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2018年3月20日 (火)

詰める力

確か高濱先生が使われる言葉に「詰める力」というものがあります。
わかりやすく言えば、論理立ててひとつひとつ条件を押さえ、きっちり答えに辿り着くというような力を指しているのだと思いますが、応用問題などになればなるほど、この力は大事になってくるように思います。

いくつか条件が提示されているとき、どれか条件を読み飛ばしてしまえば、どれだけ考えても答えが出ないとか、間違った答えが出るということが考えられます。
また、条件を読む際にも、どの条件を優先して扱うかなど、その読み方なども大事になってきます。

今日のレッスンである子が取り組んでいた問題で、23から123までの整数で、奇数の和と偶数の和ではどちらがどれだけ大きいかを考えるような問題がありました。
こういう問題の場合、反射的に全部で100個で、奇数偶数はそれぞれ50個ずつと思ってしまうことは少なくありません。今日の子も尋ねると「100個」と答えました。
次に、どちらも50個ずつであれば、和は同じになるかどうか尋ねたところ、深く考えず同じになると思うと答えました。その後も、出題者がひっかかるかもと思っているであろうポイントにきっちりと引っかかり、なかなか正解に辿り着きません。

こういう問題では、どれだけ考えても、最初に全部で100個と思ってしまった時点で絶対に正解できなくなります。そこでほんの少し注意深く問題を見れば、23も123も奇数なわけですから、奇数で始まり奇数で終わるのであれば同じ数ではないはずと気づくことはできるはずです。
それにさえ気づければ、同じでなければどちらかが1個多いということはさすがに気づけるはずですから、全部で00個じゃないんだな?と自分の勘違いに気づくこともできるでしょう。

ほかにも、条件が4つ、5つ与えられていて、その条件を満たすものがどれかを読み解くような問題であれば、図を描いたり、表を描いたり、整理しながら解いていかなければ、条件がごちゃごちゃになって間違う確率は上がります。

問題が難しくなればなるほど、詰める力は不可欠になることを思えば、そういう「詰める力」を身に着けるためにも計算パズルや論理パズルなどは役に立つのではないかと思います。
特に、小さいお子さんに計算ドリルなどをたくさんさせるのであれば、そういうパズル問題に取り組ませる方が効果的な場合が多いのではないかと思います。

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