« オフ | トップページ | お休みさん続出中 »

2018年1月23日 (火)

折ったり切ったり

空間認知の能力はかなり持って生まれたものに左右される印象を持っていますが(計算問題やグラフの問題など、図示したりすることが可能なものと違い、コツコツ努力しても、苦手な人はなかなか克服できないものという印象)、苦手であれば尚のこと、小さいうちから自分の手で色々と折ったり切ったり組み立てたり広げたりという経験を数多くすることが大事なのだろうと思います。

今日、その辺りがかなり苦手な中学生とレッスンをしていたのですが、中学の数学になると、図形の問題は避けて通ることが難しく、中3で習い、入試にも出しやすい三平方の定理を利用した空間図形の問題などは、解けないと随分不利になるだろうと思います。
私は空間図形は苦手ですが、これまで実際に色々な物を使って目に見える形にして確かめるなど繰り返してきたことで、多少わかるようになりました。それはあくまでも、元々はイメージできなかったものも、実際に目で見て経験として脳にインプットされたから、それを思い出して考えているという感じです。(見たことのない空間図形で、これまでの経験から応用できるようなものでなければ、実際に作ってたしかめなければ解くことができないという感じになります。)

図形が苦手な中3の子は、不等辺三角形のひとつの頂点が対辺のある点に重なるように折ったときの折り目を作図しなさいという問題で(これは平面図形なので私はそう苦労はしませんが。)、なぜかあり得ないようなところに線を引こうとしました。
全くイメージできていないようだったので、実際に紙を使って折ってみせて納得してもらったのですが、子どもの頃にあまり折り紙や切り紙などをしなかったとも言っており、図形が苦手なのにそういう経験を積んでいなければ、そりゃあなかなかイメージできないだろうなと思いました。

さすがに今の時期になって図形問題をいちいち実際に作って確めるなどするには時間が足りないと思いますし、その分を他の内容や教科でカバーする方が得策だと思いますので、その子には試験では図形問題は簡単にわかるもの以外は後回しにして、時間があれば解くようにと言っていますが、まだ小さい子達であれば、少なからず効果があるはずです。

昔ながらの折り紙、切り紙、積み木など、昔の方はわかっていたのかどうかわかりませんが、図形に関する能力を自然に伸ばすとてもよい遊びがたくさんあります。
小さい子がいるご家庭では積極的に取り入れて頂けたらなと思います。

|

« オフ | トップページ | お休みさん続出中 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 折ったり切ったり:

« オフ | トップページ | お休みさん続出中 »