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2018年11月13日 (火)

説明する練習

子ども達とはレッスン中に長い時間おしゃべりをすることはほぼありませんが、レッスンが終わった後などに時々子どもが学校であった話や、何か面白かったことなどを話して聞かせてくれることがあります。
今日のレッスンでは、ある子がレッスンの途中に出てきた問題に関連した話をし始め、そんなに長くはならないだろうと思いながら聞き始めたところ、その子が言いたいことが何なのかなかなかわからず、予想の倍以上話の終わりに辿り着きませんでした。
しかし、話の内容を考えれば、その子がしゃべった時間の3分の1以下の時間で話を済ませることは十分可能だっただろうなとも思いました。

もちろん、子どもの成長段階などにもよると思いますが、その子はもう高学年なので、今の時点でせめて半分の時間でうまく話をまとめられるようになっておく方がいいのではないかなと思ったものの、それは小学生の子どもが自分ひとりで努力してなんとかするには難しいようにも思い、その子には伝えませんでした。

以前読んだ本に書かれていた気がしますが、子どもが親に話をするときに、親が忙しいと子どものいうことを先回りして「~~ってことでしょ?」と言ってしまったり、なかなか言いたいことが伝わらないので話を途中で終わらせてしまったりということをしてしまうことがあるかもしれないけれど、できるだけ辛抱強く待ち、どういえばいいか困っているようなときには「~~って言いたいのかな?」などと少しだけ助け船を出し、日々、そういうことを積み重ねていくことが(いつもするのは難しくても、できる範囲で心に留めておくことが)大事なのだろうと思います。

小さい子だと話をうまくまとめるというのは初めはできないだろうと思いますので、まずはどれだけ回りくどく、わかりにくい話であっても、根気強く話を聞き、聞き終えた後で「~~~ってことがあったのね。」とか「~~~っていう話ね。」と、大人の側でうまくまとめてあげるなどすれば、そういえばよかったのかと気づくかもしれませんし、少しずつうまく話せるようになっていくのではないかと思います。

だらだら説明するのではなく、大事なポイントをおさえて手短に説明するというのは、やはりある程度考える力がなければできませんし、苦手な子であれば練習しなければなかなかうまくできるようにならない場合もあるでしょう。
しかし、そういう能力が国語の力、作文や感想文を書く力などにも直結しているのではないかとも思いますし、大人になっても大事な力なのは間違いありません。

普段から時々意識的に、子どもに何かを説明してもらう時間を取ることは大事なことかもしれませんね。

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