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2018年2月27日 (火)

ジレンマ

子ども達とレッスンをしていると、子どもが泣き出してしまうことがあります。
幼い子などでは眠さに耐えかねてとか、寝起きでご機嫌ななめでとか、そういういかにも子どもらしい原因の場合もありますが、小さい子達の中には問題を見て難しいと感じた途端泣き出すという状態を一定期間繰り返すような子もいます。
過去には年中さんで半年近く、レッスンに来て問題を見ると毎回のように泣き出し、レッスン時間の半分近く何もできないという状態が続いたという子もいましたが、そういう子達はみな、成長に伴って、自分が泣いていたこと自体を忘れてしまったかのようにぱったり泣かなくなるというのも不思議だなぁと思っていました。

そういう経験を重ねているので、問題を見て、本来その子ならできるはずのものなのに泣き出してしまうような場合は治まるまでは無理に泣き止ませようとせず、様子を見るようにすることが多いのですが、ごく稀に学年が上がっても問題がすんなり解けないと泣き出してしまう子がいて、そういう子とレッスンをするときにはいつもジレンマに陥ります。

怒って泣かせたとかではありませんし、本来なら解けるはずもののを提示していますので、何で泣くんだろうと思いますが、やはり泣かれるのはこちらとしても辛いわけです。で、慣れてくると、あ、これ泣きそうかも…というのがわかることがあるのですが、そのときにジレンマを感じます。泣かれたくなければそこでやり方を教えてしまえばよいわけです。でも、本来その子ならできるはずのものを、泣かれたくないからとやり方を教えてしまうのは、その子の考える機会を奪うことになると思うので思いとどまるのですが、その結果泣かせてしまったら、その後しばらくはレッスンにならない場合もあったりするので、どうするのがその子にとってよいのか自分でも迷いが残ります。

恐らく何年やってもずっとこうして何らかのジレンマを感じ、試行錯誤を続けていくのだろうなと思います。

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