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2017年12月13日 (水)

持って生まれたもの

子ども達を見ていても、自分自身の子どものころを振り返っても、勉強に限らず、スポーツ面や芸術面、その他、色々な能力について、「持って生まれたもの」というのがあるのだろうなと思います。
例えば、一流のスポーツ選手の多くは小さい頃から運動能力が優れていたという人が多いようですし、同様のことが芸術面や学業面などでもある程度言えるのではないかなと。

ですから、色々な子ども達とレッスンをしていると、時々「ああ、羨ましいなぁ」と感じる子どもに出会うことがあります。
自分が子どもの頃苦労していたことをいともたやすくやってのけてしまうような子。私はなんとか努力で補ったことを当たり前のようにスラスラ解いてしまうような子。そういう子達を見ると、一度でいいからその脳を借りて、どんな感覚なのか体感してみたいものだなと思います。

今日のレッスンでも、ある子が学年を考えれば結構難しいはずの問題を、やり方を覚えているというわけではなさそうなのに(そもそも私はやり方だけを教えるようなことはしませんし、内容的にまだおうちでどなたかが教えたということもないはずのところでしたので。)、次々と苦も無く正解していく姿に、しみじみ感心しました。

例えば、私たちはもう大人ですから、100目盛りで2000グラムなら1目盛り20グラムということはすぐわかりますし、ぱっと閃かなかったにしても、2000÷100の計算は簡単にできるわけですが、まだ学校ではかけ算を習ったばかりぐらいの段階であれば、2000÷100はわからなくて普通でしょう。
このような問題の場合、やり方を教えなければ、多くの子は1目盛りの見当をつけ、1、2、3、…で合わなければ2、4、6…、5、10、15、…、10、20、30…というように、数えてみて合うものを見つけ出すのですが、「100目盛りで2000グラムなんだけど」とだけ言えば、少し考えてすぐに「20グラム」と答えるような子が一定割合いるのです。

今日のその子もそのタイプで、500グラムの秤の文字盤も、1キログラムのものも、2キログラム、4キログラムのものも、紙に何かを書いて計算するでもなく、あっという間に答えを出してしまい、そのスピードに驚きました。

このように、能力差、興味の差は必ずどの子にもあるものだと思いますので、算数が好きな子、得意な子はよりできるようになってもらいたいと思いますし、苦手な子はまずは苦手意識をなくしてもらえたらと思って、日々レッスンをさせてもらっています。

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