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2017年10月 6日 (金)

8分の1円

今日のレッスンでのこと。
一般的には3年生がする問題ではないのだろうと思いますが、分数の学習が済んで、大きな数の学習をしていた子が、復習で分数を使って考える文章題をすることになりました。

問題は3問あったのですが、そのうち1問がこのようなものでした。
2000円を持って買い物に行き、持っているお金の8分の3で鉛筆3本を買い、残りのお金の5分の4でノートを5冊買った。鉛筆1本の値段、ノート1冊の値段、残ったお金をそれぞれ求めなさい。

その1問目の答えを書いたようだったので、ふと見ると、そこには「1/8円」と分数で書かれていました。
問題に「3/8」で鉛筆3本を買ったと書かれていたので、1本あたり1/8だと考えたのだろうということはわかりますが、1/8円って…(汗)

「ねえ、1/8円ってそんなお金あるの?1円玉を8個に分けるの??」とつっこむと、笑いながら「え~」というものの、勘違いしているため、すぐにはわからない様子でした。
そこで線分図を描くように言って、全体が2000円、そのうち鉛筆3本がどこまで、ノート5冊がどこまでになるかを描いてもらいました。
図が描けたのを確認してから、「じゃあ、それ見て考えてね。」というと、その後は正しい答えを出すことができました。

ぱっと見、とても3年生が解くような問題ではないのでは?とお感じになる方もおられるかもしれませんが、分数の意味を理解しており、線分図で8等分の図が描ければ、そう難しいことではありません。
2000÷8の計算もその子は既にできるようになっているのですが、仮にそれが難しかったとしても、線分図のまん中を指して、そこまででいくらかを尋ねれば、恐らくみんな1000円だと答えることはできるはずです。
更にその1000円にあたる長さのまん中を指して、そこまでいくらか尋ねると、それも500円と答えられる子がほとんどだろうと思います。(教室の子で、このような問題をする段階になってもそれが答えられなかった子は記憶にありません。)あとはその半分を考えればよいので、2000÷8の割り算ができなかったとしても、図を見ながら答えを求めることは3年生でもできるはずです。

やり方を覚えるのではなく、意味を理解する。図を描く。それは本当に大事なことだと思います。

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