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2017年10月11日 (水)

謎の現象再び

先日、なぜか2の段のかけ算になると突然答えが4の段のかけ算の答えになる謎の現象に見舞われた子が、今週のレッスンでも再び謎の現象に陥りました。(笑)

かけ算の順序の件ではかけ算に順序はないという主張の方がおられ、それについて書くと批判を受けることがありますが、少なくとも小学校の算数では「2の5倍」は「2×5」であって、「5×2」とは区別して教えられますし、20円のものを3つ買った場合の代金は20円の3倍であって、3つの20倍ではないので、「20×3」の式でなくてはいけないというのが、算数の世界でのルールなのだと思っています。また、その他にも、単位を意識することでその後の単元でも役立つことが多いので、教室でも算数ではかけ算の式の順序は意識してもらうようにしています。

そんな中、3桁×1桁のかけ算の筆算をした後、文章問題をすることになったその子が、まず1問目、7匹のクモがいて、クモの脚は8本。クモの脚は全部で何本かという問題に「7×8」と書きました。たし算ならどう書くか尋ね、「8+8+…」と8を足していくのだから、「8×7」が正しいのだということで直してもらいました。
次の問題も逆に書いたので、また同じように考えてもらって、直してもらいました。
すると3問目。50円の鉛筆を2本買った代金を問われる問題で、2問連続式が逆だったからなのだと思いますが、今度は逆にしなくていいのに「2×50」と書きました。

そこで、2本だけだしなと、「ねえ、それ、かけ算じゃなくたし算で解いてみてくれる?」と言って、見ていました。
すると、「50+2」という驚きの式が書かれたので、「ごめん、ちょっと式は後でいいから、答えを考えて書いてくれる?」というと解答欄にはすんなり「100円」と書きました。

「そうよね?じゃあもう1回足し算の式書いてみてくれる?」と言ったのに、書くのはまた「50+2」。(苦笑)
「えっと、じゃあ、その答え書いてくれる?」というと、おもむろに「50+2=100」(!!!)と書きました。
「50+2は52じゃない?」と言っても表情がぼ~っとしたままだったので、「ちょっと後にするわ。」と言って、ほかの問題を先に進め、ある程度ほかのことが済んだ後で、もう大丈夫かなと戻ってもらったものに、なぜかその問題はダメなまま。

考えた末、紙に鉛筆2本の絵を描いてもらい、その下にそれぞれいくらかわかるように値段を描いてもらってから、もう一度式を書いてみてもらったところ、ようやく「50+50」「50×2」に戻ることができました。

50+2に100と書かれたときには、想定外で思わず笑ってしまいましたが、今回もまた思いがけない反応に出合い、なかなか新鮮な気持ちになりました。

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