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2018年3月26日 (月)

わかってもらうまで。

小さい頃から通ってくれている子達にとっては、自分が何をしているのか理解して先に進むのが当たり前という場合が多いのですが、学年が上がってから来てくれることになった子達の中には、習ったことを再現するという勉強が当たり前になっていて、自分が何をしているのか、なぜそうすれば解けるのかなどを考えないまま問題に向き合っているような子もいます。

それは子ども達が悪いわけではなく、学校でも塾でも、まず新しい学習内容の説明から始まり、例題を解説したりした後で類題に進むという流れが一般的ですから、自分達で考えるより先に教えられてしまい、勉強というのはそういうものなのだと思ってしまうのでしょう。

先月から通ってくれている高学年の子は、うちに来る前に塾にも通い始めており、やり方を覚えて解くというのが当たり前になっているところがあります。
この子に限らず、そういう子達に文章題などを考えてもらうと、とりあえず見切り発車的に解き始め、違っていそうだとまた違う計算をしてみたり、こちらの反応を伺ってみたりと、本人が自信を持って解いているのとは違う状態になることが少なくありません。

決められた時間内にここまでやらねばならないというようなきっちりとしたカリキュラムがある場合、子どもが気づくまで待つというのもなかなか難しいのでしょうから、学校や塾などではやむを得ない面はあると思いますが、せっかくうちに来てくれたのであれば、とりあえず何か計算してみたというような様子の子には、それは何の計算をしているのか、その計算をしたら何が求められるのかを尋ねたりして、とにかく考えてみてもらうよう働きかけます。

そうやって、きちんと意味を理解して解いた1問と、意味はよく分かっていないままやり方を真似て解いた10問とでは、前者の方が身になる可能性は十分にあります。であれば、よく考えずに10問解く間にじっくり時間をかけて1問解ければ、それでも大丈夫と言えるかもしれません。(問題の内容などにもよりますので、あくまでもたとえですが。)

考えて意味を理解するということが習慣づいていない子達には、初めのうちはどれだけ時間がかかっても自分自身が何をしているのか「わかった」と感じてもらえるまで、じっくり向き合ってもらうよう努めています。

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