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2018年3月19日 (月)

突然の変化

先日の幼児さんとのレッスンでのこと。

幼児さんには色塗りをしてもらったり、紙切りをしてもらったりすることもあるのですが、色塗りの際、幼児教室などでは線からはみ出さないように、また塗りムラなく、白いところが残らないようにという指導を徹底されるところもあるのだと思うのですが、そのお子さんは小学校受験をされるわけではなく、また元気な男の子さんということもあり、はみ出さないようにということは言っても、塗りムラについてはあまりに白いところが残っているようなとき以外はやんわり言うぐらいにしていました。

今回のレッスンでは課題がパンジーとタンポポの絵に色を塗って切るというものだったので、テーマ的にもあまりやる気にならないかもしれないなと、残り時間の加減もあり、ひとつは私が色を塗ることにして、どちらか一つを選んでもらいました。
パンジーを選んだその子は勢いよく葉の方から緑を塗り始め、割とざっくりした感じで全体を塗った後、花を塗り始めました。
すると、なぜか華の部分は全く白いところがない上にはみ出すこともなく、まんべんなく濃く塗りこめられていくのです。これまでそんな風に塗ったのを見たことがなかったこともあり、「すごいね!お花とってもきれいに塗れてるね!」と素直に驚いて言葉にしました。
すると、私が塗っているタンポポの花を見て、「それ、きれい」と褒めてくれた上に、お花を塗り終わった後は、「あ、ここ白いとこあった!」と言って、先ほどざっと塗った葉の方を更に塗り始めました。

お花がまんべんなく美しく塗りこめられた結果、葉との違いに自分自身が気づいたのかもしれません。
美しく塗られたお花を、嬉しそうにお母さまに見せている姿を見て、注意をしなくても自分がその気になればこんなにあっという間に変わるんだなと、改めて感じました。

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