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2017年11月25日 (土)

頼もしくなったね

これまで何度も書いている子のことですが、今日のレッスンでも改めて本当に成長したなぁと感じることがありました。
学校では掛け算の学習が始まっているようですが、まだ全ての段は習っていないとのことで、暗唱もできる段とできない段がある状態でした。
とは言っても、教室では九九の暗唱はさせず、考えて答えを出すということに重きを置いていて、覚えるのは学校で覚えるよう言われてからでいいと思っていますので、その子も覚えていない段も答えは出せるはずです。

ただ、これまでの子達の中には学校で公式を習ったり、九九を暗唱するようになったりすると、それまでは考えていたのに、覚えたことを思い出すことに一所懸命になり、思い出せなければ解けないと言い出すような子もいました。
また、この子自身、教室で一緒にやったことを、少し違う方法でおうちや学校で教えられると、こちらでは意味が分かるように、何をしているかわかるようにと努めているのですが、どちらのやり方も曖昧になって、できていたことができなくなってしまうようなことも過去には何度かありました。

そういうことが繰り返されると、この子は算数に関してはちょっと辛そうだなと思うこともなかったとは言えません。
この子にはほかにたくさん素晴らしいところがあるので、たとえ算数が苦手でも、それもひとつの個性なんだろうと思っていましたし、できることなら学校の授業で困らないぐらいになってくれたらいいのになと、以前は思っていたのです。

それが、学校で九九を一部暗唱し始めても、まだ習っていないところはしっかり考えて答えを出している上に、実は算数のセンスが結構よさそうに感じる子達でも、暗唱をしていない段階では、×8や×9であっても、2回足して、それを2回足して…のように繰り返し足し算をして出すような子もいますし、6×7などを考える際、大抵の子は5の段の答えを出すことは結構簡単にできるので、「7×5はなんだった?」と尋ねると「35」と答えられた場合、「6×7」は「7×6」と同じだから、35に「7」を足せばいいのですが、式が逆に書かれていると、「6」を足してしまうというようなミスをする子も珍しくはありません。

しかし、その子を見ていると、私は全く何も言わずに見て頂けなのですが、「×8」の式は当たり前のように×10から2回分を引くという方法で考えており、またその2回分の足し算の計算もいつの間にか随分と速くなっているのです。
また、×5の答えにあと1回分足せばいいような考え方をしたときなども、ちょっと考えてから動き出し、全くミスをしないのです。

計算のスピード的にはややスローではあるものの、本当に力をつけたなぁと、しみじみ感心しました。
1年生の頃のあの子はもう今はどこにも見当たらなくなったようです。

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