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2018年1月26日 (金)

今日も驚かされた

子ども達とレッスンをしていると、しばしば、すごい!そんな風に考えるんだ!とか、そんな問題もできるようになったんだ!とか、驚かされたり、感動させられたりすることがあります。

今日のレッスンで、面積の学習をしていた3年生さんがいました。
問題の中の1つに、多くの子が引っかかる問題があり、答えを出すことができても試行錯誤をしてやっとだとか、少し助けが必要だったりとかいうことも少なくないというものでした。

その問題というのは、周りの長さが100cmの長方形があり、縦の長さより横の長さの方が4㎝長いという条件が与えられていて、縦横の辺の長さとその長方形の面積を求めるというものです。

盛大に引っかかる子は縦と横で100cmになるような答えを書いてしまうこともありますが、ありがちな間違いは100cmを4で割って、25cmから4cmを引いて、21cmと29cmのように8cm違いの答えを書いてしまったり、21cmと25cmのように全部で100cmにならないような答えを書いてしまったりというものです。

もちろん、学年が上がっていればこのぐらいできて当然なのかもしれませんが、教室でこの問題をする子のほとんどが3年生で、それもやり方、考え方を教わることなく、自分で考えてみるというものですから、勘違いも少なくありませんし、なかなか答えに辿り着かない子には正方形なら1辺が何cmになるかをまず考えてもらい、横を1cm延ばすと縦は何㎝になるか考えてもらって、問題に合う答えを探してもらうというようなこともします。

しかし、今日のその子は見ていると、少し考えた後、計算用紙にいきなり92÷4の筆算を書きました。
え?92?と思ったのですが、もしかしたらちゃんとわかっているのかもと、黙って成り行きを見ていたところ、一発で縦23cm、横27cmの正解を出しました。
4㎝違うから、その2倍の8cmをのけてから4で割ったということなのだと思いますが、この問題の一般的な計算の仕方は100÷2をしてから50-4で46。46÷2で23という流れだろうと思いますので、その子がやり方を教わることなくその解き方に気付いたことに驚き、感動しました。

この驚きや感動は、こちらが先に説明して、それを参考に問題を解かせている場合には味わうことができないものです。こんなに素敵な気持ちを味わうチャンスを逃している指導者の方達は本当にもったいないことをしているなと思います。

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