子ども達に救われる
今日のレッスン中、不動産屋さんから電話があり、見積もりが出たとのことだったので、子ども達に事情を言って、そのまま電話を受けて話をしました。
見積もり金額を言われたとき、自分としてはかなり大きく見積もってこのぐらいは覚悟しておこうと思っていた金額の3~4倍の金額を言われ、一瞬頭が真っ白になったのですが、同時に教室にいた女の子2人の顔が変わったような気がしました。
電話を切った後、なぜかまだ子ども達が複雑な顔をしていたのですが、「ちょっとびっくりし過ぎて、何言われたか忘れたわ…」と言ったところ、気の毒そうに私を見ているので、「もしかして聞こえた?」と尋ねると、こくりと頷き、「声大きかったから。」と…。
しかし、本当に動揺したようで上のひと桁しか覚えておらず、「びっくりし過ぎて、いくらって言われたかホントに忘れたわ」と言ったところ、ひとりは声に出して、もうひとりは両手で上2桁を出して教えてくれました。
新小4と新中3の2人だったのですが、その子達が聞いても固まるぐらいだったんだなと思いつつも、気の毒そうな表情とか、気を遣いつつおずおずと指で金額を教えてくれる姿とかが何とも可愛らしく、ちょっと気持ちが紛れました。
ありがたいことに、子ども達とレッスンをしているときは、辛いことや苦しいことも忘れられる性格?のため、レッスン中はほぼ大丈夫でしたが、それにしても…。
管理会社の担当の方からも、その方も驚く金額に、これはほかにも見積もりを取ってみたほうがいいと思うと言われ、結局まだしばらく工事の目途すら立たないことになりました。
直るまでに台風などが来ないことを祈らずにはいられません…。
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