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2018年10月25日 (木)

説明しなくても。

子ども達と教具などを使いながらレッスンをしていると、何も言わなくても子ども自身が気づき、理解してくれる場面にしばしば出合うことができます。

既に筆算などでは1000ぐらいまでの足す引くをしたことがあるという新人さんとのレッスンでのこと。
確かに筆算なら多少大きな数でも計算できるようですし、実際に賢いお子さんなのですが、数の感覚があるというよりは、どう考えたら解けるかを理解している感じなのではないかという印象を受けたので、少しおさらいをさせてもらうことにしていました。

体験レッスンなどの際には、2桁同士でも一の位から答えを書いていくような感じだったのですが、教具を使いながらおさらいをしていると、筆算ではない式は上の位から答えが書けるようになってきていました。
そして、できるもののやや不安が残っている感じだった2桁同士の繰り上がりのあるたし算を、教具を使いながらおさらいしたところ、こちらが声掛けをしなくても、十の位が繰り上がりで1つ増えるということを理解し、上の位から答えを書けるようになり、何問か解いているうちに表情にも自信が感じられるようになりました。

例えば、「28+47」であれば、多くの子はまず一の位の5を書き、十の位の2と4に繰り上がりの1を足して7を書くという順になるのですが、繰り上がるということが判断できれば、十の位が7になると判断し、7を書いてからあと5個だから「75」とそのままの順に答えを書くようになります。
この書き方だと、繰り上がりを足すことを忘れることもありませんし、繰り上がったことを覚えておく必要もありませんので、慣れてしまえばこちらの方が楽で速いことも多いのです。

気づかない子には、例えばい上述の式だと一の位を指しながら、「60のままか70になるかわかる?」などと聞き、「70になる」と言えたらそのまま7を書かせて、「あと何個ある?」のような感じで尋ねて「5」を書いてもらうなどすることを何度か繰り返して、なるべくその考え方ができるようになってもらうようにします。

ですが、そういう声掛けをしなくても、教具などを使いながら子ども自身が気づいてくれるということも少なくありませんので、説明せずに子どもが気づいてくれたときは、私もとても嬉しくなります。

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