不思議なこと
子ども達に取り組んでもらう課題の中に、積み木の絵を色々な方向から見てどう見えるかを描いてもらうものがあります。
どこが前になるかを指定して、前、後ろ、右、左、上から見てどう見えるかを描いてもらうようなものなのですが、以前から不思議に思っていることがあります。
見取図を前が前向きに来るように描くと、見えない部分が出てきてしまうので、斜め45度ぐらいの図を使っているのですが、その課題を初めてするときには、斜めから見えるそのままで上から見た図に描いてしまう子が少なからずいます。
それを、実際に積み木を使って見せながら、お手本はこの向きだけど、前を決めて上から見るときはここから見るということになるということを確認してもらい、どういう向きで描けばよいかを理解してもらいます。
そうして、きちんと向きを直して描けるようになった子達でも、体感的には10人中7~8人、上から見た図を斜めに描いてしまう問題があります。
2つの図の画像を貼りましたが、右の問題であれば、上から見た図を下のように描ける子が(本当はそれぞれの積み木は隙間のない状態で描きますが。)
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左の問題になると、なぜか相当の高確率で下のように斜めの向きで描くのです。
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図がわかりにくいかもしれませんが、この2つの図は上から見ると全く同じに見えるのですが、どうしてなのか、左の図を見た子の多くが斜め向きのまま図にしてしまうのです。
なんでなのか、ずっと不思議に思っていることのひとつです。(オチも予想もなくてすみません(^-^;)
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