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2018年11月29日 (木)

さじ加減

今日は今月5回目のレッスンだったのでお休みでした。
明日で11月もおしまいですね、ほんと早いなぁ。

先日少し驚いたことがありました。
今のところ、算数はかなり得意だと感じる1年生さんに計算パズルを年長の頃からしてもらっているのですが、初めは3×3の9マスの簡単なものから始まり、段階を経て、6×6の36マスにまで進みました。

その子ならできるはずと思っていたのですが、初めに3×3、4×4とマスの少ないものから始めたこともあり、どういう考え方をしたらよいかなどは特に言わず、その子が試行錯誤をしながら気づいてくれるといいなという感じでこれまで来ていました。

マスが少なければ、とりあえず書いてみて、合わないところを入れ替えるというようなやり方でもなんとかなりますが、マスが増えてくると、確実に決められるところを探し、そこから決めていくというような方法を取らないと、いつまで経っても完成しないようなことにもなり得ます。

算数が得意なこともあり、これまでは力技でもなんとかなっていたということなのか、6×6マスになった途端、やるのを渋るようになりました。1年生さんには普通はそのサイズのものはしてもらうことはないのですが、順調に進んできたからそれをしてもらうことになったのだということを本人に伝え、すぐにできなくてもいいので、できたら持ってきてねと言いました。

しかし、その後完成したと持ってきてくれることはないまま数週間。どうなったかと尋ねたところ、どこかに行ってしまったとのこと。そこで、改めてやってみてもらうと、やはり絶対ではないところにとりあえず書いてみて、合わなければ消してとやっているうちにだんだん顔が曇ってきました。

そこで、何か所かまず決められるところを指して「ここは何が入る?」と尋ね、答えられたら「じゃあ、ここは何?」と目の付け所をいくつか指してやり進めたところ、途中からは「もうわかった!」といってやり始めました。
そして、新たに宿題に出したプリントはほとんど消しゴムの後もないぐらいの状態で翌週持ってきてくれました。
その後はそのプリントを見ても嫌そうな反応を見せることはなくなり、その子なりにどういう風に考えればいいのかわかったのだろうなと感じました。

やり方を教えたのではなく、いくつか目の付け所をこちらが指して考えてもらっただけなのですが、その子にとってはその助けで十分だったようです。ですが、そのわずかな助けがなければ、かなり苦戦して、完成させられずに投げ出してしまっていたのですから、何をどこまで助けるかのさじ加減は本当に難しいものだなと思います。

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