げるのは難しいですが、別にヒーターがございますので、明日以降自由にお使い頂けるようにしておきます。
寒さに比較的強い私でもあの場所が寒いというのはわかりましたので、遠慮なくお使いください。

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2018年12月13日 (木)

持って生まれたもの

人はそれぞれ生まれたときから何かが得意だったり、何かが苦手だったりというところがあるのだろうと思います。
どの程度の割合なのかとか、遺伝的要素、環境的要素がどの程度影響するのかなど、難しいことはわかりませんが、生まれつき運動能力が高い子もいれば、絶対音感を持って生まれる子もいますし、抜群の記憶力を持っているとか、絵がめちゃくちゃうまいとか、飛び抜けている能力については、生まれながらに持っているものによるところが大きいのではないかなと思います。

教室の子達を見ていても、これまでに何人か抜群に算数ができる子がいましたが、その子達は親御さんなどの働きかけでよりよく伸びた面もあるとは思いますが、天性のものだなと感じました。
そして、またそういう印象を受ける子が現れました。

普段のレッスンでも感心しきりなのですが、今週のレッスンでも、時計を使っての学習をしていたとき、実際に針を回しながら、指定された何時何分に合わせてもらっていたところ、時計の模型を使うこと自体初めてだった上に、ダイヤル部分で回せるのは見せたものの、それ以上は何も言わずに渡したところ、その子がとった行動に驚かされました。

これまで時計の模型を使ってレッスンをした小さな子達は、記憶にある限りみんなダイヤルは時計回りの方向にしか回しませんでした。
ですので、例えば一旦1時15分に合わせた後、次に10時20分に合わせるような場合、ぐるぐるぐるぐる9周回して、あと5分というような動かし方をします。それだと回す回数が多くなるので、反対に回せば3周弱で済むということを見せるなどすれば、その後近い方に回すという子もいましたが、幼児や1年生ぐらいだと、時計は時計回りという印象が強いのか、数が増えていくのが自然な数え方ということがあるのか、なかなか反対に回そうとしませんし、そもそも、どちらに回す方が回数が少なくて済むかという考え方が、幼い子達にはまだあまりないのかもしれないとも思っていました。

しかし、初めて時計の模型を使って時・分を合わせていた子が、極めて自然に反対回り(回す回数が少ない方)に回して針を合わせる瞬間を目撃し、正直びっくりしました。
誰かに教えられたわけでもないのに、その子は自ら気づいたということなのでしょう。こういうことに自然に気づくというのは、やはり持って生まれた能力のひとつなのだろうと思います。
その子のこれからがますます楽しみですし、個人的には羨ましいなぁとも思います。

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2018年12月12日 (水)

わかったふり

教室である程度の期間一緒にレッスンをした子であれば、私に対してわかったふりをしても意味がないということは、ほとんどみんなわかってくれるのですが、先日体験に来てくれて、早速今週からレッスンをすることになった中学生さんは、学年が上がっている上に、これまでほかの塾などにも行ったことがあるようで、ちゃんとわかっていないであろうことを「あ~、なるほど、そういうことね~」などと言って、わかったふりをすることが何度かありました。

口でどう言っていても表情を見ていれば、それが本当なのかどうかはある程度判断ができますので、その子の場合は本当にわかっていっていることもあり、本人からしたら、同じように反応しているのに、なぜそのまま受け取ってくれるときと実は今ひとつわかっていないでしょ?と指摘されるときがあるのか、不思議に思っているかもしれません。

ただ、これに関しては本当に最初が肝心だと思っていて、私に対してはわかったふりをしても無駄だし、適当に答えを書いて探りを入れる作戦も通用しない、まだよく考えていない段階で分からないと言って助けを求めても絶対助けてもらえないというようなことを、早い段階でわかってもらうことこそ、何より大事なステップだと考えています。

新人さんは今のところそれも含めて楽しそうに取り組んでくれているので、このまま力を伸ばしていってくれたらいいなと思いますし、そうなるよう、私もできるだけの努力をしようと思います。

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2018年12月11日 (火)

何度でも言うべきか

教室では特に小さい子達に対してはスピードを求めることはしませんし、時間がかかってもその子が考えているようであればその子が考え終わるのを待って、必要であれば別の方法もあるということを伝えたりするようにしていますが、学年が上がってくると、それまでじっくり考えることを続けてきた子達のほとんどは、自然とある程度スピードが速くなるということも多いので、敢えて速くするように言う必要がない場合も多いです。

ただ、中には学年が上がってもなかなかスピードが上がらない子もいて、そういう子達の中には、計算などを紙に描こうとせず、頑なに暗算しようとして時間がかかっている子もいます。
低学年の間であれば暗算でもできる問題がほとんどですが、学年が上がると、例えば2桁×2桁などを頭の中だけで答えを出そうとすると、時間もかかる上に間違える可能性も高まります。
おまけに、せっかく出た答えが間違っていた場合、どう計算したかが残っていないため、また一から考え直すしかありません。

ですので、高学年以上の子達には速くできることは速くするよう促すこともありますし、計算は消さずに残しておくようにも言います。それでも、なかなか自分から書こうとはせず、面倒な計算でも暗算でしようとする子がいて、そのうちの一人は真面目で大人しく、全く反抗しているとかではないにも関わらず、頑なに暗算をしようとするのです。
その結果、書けばすぐわかるはずの問題に何倍もの時間が必要になり、思うように先に進めなかったりということが起こります。といっても、学校よりは十分先に進んでいるので、どこまで言えばいいのか、性格的にどうしても書くのが嫌というような子であれば、書くことを強制されることで算数が嫌いになる可能性も0ではありませんので、判断に迷います。

その子が書かずに暗算をし続けているのは、少なくともこれまでそうしていても困ることがなかったからなのだろうとも思いますし、学校などで困ることがなければ、そのスタンスを変える必要を感じないのかもしれません。
であれば、中学生になったりして、本当にスピードがなければテストで思うように点が取れないなどの困りごとが出てくれば、自ら変えようと思うかもしれません。

その可能性もあるだけに、何度でも言うべきなのかどうか(もちろん、言うとしても「絶対書きなさい」とか「なぜ書かないの」とか強制するような言い方はしませんが。)なかなか判断が難しいところです。

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2018年12月10日 (月)

「あっ」という瞬間

先日の体験レッスンでのこと。

これまで家庭学習で算数に取り組んでこられたものの、じっくり考えられていないようだということだったのですが、初めましての緊張や教室に勉強に来ているということなどもあってか、その子なりによく集中してがんばってくれていました。

学校ではかけ算を学習しているとのことだったので、かけ算に関係しているあたりで、まだ学校では習っていないであろうことなどをやってもらうことにしました。
その中で、□×6=18のように、四角に何の数が入るか考えてもらう問題をしてもらったところ、まだ学校では7の段はしていないようで、7×□=21を考えるときに、計算用紙にマルを7つ描いてぐるっと囲み、また7つ描いてぐるっと囲みとそれを繰り返し、3回分でマルが21個になったので、□に3を描きました。

何問か先に7×□=49が出てきたのですが、先ほどの21個のマルの続きを描こうとしたときに、その子がおもむろに7つのマル3回分を更にぐるっと囲んで21と描きました。そう描いたものの、普通に4回目を描き始めたので、「そうやって描いてくれていいんやけど、ちょっと聞いてもいい?これで21なんやんね?じゃあ、この答えが6回より多いか少ないか、それかちょうど6回かわかる?」と尋ねてみました。

初めは、いきなり一体何を言っているんだろうというような表情だったのですが、「3回分で21って描いたから、もしかしたらわかるかなと思ったんやけど。」というと、もう一度自分が描いた7個3回分のマルを見つめ、次の瞬間、小さく「あっ!」というのが聞こえました。

私はこの瞬間を見るのがとても好きです。その子は3回で21ということは、突然私が尋ねてきた6回というのがその倍、42になるのだと気づいたのです。気づいた瞬間に咄嗟に小さな声が出たわけです。
気づいた後はもうマルを描かなくても、□に入るのが7だとわかったようで、そのまま答えを書いてくれました。

初めてのレッスンですから、そう尋ねても気づくかどうかは未知数でしたし、もし気づかなければそのままマルを描いて考えてもらうつもりでした。そうすれば解けるのは確かですから、それをしてはいけないという理由はありません。
でも、そうやって解けても、恐らくその子は楽しいなとか気持ちいいなと感じることはなかっただろうと思います。
本当に小さな小さな気づきですが、「あっ!」と思う瞬間を積み重ねることで、考えるのが楽しいな、解けると気持ちいいなと思えるようになっていくのだと思います。

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2018年12月 9日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2018年12月 8日 (土)

久しぶりのハードな1日

今日はイレギュラーのレッスンがあったり、体験レッスンがあったりで、お昼前から18時まで一時たりとも子どもが途切れることなく、その結果、トイレにすらいかぬままノンストップの7時間弱。
終わったらさすがにちょっと放心状態でしたが、今日の子達はみんな結構好調でがんばってくれたので、レッスン中には疲れを感じることなく乗り切れたのではないかと思います。

ここ2日ほどは予報通り急に冷え込み、体調を崩している方も増えてきているようです。
皆さまどうぞお気をつけて。
来週も子ども達がみんな元気な顔を見せてくれますように。

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2018年12月 7日 (金)

今週はバタバタしています。

土曜は午前中からレッスンなので金曜はあまり遅くならないうちに帰宅したいと思っているのですが、今日は2日連続23時帰宅。
明日はイレギュラーでレッスンがびっしりなので、形だけの更新で失礼いたします。

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2018年12月 6日 (木)

なかなか見られない反応

今日は急遽体験レッスンをお受けすることになった中1さんが通常のレッスンが終わった後にやってきました。
初めましてだったのですが、人見知りしない様子で、礼儀正しいけれどニコニコ明るく、まずはひと安心。(子どもが緊張していると私もより緊張してしまうので。)

急遽というのは、お困りごとがあってというわけで、お話からすると数学がかなりすごい状態なのではとある程度心の準備はしていたのですが、何がどこまでできるのかやってみてもらったところ、少なくとも小学校段階の計算はきちんとできていそうな雰囲気で、それどころか正負の数など中学で習ったことも想像以上にできているようです。

じゃあなんで期末テストがそんなことになってしまったのだろうと思いつつ、理解があやふやそうなところを解きほぐし、体験の限られた時間ではありましたが、「ああ、そういうことか!」とか「わかったぞ!」とかいう声を聞きながらレッスンを進めさせてもらいました。

中学生は原則75分なのですが、75分間ほぼずっと数学に集中し、いい調子でやりとりも繰り返し、1時間ほどでお母様が戻ってこられたときに時計を見て「え?もうこんなに時間経ったん?!」とひと言。
更には戻ってくるのが早いとまで言うので、「でも、あと15分ぐらいで終わりやから、そろそろ戻ってきてもらっていいやん?」と言ったところ、「え~!まだまだやりたい!面白い!」と全くつかれた様子を見せません。

それでもまあ時間はある程度決めていますので、1回のレッスンでこれまでに理解が曖昧だったところを全てすることも難しく、切り上げることにしたところ、もう通う気満々。お母様と日時のご相談をしたところ、「あ~~、来週楽しみやわ~。早く来週ならへんかな~。」とまで。

算数や数学が好きな子はこれまでにもたくさん出会いましたが、少なくとも今日の体験の子は数学が大変な状態になっているということで来てくれたわけですから、数学が好きというわけではなかったはずですし、そもそも1時間以上集中して取り組んだのに、まだまだやりたいという発言をした高学年や中学生ってこれまでいたかなぁ?と思うぐらい、印象に残る反応でした。

そのワクワクがどこまで続いてくれるかわからないのでまだ楽観はしていませんが、少なくとも体験での印象は決して算数や数学が苦手な子ではないはずというものでしたので、ご縁を頂いてよりよく力を伸ばしてくれるといいなと思います。

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2018年12月 5日 (水)

聞くのが得意?

来てくれた当初に比べると随分考えられること、できることも増え、恐らく学校では授業で困ることもないのではないかなと思えるようになった子のお話。

まだ1年生だった頃、おうちの方があれこれ手を尽くし、何とか分からせてあげようとされたにも関わらず、1年生の早い段階から算数で苦戦しているということでご縁をもらったという経緯だったため、少なくとも算数に関しては今もスラスラ解ける、得意になった、というところまでは至っていません。

ただ、その子はほかに得意なことも色々あるようなので、算数に関しては授業で困らない程度、嫌いにならない程度にできれば、それでもいいのかなと思っているものの、今でも時々予想外の答えを出したり、その子にとって簡単なはずのことでも突然できなくなったりということもある状態です。

それが、今回のレッスンで問題を読み聞かせて正解を答えるという課題をしてもらったところ、4問とも一度読んだだけなのに全部正解したのです。
例えばぼくのかばんはお父さんのカバンより小さく、おじいちゃんのかばんはお父さんのカバンより大きいなら一番大きいのは誰のカバンかというような、3つか4つのものを比べて何番目のものは何か尋ねるというようなものなのですが、その類の問題をすると、少なくない数の子は一度読んだだけでは答えられず、「もう一回読んで」と言ってきますし、一度読んだだけでは間違える子もそれなりにいるのです。
それは算数が得意でよくできる子であっても、苦手な子、一度読んだだけではできない子もいるのですが、その子は一発全問正解だったので少し驚きました。
それと同時に、もしかするとこの子は耳から情報を入れるほうが理解が進むタイプの子なのかもしれないなとも思いました。

国語もあまり得意ではないようなのですが、問題を解く際に黙読ではなく、必ず音読させてみたら、今よりよくできるようになるかもしれないと感じましたので、次回以降試してみようと思います。

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2018年12月 4日 (火)

自信

先月から一緒にレッスンさせてもらうようになった高学年の女の子。
お問い合わせを頂いたときのお話では、算数で苦戦して、完全に自信をなくしているような状態とのことで、私がお役に立てるかどうかはわかりませんでしたが、少しでも早く一度来てくださいとお伝えして、体験に来てもらいました。

初めて会うその子は礼儀正しく物静かな感じで、緊張もしているようでしたが、何より確かに自信がなさそうでした。
ですが、試しに問題に取り組んでもらったところ、確かにところどころあやしいところ、不確かなところはあったものの、そんなに自信をなくしてしまうほどの状態ではなく、何をそこまで思い詰めてしまったんだろう感じました。

その後、これまでの復習をしつつ、先の内容も少しだけ予習もするという形で今でひと月ほどレッスンをさせてもらいましたが、相変わらず物静かではあるものの、心なしか表情が和らぎ、自分は算数ができないという思い込みから脱しつつあるように感じます。

既に高学年になっているのに、ひと月ほどで変化が見え始めるというのは、やはり算数の能力はそれなりに高いということなのではないかと、その子が問題に取り組む様子などを見ていて感じています。
コンプレックスがなくなるかどうかはわかりませんが、できれば算数が楽しいと思える瞬間が、彼女にも訪れるといいなと思います。

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2018年12月 3日 (月)

すごい世界だなぁ

教室では算数を主にさせて頂いていますが、中には国語もしている子もいて、その中に中学受験をする予定の子もいます。
そういう場合は中学入試の国語の問題などにも目を通すことになるのですが、色々な中学の過去問などを見ていると、しみじみすごい世界だなぁと思います。

取り上げられる文章自体が公立に進む子であれば中学生以降で読むであろうものがほとんどで、大人である私が読んでも簡単だと感じるものはほとんどありません。(もちろん内容は理解できますが、一般的な小学生向けの本などだと読むことも内容自体も子どもに向けて書いていると感じますので。)

大人が読むのにも値するような文章をただ読むだけでなく、その内容を捉え、問題を解かなくてはならない。
漢字などは習ったものに限定したり、必要に応じてルビをふったりしてあるとしても、出てくる言葉の意味を理解、もしくは推測できなければならないわけですし、その一般の小学生には明らかに難しいであろうレベルの文章を読んで内容を理解した上で問題を解けなければ、中学受験の国語では点が取れないのかと思うと、なんだかため息が出ます。

もちろん、学校によって問題の難易度にも差があるでしょうし、どれだけ得点できればいいかもそれぞれでしょうから、国語が苦手なら受験は無理ということではないとは思いますが、これを読みこなせる子どもというのは、小さい頃から本に親しみ、簡単なものではなく、骨のある文学作品などへときちんと段階を踏んで、読む本のレベルを上げていき、それと共に精神面での成長もしているようなイメージです。

もちろん、無理なくそういう成長ができた子どもはいいでしょうけれど、ゆっくり成長していくべき子に無理をしてたくさん難しいものを読ませ、言葉をたくさん覚えさせて、無理矢理精神面での成長も求めるような状態になってしまうとしたら、悲しいことだなとも思います。

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2018年12月 2日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2018年12月 1日 (土)

「これ得意なん?」

今日のレッスンで、内心ちょっと笑ってしまったことがありました。

私は空間図形などの問題を脳内でイメージすることが苦手なので、たくさん経験をしてできる範囲を広げたというのが正しく、今でも問題によっては実際に物を使って確かめなければわからないものなどもあります。
ですので、子ども達にも「私は苦手やけど」とか「子どもの頃、私はできへんかったけど」などというようなこともあるのですが、そのせいなのかなと思う、思いがけない質問が。

1年生さんに算数の計算パズルをしてもらおうとした際、問題の難易度が上がってきて、1年生には結構難しいものだったため、「ちょっと(手がかりを)教えて~!」と言われました。
そこで2つ、3つどこから考えればよいか、目の付けどころを示そうとしたとき、その子に「せんせー、これ得意なん?」と聞かれました。(笑)

1年生の子に取り組んでもらう計算パズル問題はさすがに「得意」ですし、そもそもパズル問題は好きなのですが、小さい子の感覚は本当に可愛らしくて面白いなと。
問題によっては私より自分の方が得意だ、よくできると思っているものもあるんだろうと思います。
多分さすがにまだ1年生さんには負けていないとは思いますが。(笑)

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