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2018年6月16日 (土)

意外な反応

算数に強い拒否反応を示した状態でご縁を頂き、1年ちょっと一緒にレッスンをさせてもらっている子と、今日は余りのある割り算の学習をしました。

強い拒否反応は随分和らぎ、元々読む力や考える力はそこそこあるのですが、今でも難しいと感じるとまた拒否反応が出ることはあるため、嫌だ、難しいと感じさせない程度に、その子なりに考えてもらえるレベルで声掛けをするのがなかなか難しいところです。

余りのある割り算は導入として、絵が描かれたものを見て、実際に丸や四角で囲みながら答えを見つけてもらうのですが、鉛筆を袋に入れていく場合、クッキーを友達と分ける場合について考えてもらった後、計算式だけのプリントに進みました。

初めは色々な数を2で割ったときの商と余りを考えてもらったところ、全ての問題にマルを割られる数の分描いてから、2個ずつ囲み、それを数えて商と余りを答えていました。
もちろんそれでもいいのですが、数が大きくなるとマルを描くだけでも大変になってきますし、数が増えれば増えるほど数え間違いなども出てきがちですから、間違いが続くと拒否反応が出ることもあり、その一方で絵を描かずに考えてみるよう促すと拒否反応が出ることもあるので、ちょっと迷いつつ、次に5で割るプリントをしてもらうときに、またマルを描こうとしているその子に声をかけてみました。

「マル描いてもいいんやけど、ちょっと聞いてもいい?」
「はい、なんですか?」
「マルが7個あったら、5は何回取れる?」
「え~っと、1回。」
「で、いくつあまるか分かる?」
「2個?」

「じゃあ、13個あったら5は何回取れる?」
「2回?」
「うん、で、2回取ったらいくつあまる?」
「3個?」

そんなやり取りを3回したら、もうその後はマルを描くことなく、頭の中で考えてきちんと答えが出せるようになりました。
考え方を教えたわけではないですし、難しいと感じるようならまだマルを描いていいことにしようと思っていたのですが、その段階でその子なりに考え方がわかったようで、全く抵抗を示すこともなかったので、少し意外に感じたほどでした。

こうして少しずつ自分でわかる経験を積み重ねて、得意とまでは言えなくても、拒否反応が出る頻度がうんと下がればいいなと思います。

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