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2018年2月 6日 (火)

もどかしさ

中学受験をする予定の現5年生さんと新たにご縁を頂くことになりました。
受験塾と並行してうちにも来て頂くということと、現状のお話を伺い色々ご相談させて頂いたことから、しばらくは塾のテキストの次回の授業内容を、まず何の説明もなしに考えてみてもらうということをしてみることになりました。

受験塾のオリジナルテキストはもちろん私のところにはありませんので、ひとまず初回のレッスンでさせて頂くことになる範囲のページをレッスンより前に見せてもらいました。
しかし、初回の内容を見たところ、これ、全部解説とかなしでできるんじゃないの?という疑問が。

これまでに何をどこまで習っているかは確認していなかったので、私がそう思うだけで、小学生には簡単ではないのかな?とも思いましたが、どう見ても解説不要なものがいっぱいある気がして、念のためと「これ、何も説明とかされなくても解けることない?小学生にはそうでもないのかな?」と、なるべくプレッシャーにならないような言い方で尋ね、「ちょっと考えてみてくれる?わからなかったら助けるから。」と、例題の解説部分を全部隠した状態で問題を見てもらったところ、やはり次々に解いていきます。

来てくれることになったきっかけは、「習ってないから解けない」というようなことを頻繁に言い、塾での算数の成績も伸び悩んでいるからということだったので、そういう状態のその子が何の解説もされずに解ける問題を、塾ではきっとみんなが先生の説明を聞かされ、教えられた通りに再現しようと努力することになるのでしょう。

それっていったい誰のためになるのでしょう…。子ども達は教えられたことを再現するだけだから、楽しさを感じることはほぼないでしょうし、解けた喜びも感じづらいでしょう。更には教えられたことですから、定着度も低く、更には忘れたら解けないと思い込んでしまう子も少なからずいるはずです。

もちろん、子ども自身が考えた方法では回りくどかったり、ミスしやすかったりという場合もあるでしょうし、教えないとさすがに自力で解くのは厳しいかもという問題もあるでしょう。
でも、そうであれば、そういうものだけを教えればいいのではないのでしょうか。
なんとももどかしい気持ちになります。

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