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2018年8月28日 (火)

広い視野

教室を始めるときにお世話になった先生が教えてくださったことは色々ありますが、そのうちのひとつに「広い視野を持つことが大切だ」ということがあります。
「広い視野」というのは比喩的に使われることもありますが、先生が言っておられたのは、子ども達に実際にものを広く見られるように働きかけるということでした。

例えば、3つから5つぐらいの絵の中から同じものや異なるものを選ぶであるとか、数が一番多いもの、大きさが一番大きいものを選ぶとか、そういうような問題を考える際、絵を1つずつじっと見つめても比較するのは難しいため、なかなか答えが選べないというようなことが起こります。
しかし、そこに描かれている絵を一度に全部視野に入れてしまえば、問題によっては一目瞭然で判断できたり、そうでなくても5つのうち2つか3つに絞り込むことができて、それを改めて比較すればいいと判断できたりもします。

数独やカックロなどのペンシルパズルでも、一部分だけを見ていてはいつまで経っても解けないようなものも少なくありません。解きながら周囲にも目を配り、ここにこの数があるならここにはこの数は使えないなどの判断を色々な方向を見つつ詰めていかねばなりません。

私は教室で主に算数・数学を一緒にさせてもらっているので、話題が算数・数学中心になってしまいますが、勉強に限らず、そういうものの見方、捉え方はとても大事なものなのではないかと思います。

問題に向き合うときには、まず全体を眺める。全体像がつかめてから、必要に応じて細部に目をやって詰めていく。そういうことは日々の生活の中でも、他教科においても大事になる場面がたくさんあるのではないでしょうか。

その練習として、子ども達にも、「広く見る」「俯瞰で見る」ということを意識的に働きかけていけたらと思っています。

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