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2018年11月22日 (木)

そういえばそうだった。

今日の年長さんとのレッスンでのこと。
よくできる子で、うちに来てくれるまでにもうかなり先のことまで学習したとのことだったので、おさらいを兼ねて今は100までの足す引くをしています。
よくできるのですが、いい意味で子どもらしさもちゃんとあって、疲れたときやあまり好きではない問題などだと途端に反応が悪くなったりもします。

今日のレッスンでは、スタートから快調に進んでいたのですが、途中で急にブレーキがかかり、眠くなったのかな?、疲れたのかな?と少し立ち上がってもらったり、課題を楽しそうなものに変えてみたりもしたのですが、今ひとつ復活せず、まだ少し難しいのかな?と思ったりしていました。

ただ、まだ時間があったので、計算問題ではなく、文章問題のプリントを出してみたところ、突然表情が明るくなり、声に出して問題を読み始めたかと思うと、2桁同士のたし算やひき算、3つの数を足すものなどもあったにも関わらず、楽しそうに取り組んで、次々解いてしまいました。

それを見て、そういえばそうだったなと思い出したことがあります。
この子は読むことも好きなようなので尚更顕著に反応に現れたところもあるかと思いますが、幼児や低学年の子は少なくない割合で、単純計算より文章問題の方が好きで、楽しそうに解くんだったなということです。

小さい子達にとっては数式はイメージがわきづらく、その分難しく感じる反面、文章問題であれば、チョコレートやカード、お花など、実際にイメージできるものが出てくるので、読んでいて意味がわかるのだろうと思います。

塾講師だった頃、計算はできても文章題になると途端にできなくなる子が少なからずいて、計算はできるのになんでかな?と思っていましたし、教室を始めるときにお世話になった先生が、きちんと数の感覚が身についていれば、文章問題は解けて当然だとおっしゃるのを聞いて、この先生はできるお子さんしか見ておられないからわかっておられないんだなとまで思っていたのを思い出します。
しかし、実際に教室を始めてみて感じたのは、その先生がおっしゃった通り、きちんと考えて自分で理解するということを積み上げた子達は文章題だけが苦手という子はひとりもないということでした。

そして、小さい子達はただの計算式より文章題の方が簡単だと感じる子も少なくないのも事実です。

つまり、計算だけはできるけれど文章題になると途端にできなくなるという状態は、実際のところは計算もやり方を覚えて答えが出せているだけで、本当の意味では理解していない可能性が少なからずあるのだろうと、今は思います。

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