楽しいと感じること
今日は年長さんの体験レッスンがありました。
小さい子達の多くは好き嫌い、楽しいか楽しくないかをすぐに言葉や態度に表しますので、体験レッスンの段階で目をキラキラさせているような子のほとんどは算数が好き、得意という気がします。
今日のレッスンでも、まだ問題文を読んであげていないのに、理解して問題を解き始めたり、だんだん時間も長くなってきて、年長さんなのでそろそろ疲れたのではと「もうおしまいにする?」と尋ねても、「楽しいからまだやる!」と返事が返ってきたり。
これは、よほど間違った指導を受けない限り、算数が楽しくてよくできる子に育ちそうだなと感じました。
そのぐらいの年齢の子にとっては、恐らく勉強と遊びの線引きがはっきりしておらず、勉強だけど楽しいとかいう感覚ではないのだろうと思います。ただ単に、遊びの中で、パズルが好きだとか、レゴが好きだとか、それと同じような感覚で算数の学習が好きと感じているのではないかと。
もちろん、好き嫌いは理屈ではないので、小さい頃から既に数にあまり興味がなく、算数を楽しいと感じない子もいますし、形が苦手だから算数の図形などもキライというような子もいますから、これは周囲の働きかけで変えられるものではない部分もありますが、少なくとも、好きだ、楽しいと感じる子達は、その子に合った学習法や指導者に出あえれば、よりよく力を伸ばしていけるのではないかなと思います。(そういう存在に私もなれたらいいなと思います。)
苦手な子達にとっては、何か少しでも楽しい、面白いと感じてもらえるようなことがないか、どうすれば達成感を感じてもらえるかなど、もっともっと考えていかなくてはいけないなとも思います。
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