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2018年6月23日 (土)

気づかせる声掛け

今日のレッスンでのこと。
一緒にレッスンさせてもらうようになってまだ日が浅い1年生さんですが、算数のセンスはいいものを持っている印象です。
その子と少し前から時計の学習をしているのですが、今日は「何時何分から何分後」を考えるようなところまで進みました。

初めは実際に時計の模型の針を回して確かめてもらいながら答えを書いてもらっていたのですが、分針をひと目盛ずつ動かすのは結構面倒でもあるので、何度かしてもらった後は時計なしで考えてもらうつもりでした。
そもそも、その子なら言わなくても、何度か時計で確かめて答えを書けば、自分で気づくかと思っていたのですが、1回1回合わせ直して針を回して確かめているので、「そろそろ時計使わないでできるんじゃない?」と声をかけてみたところ、極めて自然な口調で「使わないとむずかしい。」というので、もう少しそのままでもいいかなと様子を見ていました。

でも、この子ならわかりそうな気がするんだけどなと思ったので、「ちょっとだけ聞いてくれる?」と声をかけて、既に時計で確かめて答えを書いた問題を指し、「これ何時何分?」と初めの時計の時刻を尋ねてプリントに書き、「そこから分が15分増えるのよね?」と、先ほど書いた時刻の分の下に15分と書いたところ、まだそれ以上は何も言っていないのに「あ、そうやれば簡単だね。」と言って、そこからは時計を使わずにスイスイ解き始めました。

やり方を教えたわけではなく、また、分を足せばいいと言葉にしたわけでもなく、ただ時刻と、そこから進む分数とを書いただけで、あとは本人が気づいてくれたわけですが、この子に限らず、やっていく中で気づいてくれるじゃないかなと思っていることに気づいてくれないことが時々あります。
それでも、先に説明するのではなく、子どもが自分なりに考え、実際に確かめたりする中で、別の方法もあるよ、その方が間違いにくいよ、簡単だよ、と知らせたいときには声掛けをするようにしています。

あ、それ簡単だ!と感じれば、自然に取り入れますし、初めに説明されるよりずっとしっかり頭に残るような気もします。

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