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2018年2月28日 (水)

センスを感じる

受験塾と並行してうちに来てくれるようになった現5年生さんのふたりを見ていると、どちらの子も「教えられたことを覚えてその通りに解くことしかできない」という状態とは全く違っていて、むしろ、え?どうやって考えたの?と驚くぐらいひょっこり答えを出してきたり、色々な値を当てはめてみるような問題でも、やみくもにやるのではなく、きちんともう片方の数字も意識しながら、あり得ない組合せは最初から外して考えていたりというような、この子、算数得意なんじゃないの?と思わせてくれる場面にしばしば出合います。

でも、それぞれの子達がうちに来てくれることになったきっかけは、塾の算数ができない、成績が思わしくないという理由だったんですよね…。
このギャップは何なんだろうなと、不思議な気持ちになります。
もちろん、一斉指導の塾では、毎回カリキュラムが決まっているでしょうし、その通りの進度で進まないと色々不都合が出てくるでしょう。その上子どもの人数も多いので、一人ひとりの表情を見ながら、理解の度合いを見ながら…というのは無理だということはよくわかります。
でも、でもなぁ…と思ってしまうんですよね…。

人は得意なことや好きなことがそれぞれ違いますから、勉強に限らず何事でも同じように努力しても同じようにできるとは限りません。ですから、算数が苦手な子にはとにかく教えて覚えさせて反復させるというのもひとつの方法だろうと思うのですが、算数が好きな子、センスがある子達にまで、その方法しかないのだろうかと思うのです。

塾の授業の進度は驚くほど速いので、ゆっくりじっくりでいいよと言ってあげられないのが辛いのですが、それでもここではできるだけ1つ1つの問題を納得いくまで考えてもらうよう心がけて、自分でわかる喜びを積み重ねてもらいたいなと思っています。

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