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2018年7月10日 (火)

成長

1年生の早い段階で算数につまずき、おうちの方もその子に分かるようにと色々考えられたようなのですが、目に見える変化がなく、うちに通ってくれるようになった子がいます。
一緒にレッスンさせてもらうようになり、じっくりその子を見ていると、確かに理解するのに長めの時間が必要だったり、やり方を覚えさせたわけではなく、きちんとその子自身が考えてできるようになったことでも、しばらく時間が経つと全くできなくなっていたりと、算数に関しては、本人の努力とは比例しない感がありました。

幸い、おうちの方も何が何でも勉強ができなくてはとか、算数が得意になってほしいとか思っておられるわけではなく、その子にはその子の得意なことやよいところがあるということをきちんと見てくださっているので、何としても得意になってもらわなくては!というようには私も考えてはいないのですが、算数や数学はまだ当分避けて通れませんし、少なくとも学校の授業で困らないぐらいになってもらえたらなと思ってレッスンをさせてもらっています。

そして、その子ももう3年生になったのですが、今回のレッスンで学校の授業でのことを話してくれました。
学校ではあまりのある割り算の学習が始まったようなのですが、教室では既に学習を終えており、九九を使って考えなさいとかいうようなことは一切言いませんでしたが、その子なりに考え方を見つけ出し、スピードはゆっくりながらも確実に正解できるようになっていました。

その子が聞かせてくれたのは、クラスのある男の子が、あまりが割り算の商より多くなることはないと言って、あまりのある割り算がうまくできなくて困っていたということでした。
例えば「30÷8=3あまり6」のような場合、商が3なので、あまりは3より少なくなければいけないとその男の子は言ったということのようです。
そして、その子が困っていたけれど、自分はあまりの方が多くなってもいいとわかっていたので、そうなってもいいんだと言ったと。そして、自分はちゃんと考えているからというようなことをニコニコしながら話してくれました。

この子が算数に関して、自分はちゃんとわかっているのだと笑顔で話してくれた姿を見て、少しずつかもしれませんが、算数に自信が持てることが増えてきたのかなと思えて、なんだかとても嬉しくなりました。

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