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2018年8月21日 (火)

興味がないこと

学校に上がる前や小1の初めから一緒にレッスンをさせてもらっているような子の場合は、教えられるよりまず考えるということが当たり前と思ってくれることが多いのですが、ある程度学年が上がってから来てくれた子や、他所の教室や塾などに通ったことがある子などの中には、勉強は教わってそれを覚え、その通りに再現することと思ってしまっている子がいます。

そういう子の場合、ちょっと面倒に感じる問題や興味が持てない問題だと、教わったやり方自体もしっかりとは頭に入っていないことも少なくない上に、その曖昧な記憶をもとに、多分こんな感じにするんだったよな~という感じで適当に解いてしまうということが起こりがちです。

今日のレッスンでも、私とはまだ一緒にしたことがないものの、学校などで既に学習済みであるはずの内容を、新しいことを学習する前におさらいとしてやってもらうことにしたところ、「あ~、これ(できなくて)怒られたやつや~。」と言って解き始めました。
恐らく習った方法というのが、基準になるものから引き算をし、出た数ともう一方の数を足すというものだったのだと思うのですが、その子はその単元を難しいと感じており、苦手意識も持っていて、その上恐らく興味もないのでちゃんと考えてみようという気持ちもない。その結果、基準になるものから引き算をし、出た数を本来足すべきもう一方の数から更に引いて答えを出していました。

苦手な子が少なくない単元でもあったので、スラスラできないのはともかく、算数というより、日常生活を送る上でも必要な知識のひとつなので、わからないと困ることも出てくるだろうと思うのですが、まだ小さい子達にはそんなことは想像できないでしょう。

興味がないことをしっかり身に着けるのは大人でもなかなか難しいことですから、嫌だと思ってしまっているものを楽しく学んでもらうのはやはりかなり難しいことではあります。
それでも、その子には「考えずにするんならしなくていいけど、もし〇〇ちゃんが大人になって、子どもに聞かれたときに『え~、わからんわ~。』って言わなあかんかもしれんよ?」と言ってみたところ、「え~。」と言って、顔つきがそれまでより少し真剣になり、自分が何を計算しているのかを考え始めました。

考えることが当たり前になっていない子達には、なんとかして少しずつでも自分の頭で考えてわかったという経験を積み重ねてもらえるよう、これからも私自身もっとしっかり考えていかないとなと思います。

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