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2018年7月25日 (水)

分数って難しい。

個人的には小数より分数の方が圧倒的に好きですし、計算する際にもその方が簡単ではありますが、小学生とのレッスンで悩む単元のひとつは、分数の掛け算、割り算のところでもあります。

分数の学習をする際、まだ分数の掛け算、割り算を教えない段階で、1個の重さが1/3(3分の1)kgのリンゴ3個の重さはという問題や、4/7(7分の4)mを4人で分けた長さという問題などが出てきた場合、ほとんどの子どもが当たり前のように「1/3×3=1」や「4/7÷4=1/7」のような式と答えを書くことがありますが、それらは意味が理解できていれば恐らく自然にできるのだろうと思います。

ただ、今日のレッスンの子の前回の宿題の中に、20個を4人で1/4ずつ分けると、1人分は何個かを問う問題があり、その子はおうちの方に教えてもらったということで、20×1/4=5という式を書いていました。
教えてもらって意味を理解したのであればもちろん全く問題はないのですが、例えば、「4個ずつ分ける」と書かれていれば「20÷4」と書くはずなのに、「1/4ずつ分ける」と書かれているのに、なぜ「20÷1/4」と書かなかったのかという思いと、個人的に、この表現なのになぜ掛け算で答えが出るのかという疑問を感じました。

よく考えれば、この問題の「1/4ずつ」というのは、全体を1とした場合の話であって、20個を1/4個ずつ分けるのでも、1/4人で分けるのでもないからということだと思いますが、まだ3年生や4年生の子がそれを理解するのは難しいだろうとも思います。

もちろん、この問題であれば、多くの子は20÷4という式で答えを出すので、これまで疑問を持ったことがなかったのですが、そして、「÷4」と「×1/4」は計算結果としては同じことなので、なんとなくわかるという子ももしかしたらいるのかもしれませんが、分数を掛ける、分数で割るというのは(特に分数で割る場合は)、子どもに、ああ、そういうことか!と実感を持ってもらうのが難しいところのひとつです。

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