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2018年8月25日 (土)

考えられることは嫌がらない

1年生の段階で激しい「算数アレルギー」を発症して、1年生の終わりごろから一緒にレッスンをさせてもらっている子がいます。
当初は、助けようと思って声をかけても、その子の中でシャッターが下りてしまうと全く耳を貸してくれず、怒り出したり泣き出したりすることも珍しくありませんでした。
それでも少しずつ状態は改善し、2年生になって以降は少なくとも学校で強い拒否反応が出ることはなくなったようでした。

それでもやはり算数は好きではないようで、今でも難しそうだったり、面倒そうだったりするものは、なんとか避けたい、やらずに済ませたいという気持ちが伝わってきます。
ですので、どの程度学校より先に進めるか、学校で習う内容よりどの程度難しいものまでさせるかは、様子を見つつの状態が3年になった今も続いています。

2桁×1桁は以前にもしたことがあるのですが、3桁×1桁はまだこれからで、2桁×1桁も忘れているかもしれないと、少しおさらいのプリントをやってもらうことにしたところ、10円玉と1円玉の絵が描かれたプリントを見ながら、10円玉がいくつ、1円玉がいくつ、合わせて何円かというところはスラスラと書いていたのですが、その図で表した13×4の答えを(既にすぐ上で52円と答えているのに)、なかなか書いてくれません。

どうしてかなぁ、やりたくないのかなぁと少しの間見ていたのですが、「なんでこんなのしなくちゃいけないの?」とイヤイヤモードにスイッチが入りかけた発言が出ました。なんでだろうと思いつつ、「なんで?もうその問題解いてるよね?」というと、「どういうこと?」というので、その子の中で、図と式が繋がっていなかったのだとわかりました。
もうひと声かけると、「あ~あ!!」と言って式と答えを書き、そこからは次々と問題をクリアし始めました。

ただ、まだ筆算での解き方は説明もしていないので、図がなくなったらまた抵抗を示すかもしれないなと思いながら、式だけが書かれたプリントを渡したところ、やはり1問目でぶつぶつ言い始めました。
そこで、「ひとつだけでいいから、式の下に10円玉と1円玉を式に合うように描いてみて。」というと、絵を描いて考え初め、その後は1回分だけ図を描いては数える、図を描いては数えるを繰り返して、問題を解いていきました。
本当は1つずつ数えるのはお勧めできる方法ではないのですが、強い拒否反応が出る子でも意味を理解して時分で考えられるなら、イライラしたり、泣きそうになったりしないものなのだなと感じました。

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