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2018年8月29日 (水)

見通す力

昨日、広い視野のことを書きましたが、それと似た大事なことは「先を見通す力」というようなものがあるのではないかと思います。
子ども達とレッスンをしていると、今、目の前の問題を解けたらいいというような感覚でいるんだろうなと感じることが時々あります。

今日のレッスンでも、中学受験をする予定の高学年の子が受験算数の立体図形の問題に取り組んでいたとき、立方体の8つの角を切り落とした立体について、辺、面、頂点の数を求める問題を、図を見ながらコツコツ数えているようでした。

ある程度簡単な図形であるとか、どうしても図形の問題が苦手で数えるしか無理であるとかならまだしも、その方法だともっと複雑な立体になったときや、図を与えてもらえないときなどには手が出なくなるかもしれません。
少なくともその子は、自らの希望もあって受験をするようですから、受験の際使える力を身に着けるべきであるはずです。
となれば、それは図を見ながら1つ1つ数えるという方法以外に何か考え方がないだろうかと考えるべきなのではないかと思います。

その子に限らず、その問題はとりあえず解けたとしても、その方法は全く応用が利かない解き方(とにかくただひたすら数えるとか、工夫するなど一切考えず、同じ数を何度も何度もただコツコツと足していくとか…。)ではと思うような解き方をする子がいますが、そういう子には必要に応じて、「その解き方は何か工夫ができない?」とか、「もしもっと数が多くなったらどうする?それでもずっとそうやって1つずつ数える?」とか、声掛けをすることもあります。

もちろん、小さい子であれば時間がかかっても待ちますし、どうしても算数が苦手という子などには数えても、ひたすらに足したり引いたりし続けても、自分で意味を理解して解けることをまずは優先しますので、個々の子やその子がどんな問題を解いているかなどによっても対応は変わりますが、少なくともこの先何年も、算数や数学を学んでいくのだとすれば、その場限り、その問題はとりあえず解けるというところで満足してもらいたくはないのです。

ただ、まだ小さい子達はそんな先のことまで想像できないとしても不思議はありませんので、そういう意味でも必要に応じて声掛けをしていくのは大事かなと思っています。

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