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2018年10月24日 (水)

必要な手助け

小さい子達とレッスンをしていて判断が難しいことのひとつは、何をどこまで助けるか、教えるかということです。
理想は時間無制限で心ゆくまで取り組んでもらうことなのだろうと思いますが、レッスン時間は限られていますし、子どもによってはずっと考え続けることを楽しめない子もいます。

例えば、積み木をお手本に合うように置くという課題でも、何度も何度も試行錯誤しても平気な子もいますが、苦手な子などでは絶対に合いそうにないものを置いては除け、今除けたのにまた同じものを置き…というようなことを延々繰り返すようなこともあります。

楽しんで試行錯誤できる子には時間が許す限り試行錯誤して自ら何かをつかみ取ってもらうのがいいと思うのですが、その場合でもほんのちょっとの声掛けで格段にスムーズにできるようになる場合もありますし、苦手な子などにはどこに目をつけるといいか、どういうものから先に置くのがいいかなど、声掛けをしてあげないとなかなか気づけないということもあります。

数の学習でも、例えば10のタイルがきっちり置ける台があって、そこに8のタイルを置いたような場合、ぱっと見て8とわかる子は少ないので、声かけしなければ、1つずつ数えて確かめるということもあります。しかし、足りないほうの2個分のスペースを指してあげれば、10より2少ないから8だと気づく子も多いのです。
それに関しては言わなくても気づく子もいますが、気づいていないような場合は声掛けをしてあげることで1つずつ数えるとか、4と4や3と5で8という捉え方のほかに、10より2少ないからという新たな捉え方もできるようになります。

今日のあるレッスンで、20までの数を教具で学習していた子が、「5と5と5と4」というのは見てきちんとわかっているのに、「5と5と5で15だから…」と、15にさらに4を合わせるという考え方をしていました。他の数も「5と5と5と2」などのような捉え方をしていたので、「10の上に何個あるか見てね」というと、それまでより随分スムーズに答えられるようになりました。

このように、その都度適切な声掛けができるといいなと思います。

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