« 10月最終日 | トップページ | 季節の変わり目 »

2017年11月 1日 (水)

11月スタート

早11月。今日は風邪気味の子もいたり、レッスン途中で不調に陥る子がいたりでしたが、今月もみんなしっかりがんばってくれるといいなと思います。

今日は中3の子とのレッスンもあったのですが、その子の現状を見ていると、昔の自分もそうやっていたなと思う場面に時々出合います。
方程式でなければ勝手に分母を払ったり、小数を整数になるように直したりしてはいけないことなど、今は当然のことだとわかるのですが、中学高校の頃、どういう場合は通分しかできなくて、どういう場合は分母を払ってもいいのか、はっきりとわかっていなかった記憶があります。
また、因数分解などでも、式の途中に+や-が入ってしまっているような答えを書いてバツをつけられ、なぜそれが間違いなのか、意味は理解できないものの、こういうのは間違いなんだなと、経験で覚えたような、そんな記憶もあります。

当時、先生方はもしかしたらきちんと説明をしてくださっていたのかもしれません。(というか、当然してくださっていたのだろうと思います。)でも、一応授業は真面目に聞いていたはずの自分の記憶にも残らなかったということは、私程度の理解の子は少なからずいたのではないかなという気もします。

ですから、今目の前にいる中3の子があの頃の私と似たようなことをしていたとしても無理はないのだと思うのですが、私はあの頃からもっと考えて算数・数学をしていたら、今頃はもっともっと難しい数学もきちんと理解して、無事に中学校の数学の先生になれていたかもしれませんし(もちろん、そんな仮定は全くの無駄なのはわかっていますが。)、そういう思いがあるからこそ、子ども達にはとにかくやり方を覚えるのではなく、意味を理解してほしいと伝え続けています。

その中3の子も小学校高学年から中1の途中まで数年間は、もう耳にタコができるぐらい言い続けられたはずなのですが、まだまだ伝え方が足りなかったんだなと反省もしつつ、その一方で、一斉指導の学校教育というものはどうしても受け身になりがちで、記憶に残りづらいものだよねということも改めて痛感します。

大学入試改革に伴って、アクティブラーニングなるものが教育現場に導入されつつあるようですが、それが本当にきちんと実践されるようになれば、勉強を楽しいと感じられる子どもも今より増えるかもしれません。是非そうなってほしいものだなと思いますが、まずは差し迫った中3の子を、入試までに「意味を考える癖」をどこまで身に着けてもらえるか、がんばらねばと思っています。

|

« 10月最終日 | トップページ | 季節の変わり目 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 11月スタート:

« 10月最終日 | トップページ | 季節の変わり目 »