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2018年4月27日 (金)

不思議

今日のある3年生さんとのレッスンでのこと。
主に角度の問題をしていたのですが、どう見ても90度より遥かに小さい角度に100度より大きな答えを書いたり、三角形の2つの角度が分かっていて残りの角度を求めるのに、突然計算がおかしくなって頓珍漢な答えが出てきたり、極めつけは時計の長針と短針の作る角度などの簡単なものを考えていたときに、角度と時間と分が混乱してしまったのか、時計の文字盤の絵の11から12までのところが何分か尋ねたところ「1分」と答え、1時間と混乱していそうだなと、1分は1目盛りよね?と確認したのに、次に答えたのは「6分」。その他にも次々なんだかおかしな答えを連発していたので、疲れているのか眠いのかと思っていました。

しかし、なぜか多くの子が苦労する、テープを折り返した図を見て角度を考える問題や、これまた、これまでその問題に取り組んだ子で全くのノーヒントで解いた子は記憶にない、いたとしてもこの十数年の間に数人だと思われる問題を、苦もなく解いてしまい、私の頭の中は「????」という感じでした。

多くの子が難しいと感じる問題を簡単に感じ、簡単な問題で何かおかしなスイッチが入っていたような状態での1時間でしたので、本当に不思議でしたが、その子にとったら多くの子とは難しく感じるポイントが違ったのかもしれないなと、次回もう少し同じような問題があるので、どんな反応をするのか見てみようと思います。

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