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2018年5月16日 (水)

気になること

子ども達とレッスンをしていると、時々気になることがあります。
それは、蝶やカブトムシなど、昆虫の足が何本か知らない。タコやイカの足の数も知らない。そういうような、自分が子どもの頃には多くの子が知っていて当たり前、常識だと思っていたようなことが、今はもう常識ではなくなっているのだなということです。

もちろん、おうちの方が意識的にそういうものに触れさせておられる場合や、お子さん自身が興味があって実際のものを見たり、図鑑などを見たりして知っている場合もありますが、特にこの辺りで生活をしていると、普段の生活で虫取りをした経験がない子というのもいるでしょうし、そもそも、子ども同士で自然の中で遊ぶ機会というのは、昔とくらべると明らかに減っているのだろうと思います。

自分が子どもだった頃は、神戸のこの辺りでも空き地があったり、公園にも木や草が茂っていたり、道端にも土があって手入れされた草花だけでなく、雑草が生い茂ったり、花を咲かせたりもしていました。
そんな風に身近に自然があると、当然虫にも出合いますし、気持ち悪いとか怖いとかいう感情を抱くより先に、つかまえたり、触れてみたりという経験ができたりしたものです。

今でこそ虫はあまり得意ではありませんが、昔は蝶や蛾、カナブンなどは手でつかまえたりもしていましたし、近くで実際に見るので、覚えようとしなくても、足の本数や羽の枚数なども見知っていました。

今はそういう環境は意識的に自然の中に子どもを連れていったりしなければ、なかなか難しい面もあると思います。そうなると、大人がついていますから、例えば保護者の方が虫が苦手だったりすると、やはりなかなか触れてみたり、間近で見たりというのは難しかったりもするのではないかと思います。

教室に来てくれる子達の中に、トンボやカブトムシが何本足か知っているか尋ねると、知らないと答える子、4本と答える子が3~4割ぐらいいるような印象があります。
そういう子達は、中学受験をする際や中学校に進んで理科で学ぶ際に、ようやくそれを教科の勉強のひとつとして知り、テストなどに備えて覚えることになるのかもしれません。

うちの教室では理科はしないので、それ以外はあまり直接「ああ、知らないんだな」と感じることはないのですが、魚や草花などでも、勉強とは関係なしに、釣りをしたり、手づかみしたり、押し花を作ったりなど、色々と実際に触れて、見て、経験することで、確かな記憶、知識になるものはたくさんあるのではないかと思います。

まだ時間の余裕がある小さいうちには、机に向かってのお勉強より、そういう学びの方がより大きな力になるのかもしれないなと思います。

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