好き嫌い
もちろん例外はたくさんあると思いますが、多くの男の子は虫や乗り物が好きで、歴史に興味があり、多くの女の子はそれらにはあまり興味を示さない傾向があるような気がします。
小さい子達が絵本などを見る際にも、男の子に人気の本が女の子にはさほど人気ではなかったり、その逆に女の子が好きな本は男の子はあまり興味を示さなかったりというようなことがあります。
そういうのを見ていると、やはり、好き嫌いの傾向もある程度持って生まれたものがあるのかもしれないなと思います。
今日のレッスンで、年長の女の子がレッスンの終盤、ハサミを使って簡単な紙工作をしたときにも、こんなに反応が変わるのかと思ったことがありました。
前回の課題と今回の課題は、切り方や切った後の紙の組み合わせ方、動かし方など多くの部分が似ていました。
それに対して、前回はとても嬉しそうに作り、帰るときにも手に持って、引っ張ったり戻したりしながら帰っていったのですが、今回は出来上がってもあまり嬉しそうではなく、代わりに私が引っ張ったり戻したりして見せても、目が輝くことはなく、楽しんでもらえませんでした。
課題の違いは、前回のものはサンタクロースが煙突からおうちに入っていくもので、今回のものは列車がお山のトンネルを行ったり来たりするものでした。
サンタさんにはあんなに嬉しそうにニコニコしていたのに、列車が動いてもちっとも楽しそうではないのを見て、こんなにもはっきり興味のありなしが表情や態度に現れるものなんだなと改めて感じました。
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