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2018年7月19日 (木)

自分のことは自分で

これまで色々な子ども達とレッスンをさせて頂きましたが、過去にはあまりお役に立てないままお別れすることになった子達も何人かいました。
その中で記憶に残っている何人かの子は、本来自分でやろうと思えばできるはずのことでも、おうちの方や同居されているおじいさま、おばあさまなどが先回りして色々してあげる状態が子どもにとって「当たり前」になっているという印象を受けました。

もちろん、お子さんやお孫さんが可愛い気持ちは理解できますし、何もしてあげてはいけないなどと言うことはありません。そして、仮にあれこれしてあげていることを、お子さんがきちんとわかっていて、それに対して感謝しているのであれば恐らく心配ないのではないかと思いますが、気になった数人の子達は自分が王様、お姫様というような様子で、極端に言えばしてもらって当然、してもらえなければ文句を言うようなこともありました。

例外はあるかもしれませんが、私が関わったそういう子達は、問題に対して自分でしっかり考えるということができず、助けてくれるのを待っている。助けてくれない私のことはキライ。そういう状態で、根気強く働きかけても、自分の言うことを聞いてくれない身近な大人は私ぐらいなのか、自ら考えようとしてもらえぬままお別れになったというようなこともありました。

小さい子達にとっては、大人がすればたやすいことでも、初めはなかなかうまくできなかったりすることもたくさんあるのだろうと思います。
例えば大人にとっては重くもなんともない荷物でも、子どもには重いということもあります。
ですが、体も脳も自分でしっかり使わない限り、なかなか発達せず、時にはただ衰えていくということになるかもしれません。

もちろん、おうちの方も色々とお忙しく、お子さんを待っているより自分がしてしまう方が早いし楽というような場合もあるでしょうし、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、ただただ可愛くてということもあるかもしれません。
ただ、本当にお子さんが可愛いのであれば尚更、その子ができるはずのことはできるだけその子にさせるというのも愛情だと思うのです。

自分のことを自分でするためには、自分の頭や体を使わなくてはなりません。その分当然色々考えることも増えるでしょうし、経験も増え、工夫することも考えるようになるかもしれません。
机に向かって勉強するだけが学びではなく、日々の生活の中でその子自身が自分で考え、経験していくということも本当に大切な学びになるのだと思います。

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