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2017年10月28日 (土)

確かな変化

まだ1年生なのに、算数にかなり強いアレルギーが出てしまっているということで、1年生の終わり近くから来てくれている子がいます。
一緒にレッスンをするようになってからもなかなか拒否反応が消えず、助けようと思って声をかけても、その子なりのこだわりがあって「これじゃダメなの?」と何度も尋ね返されたり(もちろん、その方法でその子が苦労していない、もしくはミスする可能性があまりないなど、許容できる方法ならOKするのですが。)、明らかに顔をこわばらせて、こちらの言葉が耳に入っていないなと感じることが多いまま、数か月が過ぎました。

その後、少しずつ拒否反応が和らいできたかな、強いこだわりが少し緩んできたかなと思えることが増えてきていましたが、今週のレッスンでは掛け算を学習していて、また嬉しい変化が見えました。
その子が学校で困らないようにだと思うのですが、おうちの方が夏休みのうちに九九の暗記を始めさせておられたようで、本当は暗記の前にこちらで一緒にしたかったんだけどな、覚えちゃったら考えてくれないかもなと、少し不安に思ってレッスンを始め、今週が3回目でした。
九九はしっかり覚えているものと、まだ記憶が怪しいものがあるようで、唱えてもわからない、自信がないようなものが出てきたら、その子はどんな反応をするかなと、少し緊張しながら様子を見ていました。
以前のその子であれば、難しそうで不安になると、途端に顔がこわばり、「わかんない。わかんない。」と言い出すことも珍しくありませんでしたので、その表情を見るのは辛いなと思っていたのですが、全くこちらに尋ねてくることなく、渡しておいた計算用紙に〇を描いたり、□を描いたりしながら、その数を合わせたらいくつになるかを穏やかな表情で考えていたり、初めて見るような問題が出てきても、穏やかな表情のまま、すんなり問題に向き合っていたりして、こんなに変わったんだなぁと、本当に嬉しく思いました。

自分で考えられる、何を考えているのか意味が分かる、それはこんなにも心を落ち着けるんだなと、その子を見ていて改めて感じました。

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