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2018年6月 8日 (金)

好不調の波

1年生の頃はほぼ毎時間のように不調に陥って、レッスンがほとんど進まなかった子が、2年生以降急激な安定感を見せ始め、4年生になった今では頼もしささえ感じられるぐらい、落ち着いて問題に取り組めるようになりました。

そんな中、前回のレッスンで珍しく途中からここ最近では見たことがないぐらい突然の絶不調に陥り、本来のその子であれば全く苦もなくできるであろう問題に悪戦苦闘をし始め、最終的には、9個のリンゴを兄と弟が分ける場合を表に書くだけのものを(兄が0なら弟が9、兄が1なら弟が8・・・という感じで。)、なぜか兄が1なら弟は1、兄が2なら弟が2…と書き、おかしくない?と言うと今度は、兄が1なら弟は9、兄が2なら弟は18と、またも全く違う数を書き始め、どう声掛けをしても戻ってこられなくなり、とてもとても久しぶりに涙がぽろぽろこぼれ始めた後、悪態をつき始め、これはもう今日は無理だなと、時間が来たところで切り上げました。

疲れていたのかなと思い、今回のレッスンで持ってきた宿題を見ると、同じような問題を何事もなく解いていたので、嫌な記憶が蘇らないことを願いつつ、先にほかのことをして調子をキープしてもらった後で、前回どうにもこうにもお手上げだった問題を出すと、一瞬「うわ…」と嫌そうな表情を見せました。

「宿題でおんなじような問題、普通に解いてたよ?ちょっと見てみて。」と言うと、「え?ほんと?」と言って問題を読み、あっさり正解。もう1枚悪戦苦闘したので保留にしておいたものも、少し考えただけで正解。
「ね?難しくなかったでしょ?」というと、「うん、なんでできへんかったんやろ。」と。

この子の場合、不調に陥ると反応が激しく出ることがあるのですが、ほかの子達も突如として簡単なこともできなくなってしまうようなことはしばしばあって、そういうときは気分を変えたらすぐ戻ってこられる場合とそうではない場合があります。

ある程度働きかけても表情が晴れないままのときには、思い切って今日はもうそれはしないということにするのも、嫌な記憶が刷り込まれないようにするという意味でも大事なのかなと思います。
もしも嫌な記憶が残ってしまったように感じられる場合は、次回以降、本人がすっきり理解した表情になるまできちんとその問題に取り組み、嫌な記憶を書き換えられるようにすることを心がけたいと思っています。

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