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2017年9月 5日 (火)

指導者

昨日たまたま目にした精神科医の方の記事のお話なのですが、最初に、子どもを音楽家として成功させたければどの指導者に指導を受けるのがいいかという質問と3つの選択肢がありました。

1つ目はほんわか優しく教える教師
2つ目はビシバシ厳しく教える教師
3つ目は有名な音楽家

あくまでもまだ子どもで、これから音楽を始めるというような段階でということなのだと思いますが、これを見たとき、私は即答できませんでした。
この記事に書かれていた答えは1つ目の「ほんわか優しく教える教師」でした。

もちろん例外はあるのかもしれませんが、その続きに書かれていたことを読んでかなり納得がいったのですが、音楽家に限らず、その道のプロフェッショナルの方達はほぼ例外なく練習時間が1万時間を超えているそうです。
それだけの練習に耐えられたのは、子どもの頃に優しい先生が楽しく教えてくれたことで、楽しい!好きだ!と思えるようになったことによるところが大きいのだというようなことが書かれていました。

当然、どれだけ優しい先生でも、子どもが興味を持てないことを好きにさせることは難しいだろうと思いますし、本当に大好きであれば、たとえ厳しい指導者についても根性で頑張って、その結果素晴らしい成功を収められる方もいるだろうと思いますので、どんなことにも例外があるとは思いますが、確かに、何事も最初に「楽しい」「嬉しい」というような快の感情を抱けば、もっとやりたい、もっとがんばってよくできるようになりたいという気持ちになるのは自然ですよね。特にまだ小さい子ども達であれば、その傾向は尚更顕著なのかもしれないなと思います。

これを読んだときにふと思ったのが、フィギュアスケートのメダリスト達の多くは、子どもの頃は地元のスケートリンクで指導を受けて、力をつけるに従って、より著名なコーチのところで指導を受けるというように変わっていく場合がほとんどではないかと思いますし、少し前に引退された水泳の松田選手は子どもの頃からのコーチを変えず、地元の手作りの温水プールで長く練習をされていたことが話題にもなりましたが、それはかなり珍しいことだからこそ話題になったともいえるのだろうなと。

これまでは、そうやってずっとコーチを変えないのは、義理堅くて素晴らしいなと思ったりしていたのですが、もしかするとそういうコーチはたまたま最初から優しさも指導力も十分兼ね備えておられたということなのかもしれませんし、もしかすると、著名なコーチに指導を受けていれば更にすごい結果が出たのかもしれません。(こればかりは確かめようもありませんし。)

最初に指導を受けるときに何より大事なことは、もしかすると、音楽なら音楽、スポーツならスポーツ、それ自体の指導力が高いかどうかよりも、指導者が子どものやる気を引き出してくれるか、子どもが楽しいと感じられるかというような点なのかもしれませんね。
私も厳しいだけ、怖いだけにならないよう、くれぐれも気をつけなくてはと思いました。

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