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2018年10月13日 (土)

試行錯誤

数年前から少しずつ作ってきた教材を実際に子ども達に使ってレッスンをする機会が少しずつ増えてきました。
これまで使ってきた様々な教材の良いところは参考にし、よりよくできそうなところは更に工夫し、使いづらいところは自分なりに考えて作ってきたのですが、やはり実際に子ども達と使ってみることで更に気づくことがあり、その都度手直ししたりしながら、より自分の理想に近づけているところです。

そんな中、改めて気づいたことがあります。
これまで長らくメインで使ってきた教材で、多くの子がどう書けばいいのか迷う問題があり、また、宿題などでおうちの方がついて説明などをしなくても、子どもが自分で見て考えられるといいなという思いもあり、問題によっては書き方の例を付けているものがあります。

例えば、初めて足し算の式を書くようなプリントでは、1問目の図に例として式と答えを書いておくことで、何を書けばいいのかわかるようにしたり、時計の時刻なども1問目には答えを書いておいたりしています。
また、これまで一緒にレッスンをしてきた多くの子が、イコールが並んでいるとどう書けばいいのか戸惑うことが多かったので(例えば 3L=(   )dL=(    )mL などのようなもの。)そういう問題にも1問目は例として答えを書いておきました。

しかし、足し算や引き算などの式と答えを1問書いておくのと、「3L=(30)dL=(3000)mL」のように書いておくのとでは大きな違いがあることに、レッスンをしていて気付きました。
計算式の例の場合は、そのほかの問題は自分で図を見ながら数を確かめ、式を書き、答えを考えることになりますから、あくまでも書き方を参考にするだけですが、単位換算などの問題の1問目に正しい答えを書いた例を付けてしまうと、その下に同じ単位換算の問題が並んでいると、ほぼ全く考えなくても答えが書けてしまうことになります。3Lが30dLなら5Lは50dL、10Lは10000mLなど、例と見比べるだけで答えが書けるとなると、子どもが「1Lは何デシリットルだったかな?」などと考える機会を奪ってしまうことになりますし、それどころか、例を見ながら機械的に処理をするだけになってしまえば、その内容はほとんど身につかずに通り過ぎてしまうことにもなりかねません。
小さいことではありますが、子どもの考える機会を奪ってしまうところだったと気づき、教材を修正しました。

きっとこれからもそんな試行錯誤が続いていくのだろうと思います。

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